シリーズ22の4:「欧州一筆書きの旅D2~北国一人旅~」
<エストニア・ラトビア・リトアニア・ポーランド編>NO21
DAY32:2025年9月8日(月)➂
ビリニュス観光1日目です。
今、ゲディミナスの丘に来ています。
ようやく頂上に着いたところです。
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~ゲディミナスの丘からの絶景~

ゲディミナス塔の根元に着きました。
予想以上の大絶景です。

時折、画像が荒くなる写真がありますが、動画をスクショしたものです。

お見苦しいかもしれませんが、雰囲気はお分かりいただけると思います。

頂上の周りは、下に落ちないように?下に物を落とさないように?このようにコンクリートに石を混ぜたような手すり状の物で囲まれています。

登ってきた方と反対側(南側)の景色です。

登ってきた時は、直射日光が痛いくらいの晴天だったのに、段々と雲が厚くなってしまいました。
やはり、リトアニアとの相性が悪いのでしょうか?

今にも雨が落ちそうな空模様になってしまいました。

遠くは既に降っているような感じです。
ここまで汗をかいて登って来たのに、雨のせいで帰るのは、悔しいです。
それに、登山の時に直射日光に当たって暑い思いをしたのに、ようやく頂上で景色を楽しもうとしたら曇り空というのは、許せないです。
だから、濡れるのを覚悟で、頂上で昼食を食べながら晴天になるのをひたすら待つことにします。
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~願いは通じるのか?~

昼飯を食べ終えた頃です。
何となく雲が少し切れてきたような気がします。

祈りが通じたのか、何と、上空の雲が割れて、青空が見え始めました。

不思議なことに北から南方面へ雲が動き出しました。

青空がはっきりと見えてきたではありませんか。

ぼく自身、驚いた表情です。

段々と画面の右側から左側に向かって、雲が消えていきます。

ぼくの真上は、完全に青空です。
奇跡が起こったとしか思えません。

ほぼ青空と言ってもいいくらいです。

願いは通じるものですね?

こちらの方はまだ雲がかかっていますが、太陽が差してきたので、全体的に明暗がくっきりしてきました。

こちらの方向も雲が切れてきました。

細かい雲が固まって、何だか、綿あめみたいな雲になってきました。

何となく雲がハートマークに見えてきました。

偶然にも、ぼくの足元の石にもハートマークを発見しました。

待った甲斐がありました。
手すりの上に腰かけて、昼食を食べたり、ひっくり返って寛(くつろ)いだりしていました。
もちろん、落ちないような安全な場所を選んでいましたよ。

絶景とともに記念撮影です。

うれしくて、同じような写真を何枚も撮ってしまいました。

これだけ晴れてくれれば十分です。
曇天と晴天では景色の見え方が全然違いますからね。

十分、ゲディミナスの丘を堪能しました。
そろそろ帰路に着こうと思います。

ぼくの後ろの方の低くなっている方向に帰り道があります。

こちら側の雲は、階段のような段々になっています。
「天国への階段」でしょうか?

ゲディミナス城の方面には、再び、厚めの雲が押し寄せてきています。
ストックホルムでも同じことを思いましたが、北欧は風が大して強くはないのに、雲の動きだけが速いという奇妙な現象が起こります。
日本ではあまり体験したことがない現象です。

ゲディミナス城の向こうに何か白い物体が見えます。
山林の中です。
来る時には気付きませんでした。
あれは一体?

地図アプリで調べると、方向的には「3本の十字架」ですね。

向こうの山のほぼ頂上に立っているようです。

3本の十字架が白いリングの中にあるようです。
殉教(じゅんきょう)した修道士たちを鎮魂(ちんこん)するために造られたものだということです。
口コミを読むと、
「十字架まで行けることは行けるが、ゲディミナスの丘よりも案内がない分、行きにくいし険しい。
でも、苦労して行けば絶景が待っている」
と書いてありました。
でも、ぼくは、今、ゲディミナスの丘に登ったばかりでヘトヘトです。
なので、今回は行かないことにします。

さて、下界を目指して黙々と下ることにします。

観光客が増えてきました。
長居している人間は早く下ります。

下りは上りより体が軽いです。

下りてきました。
ロープウエイが使えなかった分、疲労感はありましたが、楽しく行って来れました。
何と言っても、天気が回復して絶景が見れたし、雨にも当たりませんでしたからね。
ぼくの念力が空に届いたのかもしれません(笑)
次の目的地は、「聖アンナ教会」です。
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~聖アンナ教会へ~
川沿いに歩いていくとバス停がありそうです。

「聖アンナ教会」は、ビリニュス大聖堂広場の方向なので、バスに乗らなくても歩けそうな感じです。
でも、バス停を見つけたので、とりあえず、10番のバスで行こうと思います。
何と言っても乗り放題の交通カードを持ってますからね。
乗れる時に乗った方が得ですよね。
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~聖アンナ教会へ~

「聖アンナ教会」に到着しました。

なかなか、渋い外観です。
遠征で訪れたナポレオンが、この教会の美しさに魅了され、
「手のひらに乗せて、パリに持ち帰りたい」
と妻への手紙に書いたという話は有名らしいです。
(もちろん、ぼくは知りませんでしたが、、)

1500年に創建されたゴシック様式後期の教会です。
33種類もの赤煉瓦(れんが)が使われているということです。
遠くから眺めていても、一つ一つの煉瓦の違いはなかなか分かりません。
気付くのは、直線と曲線の複雑な組み合わせが見事だということです。

とりあえず記念写真です。

内部観光の前に外観観光をしました。
恒例により、ぐるりと一回りします。
裏に回ってみると、赤レンガの種類の多さに少しだけ気付ける面を見つけました。
確かに一つ一つに注目すると、色が微妙に違うのが分かってきました。

再度、表玄関に戻って来ました。
これから中に入ってみます。

入館無料です。
うれしい限りです。

パッと目に入ってくるのは、木製の茶色です。
教会では珍しいパターンです。
建物自体は、ほぼ白色ですが、調度装飾品のほとんどは木製です。

主祭壇のキリストさんや天使たちも木彫りです。
木彫りと言っても黒檀(こくたん)の木彫りだと思います。
黒檀は、エボニーとも呼ばれている世界屈指の硬さと重さの超高級木材です。
・水に沈むほど密度が高いこと
・磨けば磨くほどツヤが出ること
で有名です。
木材の中でも最も金属に近い存在だという人もいるくらいです。

後ろにある定番のパイプオルガンも黒檀かもしれません。

巨大な彫刻も細かな木細工も見事な出来栄えです。
これも黒檀だと思います。
歩き疲れたので恒例の小休止をさせてもらおうと思います。
教会の礼拝堂は、いつもながら涼しく快適で過ごしやすいです。
礼拝堂の長椅子でゆったりとしながら、明日のカウナス行きについてルートなどを確認していました。
すると、とんでもない情報に出会いました。
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~錯綜(さくそう)する情報~
GoogleMap「杉原千畝記念館」の施設情報をクリックした際に出てきた情報です。

何と、明日は休みではないですか!
今日は9月8日月曜なので、明日は当然火曜日です。
上の情報が正しければ、明日は休館です。
カウナスへは杉原さんの記念館に行くためだけに往復すると言っても過言ではありません。
わざわざ、休館日に行くのは、愚の骨頂(ぐのこっちょう)です。

AIによる情報です。
この情報でもはっきりしません。

この情報だと、火曜日は休館日ではありません。



この情報だとやっている可能性が高い気がしますが、、
やってない可能性も否定はできません。
5人以上のグループじゃないとダメとか、事前予約が必要とか、いろいろな情報が書かれています。
本来、ゆったりとしたかった礼拝堂ですが、様々な情報が錯綜して、段々焦(あせ)ってきました。
出した結論は、
「明日のカウナス行きを明後日に延期する」
です。
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~再び、ビリニュス駅へ~
「杉原千畝記念館」が休館の可能性が高い日にわざわざ行く必要はありません。
明後日なら間違いなく開館しているのだから変更するのは当然です。
ということは、早急にチケットの変更をしなければいけません。
そこで、再び、ビリニュス駅へ行くことにしました。

聖アンナ教会から一旦、川沿いのバス路線に出ます。
(さっき乗ったバス路線で戻ります)

その後、バスを乗り換えて、ビリニュス駅に向かいます。

窓口で上の翻訳アプリを見せると、女性服務員は、例のごとく自動券売機を指さします。
自動券売機で、明日のチケットを新たに買うことはできると思いますが、昨日買ったものをキャンセルして返金する手続きをするのは、ぼくには、無理だと思います。
でも、1回はやらないと女性服務員は納得しないと思ったので、とりあえずチャレンジはします。
しかし、案の定、無理でした。
再度、窓口に行って
「できなかった」
と正直に言うと、苦笑いをして、嫌々かもしれませんが、手続きをしてくれました。



9月10日水曜のチケットを無事買うことができました。
そして、昨日購入したチケットのキャンセルと返金の作業もきちんとやってもらえました。
うまくいってよかったとは思いますが、やはり、この国でのドタバタは、終わる気配がありません。
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~ホテルへ~

今日は、もう十分観光を堪能したので、バスでホテルへ帰ろうと思います。
バスを待っている時に気付いたことです。
本来、行き先が表示されるべきバスのフロントガラス上部に
「ビリニュス💛ウクライナ」
と表示されています。

ぼくの乗る54番のバスにも同じように表示されています。
しばらくすると、行き先表示に変わりますが、再び
「ビリニュス💛ウクライナ」
に変わります。
リトアニアがウクライナと連帯していることがよく分かる出来事です。
今日も、昨日のスーパーに寄って帰ります。

もちろん、今日は、普通にビールが買えました。
今日は日曜ではありませんからね。
リトアニアのビール、物凄くうまいです。
口当たりが柔らかくコクがあります。
日本人が好きな味だと思います。

今日も昨日と同じチキンを食べましたが、ビールと一緒なので、美味しさが段違いです。
やはりビールと一緒だと、食べ物が美味いです。

カウナス行きは、明後日(9月10日)に変更になりました。
明日は、今日回れなかった旧市街や杉原千畝さん関連の施設へ行きたいと思います。
ビリニュスにも杉原さん所縁(ゆかり)の施設がたくさんあるようです。
今日もたくさんのドタバタがありました。
ゆっくりと眠りたいと思います。
(第21話、終わりです)
(第22話は、「聖ペテロ教会&パウロ教会、ウジュピス共和国へ」です)
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