昨日、ラトビアからリトアニアに入国しました。
リトアニアに入ってから、いきなりトラブルやアクシデントが多くなった気がします。
その一つが、昨日入ったスーパーの”禁酒ディ”です。
そのせいで昨夜、酒類が飲めませんでした。
何だか悶々(もんもん)とした朝を迎えたかもしれません。

でも、ホテルの窓から眺める景色は、結構、心を癒(いや)してくれます。
オーナーは”クセ強”ですが、予想以上のホテルかもしれません。

今日の予定を立てました。
1⃣バスステーション
・ワルシャワ行きバス下見

2⃣ビリニュス駅
①カリーニングラード行き列車の見学
②カウナス行き列車チケットの購入
➂カウナス行き列車下見

3⃣ビリニュスの旧市街観光(世界遺産)
①ビリニュス大聖堂
②リトアニア大公宮
➂ゲディミナスの丘&塔
④聖アンナ教会
⑤ウジュピス共和国など
こんな感じで進みたいと思います。


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~1⃣バスステーションへ~

昨日のバス路線とは違うルートで行ってみました。
昨日下りたバス停が結構遠かったからです。
もっと近いバス路線を探したいと思いました。
今日は53番バスに乗ってみます。

昨日のバスは、ホテルより西側路線でした。
今日は、東側路線です。
どちらも、やはり遠いです(泣)
近いバス停が工事中で閉鎖されていました。
まあ、とにかく、ぼくの予約したホテルは、公共交通機関から近くないということがよく分かりました。
(選んだ時はこんなはずではなかったはずですが、、)

バスステーションに到着です。
今日は、観光など盛りだくさんなので、ポッツさんには声をかけないことにします。
やりたいことが、全て終わったら、もう一度くらいはお会いしたいと思いますが、、

リガなどの待合室と比べると狭い感じがします。

タイムテーブルのボードも極端に小さいです。
でも、情報量が多過ぎます。
どこを見ていいのか分かりません。
特に、リトアニア語オンリーなので困りものです。
ようやく最終日に乗るべきバスが探し出せたので、次に行こうと思います。

ワルシャワ行きの「FLiXBUS」乗り場も確認しました。

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~駅でロシアの列車を見れるか?~

次に行くべき所は、ビリニュス駅です。

バスステーションからビリニュス駅は徒歩2分くらいです。

ビリニュス駅でやるべきことは以下の3点です。
①カリーニングラード行き列車の見学
②カウナス行き列車チケットの購入
➂カウナス行き列車下見

~①カリーニングラード行き列車の見学~

タイトルだけでは、何を見学するのかお分かりいただけないと思います。
少し、説明させてください。
ぼくは、この旅に出る前にNHKBSで「ソビエトハイウエイ」というドキュメンタリー番組を見ました。
旧ソビエト連邦の構成国で、現在独立している国を2回に分けて取材した番組です。
1回目は、カザフスタンなどの中央アジア諸国、
2回目が、バルト三国の特集でした。
その中で、特に印象に残ったのが、ビリニュス駅の様子です。

NHKBSより

リトアニアとポーランドの間には、カリーニングラードというロシアの飛び地があります。
(上の地図ではバルト海に面した赤色の土地です)
その飛び地にモスクワ発の列車が毎日1本到着します。
本国からの唯一の直行列車です。
人や物を運ぶ重要な列車だということです。

地図で見るとお分かりだと思いますが、ロシア・モスクワからカリーニングラード駅に行くためには、絶対にリトアニア領土内を通らなければなりません。
リトアニアがソ連の構成国だった頃から引かれていた鉄道路線です。
その頃なら何も問題はなかったことです。
同じ国ですからね。
しかし、独立後は話が違ってきます。
独立したことで政治体制が変わり、ロシアと袂(たもと)を分かつた形となったリトアニアとしては、自国内をロシアに勝手に列車で走られるのは安全保障上、問題があります。
だから、首都ビリニュス駅で列車を一時停止をさせ、先頭の動力車両だけ替えるのだそうです。
そのために、ビリニュス駅で必ず15分から30分停車するのだそうです。

NHKBSより

その列車がビリニュス駅に入ってくるのが朝8時15分だそうです。

NHKBSより

そして、約15分から30分程度停車するのだそうです。

NHKBSより

その列車をぼくはどうしても見たかったのです。

その番組の様子から推測すると駅から入り、黄色線に沿って高架橋に上がり、最も端の番線まで行けば、見えるのではないかとぼくは考えました。

NHKBSより

停車中のロシアの列車です。

NHKBSより

停車中に列車内にいる乗客に聞こえる音量で、ロシアのウクライナ侵攻に対する違法性残虐性を訴えかけています。

NHKBSより

プロパガンダによりウクライナ侵攻が正しいことであると思い込んでいるロシア国民への正しい情報提供だということです。

NHKBSより

さらに、停車中の列車の車窓から見えるようにホームの柵(さく)に大きな写真が掲げられています。
(写真をよく見ると有刺鉄線(ゆうしてっせん)に掛けられているように見えます)
ウクライナ侵攻で被害を受けたウクライナ人民の様子が分かる生々しい写真です。

NHKBSより

ロシアの乗客は、情報統制?情報操作?があるので、写真の真実を知らない可能性があります。
しかし、それ以上に、元ソ連構成国のリトアニアという小国が、公然と大国ロシア非難を行っていることを知らしめることが大きいのだと思います。
大国ロシアにとっては、以前は、「カラスは白い」と言っても逆らえなかった小国です。
その小国が、今、反旗(はんき)を翻(ひるがえ)しているわけです。

番組では、リトアニア鉄道と写真家たちが行っていることになっています。
でも、当然、リトアニア政府は知っているに決まっています。

NHKBSより

リトアニアは、この活動を毎日繰り返しているのだそうです。
これにより、乗客だけでなくロシア本国にもウクライナ侵攻の不当性を訴えかけているのだと思います。


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~さて、願いは叶うのか?~

さて実際には、ぼくはロシアの列車や被害の様子が分かるパネル写真を見ることができたのでしょうか?

ビリニュス駅に着いたのは、朝8時15分です。
ちょうど、モスクワ発カリーニングラード行きの列車が入ってくる時刻です。
ぼく的には、
「やった!間に合った!」
という感覚でした。
ビリニュス駅も他のヨーロッパ駅と同様、チケットなど持っていなくともホームには自由に出られます。
ぼくは急いでホームに出ると、向こうに列車が一台停まっているではありませんか。
もしかして、、

各ホーム(番線)に行ける高架橋があります。
ロシアの列車はビリニュス駅では乗り降りできない列車です。
なので、最も遠い番線に着くと推測できます。
急いで階段を上がります。
ぼく的には既にワクワク感がMaxです。

遠くから見えた列車の近く?上?まで来ました。
「これだ!」
と思って見下ろした瞬間、
「これは違うよな」
とテンションが一気に下がりました。

その列車を上から見ると修理中のような車両なのです。
何と言ってもこの番線の上には電気を供給する電線がありません。
それに、モスクワ発の列車とデザインがぜんぜん違います。
どうもこの列車ではなさそうです。
では、どこにロシアの列車は、いるのでしょうか?

それ以外の列車は、1番線に停まっている一台だけです。

これは絶対に違います。
3両編成だし、
2階建てだし、
デザインが違うし、
何と言っても最も乗降しやすい1番線に停まっています。

結局、高架橋上を右往左往するだけで発見できません。
時間ばかりが過ぎていきます。
もう、諦めるしかありません。

その後、駅構内で、駅員にその旨を聞くと、
「あれは、ここではない」
「では、どこのこと?」
「それは教えられない」
と言うではありませんか。
うまく誤魔化(ごまか)されたような気がします。
昨日から何かとうまく事が運びません。
残念ですが、粘っていても時間がもったいないので、次の行動に移ります。


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~カウナス行きのチケット購入へ~

次にすべきことは、明日のカウナス行きのチケットを買うことです。

時刻掲示板を見ると、カウナス行きは1時間に1本程度で出ています。
リトアニア第一と第二の都市間の割には、そんなに頻繁(ひんぱん)には出ていないようです。

窓口で翻訳アプリを見せると、服務員の女性は、リトアニア語で何か言い、ある方向を指しました。
指を指す方を見ると、自動券売機があります。
「なるほど、自動券売機で買えということだね」
と日本語で独り言を言うと、
「イエース」
と、絶対に意味が分かっていないのに返事をしてくれました。

ぼくは、前の人の操作をじっくりと見て、学習しました。
英語モードとの切り替えのボタンも分かりました。

ビリニュス駅発9時24分発のチケットが買えました。
9.24€(約1600円)です。

帰りも一緒に買いました。
カウナス駅発15時40分発です。
17時には帰って来れるようなチケットです。
7.98€(約1380円)です。
なぜ、行き帰り値段が違うのかよく分かりませんが、安いことはいいことです。

自販機のわりに、きちんとした領収書が出てきてびっくりです。
(あとになって、この領収書が役に立つことになりますが、この時はまだそのことは分かりません)

とりあえず無事購入出来て、満足です。
これで、ようやく、本格的な観光のスタートです。

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~ビリニュス旧市街へ~

まずは、ビリニュス旧市街に行こうと思います。

ビリニュス旧市街は、ネリス川が蛇行している南側に広がっているようです。
タリンのように城壁で囲まれているわけではないので、はっきりと境界は分からないようです。
でも、ぼくが、下の古地図などを参考に地図アプリに赤く境界線を付けてみました。
大体合っているという自信はあります。

楽天市場より

古地図には、今のビリニュス駅周辺の繁華なエリアは全く出ていません。
赤色に塗られたエリアだけが繫栄していたエリアだと思います。
要するに旧市街地です。

GoogleMapより

こんな、素晴らしい景色が見られたら幸せです。
この写真を見ると、
「ビリニュスの旧市街も、もしかしたら、素晴らしい街かも、、」
と、期待が高まります。

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~まずは「ビリニュス大聖堂」を目指して~

最初は、旧市街地の中心的な広場がある「ビリニュス大聖堂」に行ってみたいと思います。

53番バスに乗り、5番目のバス停で降りれば近くまで行くようです。

ビリニュス駅前でローカルバスに乗るのは、結構大変です。
大体の都市では、バスターミナルがあって、そこで乗るバスの番線を探せばいいのですが、ビリニュスでは、駅前の道路上にそのバス停があるのです。上の地図の黄色線が付いているところが全てバス乗り場です。
それも、規則的に並んでいるわけではありません。
だから、何番線に乗ればいいか分かっても、その番線がどこにあるのか探すのが大変です。

ビリニュスの駅前の道路です。
こんな感じでバス停のマークが立っています。

アップにした写真です。
こんな感じで飛び飛びの番号なのでなかなか、探すのが大変です。
昨日は、ポッツさんに手を引いて連れてきてもらったので、ほとんど覚えていません。
やはり、自分の力で探さないと何事も覚えられませんね。

地図アプリでは、このように乗り場が提示されますが、間違いの場合が多いと思います。
53番の乗り場は、こんないい所にはありませんでした。
地図アプリは、駅の一番近いバス停を指示しているだけだと思います。

かなり彷徨(さまよ)い歩いてようやく、バス停を見つけました。

乗れた時には、物凄くうれしかったです。
昨日からそう感じていましたが、やはり、ビリニュスの街との相性は、よくなさそうです。
やることなすこと、スムーズにいきません。
「やった!ラッキー!」
ってことがほとんどありません。

誰も乗っていなかったので、景色の良く見える一番前に乗りました。

ぼくの左耳の脇にあるオレンジ色の物が、交通カードをタッチする器械です。

おー!
何となく、旧市街っぽい建物が見えてきました。

一番前に乗ってよかったです。
景色がよく見えるので、
「ここ行ってみたい」
というふうに観光計画が立てられます。

位置情報で名前を確認しました。
「聖母マリア正教会大聖堂」と訳せばいいのでしょうか?
魅力的な外観なので、後で行ってみようと思います。

ここもなかなか、いいですね!

絶対に行きたいと思います。

「聖アンナ教会」でしょうか?
スマホで位置情報が確認できるなんて、いい時代です。

89番のバスに乗り換えると、歩く時間が短くなりそうです。

89番バスから降りると、すぐに、「ビリニュス大聖堂」のはずです。

~「ビリニュス大聖堂」到着のはずが、、~

ここが「ビリニュス大聖堂広場」のようです。
ようやく、着きました。

「ビリニュス大聖堂」を目指してきましたが、目の前に表れたのは「ピサの斜塔」でしょうか?
目の錯覚ではないですよね?
傾いてますよね?
斜塔ってピサ以外にもあるのですね!
びっくりです。

続きの紹介は、次回に譲りたいと思います。

(第19話、終わりです)

(第20話は、「ビリニュス大聖堂からゲディミナス塔へです)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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