リガからリトアニア首都ビリニュスにバスで4時間半かけてやってきました。
交通カードを買うために立ち寄ったコンビニでポッツさんという同年代のリトアニア人の男性と意気投合しました。
ポッツさんに教えてもらったバスに乗って、ホテルに向かっているところです。


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~ホテルへ~

54番のバスに乗ってホテルに向かっています。
3つ目のバス停で降りるつもりです。

3つ目のバス停です。

ホテルは、次の交差点まで直進してから、右折してしばらく歩くと左側に見えてくるはずです。

右折してからは結構長い道のりです。
今回の旅の中で最もバス停やトラム・地下鉄駅から遠いホテルのような気がします。

ホテルに着きました。
これがビリニュスで4泊過ごすホテルです。
めちゃくちゃ好みの外観です。
他のバルト三国より1泊多いのは、カウナスに日帰り観光をするからです。
それはもちろん、カウナスにある杉原千畝さん所縁(ゆかり)の領事館跡(現:「杉原千畝記念館」)を訪れたいからです。

☝ホテルの予約確認書です。
4泊で27055円です。
1泊あたり6764円です。
リガより若干高めです。
バストイレは共用ではありません。
普通のホテルについているものは普通にあると思います。
でも、いわゆる「民泊施設」なので、フロントがないし、スタッフは常駐していません。
スタッフが常駐していないということは、気になるのが鍵の問題です。
ところが、メールで催促(さいそく)しても、なかなか返信をくれませんでした。

玄関の入り方など教えられたのは、今日(14時28分)になってからです。
メールが来たのが14時28分ですから、バスで移動している最中(さいちゅう)です。
約2時間前です。
ぼくが何度も催促(さいそく)してやっと教えてくれたのです。
遅過ぎませんか?
何とも暢気(のんき)?思いやりがない?無責任な?ホテルのオーナーのような気がします。
オスロのようなとんでもないオーナーだと困りものです。
(オスロのホテルでの鍵トラブルについて、まだお読みではない方は是非、クリックしてお読みください)
でも、今回は少し違うような気がします。
オーナーを理解していただくために、この間(かん)のオーナーとのやり取りを少しだけ紹介させてください。

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~ホテルオーナーとのやり取り~

これから泊まるホテルのオーナーは非常にクセのある人物だと思います。
以下、ホテルのオーナーとのメールのやり取りを紹介します。

ぼくが、オーナー宛てに出したメールです。
1日前なのに、ホテルのチェックイン方法が分かりません。
もちろん、初めてのメールではありません。
4回目の催促(さいそく)メールです。
不安になる気持ちは、理解していただけると思います。

☝ようやく来たのがこのメールです。
メールを読んだ時、正直、とんでもない、オーナーのホテルだと思いました。
「早目に情報がほしいなら5つ星ホテルに泊まれ!」
といった趣旨のメールだと思います。
「お前の泊ろうとしているホテルは安宿なんだから、あれこれ、細かく要求するのはやめろ!」
「ちゃんとしたサービスを受けたいなら6倍の料金を払え」
という気持ちが読み取れます。

時間は前後しますが、上のメールが届く前のやり取りです。

「チェックアウトする時に、市税8€を現金で置いておけ」
というメールに対して、ぼくが、市税と洗濯機について、そして、もちろんチェックインの仕方について質問した際の返信メールです。
このメールからも、
「安宿なんだから細かいことをあれこれ聞くな!」
「いろいろサービスを求めるなら5つ星ホテルへ行け!」
という一読するとムッとする内容です。
そして、ぼくの一番聞きたい質問(チェックインの仕方)に対しては、全く答えていません。
正直、洗濯機の使い方なんてどうでもいいことです。

それに対するぼくの対応です。
必要な情報は教えない、さして必要ではない情報は嫌々答える、
そんなオーナーに対して、こちらも皮肉の一つも言ってやりたくて書いたメールです。
ぼくは、このオーナーってどんなお客に対してもこうなのか疑問に思ったので、いろいろなサイトを探って、他のお客さんとのメールのやりとりを入手しました。

この方も、ぼくと同じく前日になっても必要な情報が来ないのでイライラして、ホテル側に
「早く情報を」
と要求したのですね。
それに対して、失礼な言葉を投げられたので、衝突してしまったわけですね。
このオーナーは、
「そんなくだらないことは、ガチョウにでも言え」
と言わんばかりの応対をしたわけです。

このセルビアの方も事前の情報が少な過ぎて、そのことを指摘したのですね。
それに対して、オーナーは
「そんな”クソ”みたいなことにこだわるな!」
という態度で応じたのですね。

ぼくに対してだけでなく、ほとんどの客に対して同じような態度で接していることが分かりました。
ホテルのクチコミの評価も悪くなるはずです。
こんな対応をとるオーナーにぼくは逆に変な興味を持ってしまいました。
・どんなホテル経営をしているのだろうか?
・不潔でだらしないお粗末なホテル経営なら大バカ者だろうな!
・でも、こんな客対応でも素晴らしいホテル経営をしていたら、結構、面白い人物かもしれない。
そんなことを考えながら、ホテルに入るなんて初めての経験です。


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~ホテルの実態はいかに?~

どんな部屋なのか、ドキドキします。
●番のキーボックスのタッチパネルに教えられた暗証番号を入力してカードキーを取り出します。
それを玄関のカードリーダー器にかざすと玄関のドアが開きました。

ぼくの部屋は、中二階のような位置にあります。
この階段を上って左側の部屋です。
部屋の前でカードをかざすとスムーズに部屋に入れました。
心配するほどのことはなかったです。
当日にしか教えないというのは、以前何かトラブルがあったのかもしれません。
(キャンセルしたはずの客が、勝手に部屋に入って泊まったみたいな、、)
(キーボックスの暗証番号さえ知っていれば、カードキーが手に入りますからね)

幅が若干狭いような気がしますが、いたって清潔な居心地のよさそうな部屋です。
今度の部屋には、ちゃんと、内鍵があります。
(内鍵がなくても、カードがなければ入れませんけど、、)

部屋の内壁が煉瓦(れんが)造りというのは、予想外のサプライズです。
臙脂(えんじ)色の煉瓦より、このようなクリーム色の煉瓦の方が清潔感があってホテルの内装としては好ましいと思います。
窓の向こうの景色もなかなかお洒落です。
ベッドのシーツもまくらなどのカバーも非常に清潔です。
床もしっかりと掃除が行き届いています。

トイレ、シャワールームも清潔です。
隅々がよく清掃してあります。

メールで悪態(あくたい)をつくオーナーとは、真逆の印象の部屋です。
しっかりしたホテル経営をしていると感じます。
4泊した後で、最終的な評価をしますが、現段階では、あまり問題は感じません。
むしろ、素晴らしいかもしれないという感想です。

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~スーパーマーケットへ~

すでに5時を回っているので、観光はできません。
この後は、スーパーマーケットで買い物をするだけにします。

近いような遠いような微妙な距離に良さそうなスーパーを発見しました。

超巨大なスーパーです。

自転車バイク置き場に犬が繋がれています。

さすがに、スーパー内はペットと一緒の買い物はNGのようです。

一瞬、日本のスーパーかと間違えるような寿司の折りです。

一つ単位でも売っています。
トングで掴(つか)んで折りに入れれば、オリジナルの寿司折りの出来上がりです。
遠くから見たら油揚げかと思った黄土色(おうどいろ)の物体も巻き寿司でした。
ぼくは、日本以外でこんなにもたくさんのお寿司を売っているお店は初めてです。
リトアニアには、完全に寿司文化が根付いているような気がします。

米料理も、麺料理も種類がたくさんあります。
全て量(はか)り売りなので、食べたいだけ好みで買うことができます。
米料理がこんなにも種類があるなんて、アジアにいるような気になってしまいます。

総菜も種類が豊富です。
冷めないような工夫もしてあるので、ある程度温かいまま食べられます。
もちろん、近くにレンチンできるようにコンパクトな電子レンジもあります。

リトアニア人の主食はお米?と疑いたくなるほどにご飯のお供(おとも)的なおかずも並んでいます。

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~悲しい「禁酒ディ」~

リトアニアとの相性があまり良くないと感じた二つ目が、このお店で受けた「禁酒ディ」の仕打ちです。
(一つ目は、もちろん、ホテルのオーナーとのやり取りです)
ぼくは、スーパーに入れば、お酒コーナーには必ず行きます。
このお店には、予想以上の品数の酒類が並んでいます。

何と日本酒も置いてあるからびっくりです。
日本人のぼくでも見たことのない日本酒?焼酎?がたくさん並んでいるのです。

でも何だか変な雰囲気です。
・お酒コーナーにお客さんがいないこと、
・意味の分からない赤いロープが規制線のようにお客の流れを遮(さえぎ)っていること、
何か良からぬ予感がします。
おかしいとは思いつつ、赤いロープの規制線を無視して進入し、買いたいお酒をカートに入れ、レジに行きました。
レジでは、
「今日はアルコールはダメ!」
と言われ、ぼくのカートから強制的に摘まみだされてしまいました。
要するに、清算してくれなかったのです。
粘れば何とかなるだろうと高(たか)を括(くく)って、レジの女性店員と数分間交渉?バトル?を繰り返しましたが、ダメでした。
交渉相手が、レジの女性が呼んだ若い男性に代わっても、
(もしかして、ぼくがクレーマーだと思われて、クレーマー担当が来たのかもしれません)
「社長が決めたことだ」
の1点張りです。
とにかく、毎週日曜日は禁酒ディでお酒類を売らないことに決まっているのだそうです。
宗教的なことかと思い
「ぼくは、日本人で仏教徒です。
あなた方の宗教的な価値観に従う必要はないと思います。
だから、お酒を売ってほしいです」
と、丁寧にお願いしても、
「宗教的なことではなく、お店で決めたルールだからダメ!
それに決めたのは私ではなく社長だから私に言ってもダメ!」
と、頑(かたく)なです。

アルコール類が買えなければ、もう一軒探して、わざわざそこに足を運ばなければなりません。
そんな面倒なことはしたくありません。
目の前に大量のお酒があるのになぜ買えないのか?
納得がいきません。
かなり粘りましたが、結局は買えず仕舞いです。
最後まで不満たらたらでしたが、仕方ないので諦めました。

お酒の売っている他店が、近くに発見できなかったので、今日は、お酒は「なし」です(悲)
ぼくにとっては、本当に苦渋の決断です。

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~ホテルへの帰り道~

うなだれて、トボトボとホテルに帰ります。
ホテルに曲がる角にリンゴのようなモニュメントを発見しました。

「リンゴの彫刻」というのだそうです。
リトアニアの彫刻家が造った物で、ビリニュスの各地に設置されているモニュメントだそうです。
「優しさ、寛大さ、他者への援助」
を讃(たた)えるために設置されているのだそうです。
地域で人道支援や慈善(じぜん)活動に貢献した人や団体名が刻まれているのだそうです。
もしかしたら、あのスーパーの社長は、
「アル中患者の激減に貢献!」
という社会貢献でこのモニュメントに名前を刻まれようとしているのかもしれないぞ!
「何という偽善者(ぎぜんしゃ)だ!」
などと余計なことを考えるくらい、ぼくの心は曇っていました。

何だか、味気ない食事です。
ぼくは、食事には、ほとんどこだわりのない人間だと自覚しています。
ただ一つの楽しみは、夕食時のビールやワイン、アルコール類です。
その唯一の楽しみが、奪われたことは、ぼくにとっては結構デカい出来事です。
今回は、アルコールを飲む前提で、
「ビールやワインに合う物」
という気持ちで食材を選んでいるわけなので尚更(なおさら)です。
だから、他人が考える以上に、ダメージのある一食です。

ビリニュスに入った途端に予想もできないトラブルやアクシデントが起こっています。
ビリニュスとの相性、悪いのかもしれません。
相性が改善するように祈るしかないです。

セルビアのベオグラードのような
「なんて日だ!」
「なんて都市だ!」
「なんて国だ!」
と叫び続ける日々が来ないことを心から祈ります。
(まだお読みでない方はぜひクリックしてお読みください。
悲惨な出来事が次から次へと降りかかってきます)

(第18話、終わりです)

(第19話は、「モスクワ発の列車に出会えるか?です)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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