シリーズ22の特「欧州一筆書きの旅D2」
◇何でもランキング編:NO4◇
今回のランキングは、
<5>「永住したい都市ベスト5」
<6>「ベストショット<人物編>ベスト5」
です。
それでは、さっそく、一つ目のテーマ
「永住したい都市ベスト5」
から紹介します。
永住ですからある程度、覚悟が必要ですよね。
旅行をしたからと言っても、どの都市も滞在日数が長くないし、限られた情報しかありません。
だから、冬の気候はどうなのかとか、行政の受け入れはどうなのかなどという、体験していない内容については、得ている情報から類推するしかありません。
だから、あくまでも、個人の偏(かたよ)ったランキングなのだということでご承知ください。
今回も(ヨーロッパの旅D2で行った方法と同じく)訪問した各都市別の
「観光資源」「治安」「物価」「交通」「飲食」「人柄」「気候」
の7観点に、
「自然・過ごしやすさ」を新たに加え、
各10点満点で評価し、その合計ポイント(80点満点)で比べてみたいと思います。
対象は、
①フランス・パリ ②ルクセンブルグ・ルクセンブルグ
➂ベルギー・ブリュッセル ④ベルギー・ブリュージュ
⑤オランダ・アムステルダム ⑥ドイツ・ケルン
⑦デンマーク・コペンハーゲン ⑧ノルウェー・オスロ
➈スウェーデン・ストックホルム ⑩フィンランド・ヘルシンキ
⑪エストニア・タリン ⑫ラトビア・リガ
⑬リトアニア・ビルニュス ⑭リトアニア・カウナス
⑮ポーランド・ワルシャワ
このD2の旅で訪れた13か国15都市です。
15都市全てを80点満点で評価するのは結構大変でしたが、公正に選考しました。
それでは、5位からの発表です。
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第5位:フランス・パリ
<合計ポイント:52点>
観光資源10、治安5、物価4、交通8、飲食9、人柄4、気候6、自然・過ごしやすさ6点


<一言>
ぼく的には、パリ滞在中は、暑くて忙しくて慌(あわ)ただしくて、決して快適とはいえませんでした。
だから、こんなに上位に来るとは正直思っていませんでした。
でも、やはり、「観光資源」と「飲食」「交通」の大量得点が上位に押し上げたのだと思います。
特に、「観光資源」は満点の10点をつけました。
過去この項目で10点満点をつけたのは、エジプト・カイロだけだと思います。
それほど、パリには見所がたくさんあるということですね。
住むことを考えると、見どころがたくさんあることは大変魅力的なことです。
第4位:ラトビア・リガ
<合計ポイント:57点>
観光資源7、治安8、物価7、交通7、飲食6、人柄6、気候8、自然・過ごしやすさ8点


<一言>
一般には、あまり知られていないラトビアの首都リガが、パリより上位に来ました。
旧市街は、世界遺産ですが、世間的にはそれほど知られているとは思えません。
なので、観光客でごった返すことはないようです。
旧市街を歩いていると、色とりどりの草花や緑豊かな木々がたくさん目に入ります。
自然豊かで過ごしやすい街だと思います。
写真の「リーブ広場」(上)や「ブラックヘッドハウス」(下)は、ぼくのお気に入りスポットです。
第3位:ベルギー・ブリュージュ
<合計ポイント:58点>
観光資源7、治安8、物価6、交通6、飲食6、人柄7、気候9、自然・過ごしやすさ9点


<一言>
ブリュージュもそれほど有名な観光地ではありません。
そんなブリュージュですが、真夏でも爽やかで非常に過ごしやすい街だと思います。
街に水路が張り巡らされていたり、緑豊かな公園がいくつもあったりする自然豊かな街でもあります。
それ以外にも、
・街の中心の広場が中世の趣を感じ、煌(きら)びやかで美しい
・建物もほとんどが歴史の重さを感じる煉瓦(れんが)造りのため、街歩きが楽しめる
・観光地ですが、観光客でごった返すような騒々しさは感じられない
静かにのんびり自然に囲まれて暮らすには、もってこいの街だと思います。
第2位:スウェーデン・ストックホルム
<合計ポイント:62点>
観光資源8、治安7、物価6、交通9、飲食7、人柄7、気候9、自然・過ごしやすさ9点


<一言>
ストックホルムは、都市機能はしっかりしている割には人口が多くなく、ごみごみした印象はありません。
また、街中が湖に囲まれていて、どこへ行っても「きれいな水」に包まれている清々しいイメージです。
もちろん、空気もおいしく健康になれそうです。
他のスカンジナビア諸国より物価は安いように感じます。
街並は、湖や色とりどりの草花とよく調和していて、街歩きは全く飽きが来ません。
ストックホルムの街とぼくとの相性がいいからかもしれませんが、どの項目も高得点になりました。
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第1位:エストニア・タリン
<合計ポイント:67点>
観光資源8、治安8、物価8、交通9、飲食8、人柄8、気候9、自然・過ごしやすさ9点




<一言>
またまた、エストニア・タリンが一番になりました。
一位に敬意を表して写真を4枚使いました。
2位のストックホルムが62点なので、タリンの67点は断トツと言っていいと思います。
ぼくは、この旅でタリンが大好きになってしまったので当然の結果かと思います。
だから、コメントはいいことばかりしか思い浮かびません。
でも、毎回毎回、タリンの良さばかりコメントしていても読者の皆さんには「またか!」と呆れられてしまいそうです。
だから、「永住」した時の一番の心配を一つだけ正直に言います。
それは、「ロシア」です。
ジョージア(旧グルジア)やウクライナの現状を考えると、ロシアによるバルト三国侵攻が絶対にないとは言い切れません。
だから、ロシアの侵攻だけが不安です。
世界が、ロシアの暴挙を許さないという確固とした絆が重要だと考えます。
対ロの中心になってほしいのはもちろんアメリカです。
ところが、ここ最近のアメリカの独善的な横暴は目に余ります。
アメリカには、普通の国とは違うのだという自覚と責任感をもう少し持ってもらいたいと思います。
一つは、核兵器を所有しても仕方がないとされている国としての自覚と責任です。
ご存知の通り、1970年世界中の国から「核兵器をなくそう」という理念の元「核拡散防止条約(NPT)」が発効されました。
その際、すでに所有している国(米、英、仏、ソ(ロ)、中)には、継続して所有を認める代わりに果たすべき責任も定められています。
・核軍縮に向け誠実に交渉する義務(世界の各兵器をなくそうと努める義務)
・一時的な保持(将来的に核兵器をゼロにするための一つの段階に過ぎない)
・他の国に渡さない義務(核兵器所有できない国に対して新しく開発するのを助けたりしてはいけない)
・世界平和に貢献する義務(世界から核戦争のみならず戦争をなくすよう努める義務)
大まかに分類すると上記の4つです。
アメリカは世界平和に寄与しなければならない立場の国です。
もう一つは、国連での立場です。
国連でも常任理事国(米、英、仏、ロ、中)に拒否権が与えられている代わりに負うべき義務が明記されています。
・国際社会の平和を守る責任
・大国間の全面戦争を防ぐ責任
・拒否権行使に対する説明責任
主にこの3点の遵守が挙げられています。
だから、拒否権も認められていると言っても過言ではありません。
要するに、この5つの国には、世界の平和を守る大きな責任があるわけです。
「自国ファースト」では、絶対にいけない国なのです。
他の国に向かって平気で
「不平等だ!」
と毒づくT大統領には、この自覚と責任感が足りていないのだと思います。
アメリカと他の国ではそもそも平等ではないのです。
でも、最近のアメリカの動向を見ていると、自分勝手で、自国の利益ばかりを優先しているとしか思えません。
ロシアとともに、率先して、世界の平和を壊しているとしか思えません。
世界中の人々がそう感じていると思います。
大国として与えられている特権ばかり行使せず、世界を平和にするという超大国としての大きな責任にも目を向け、そのための行動をしっかりとしてほしいと心から願います。
今回は、NATO側の親分であるアメリカに、もう少ししっかりしてほしいという期待を込めてコメントさせてもらいました。
すいません!
旅の話から脱線してしまいました。
話を戻します。
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次は、
<6>「ベストショット<人物編>ベスト5」
の紹介です。
人物中心の写真に焦点を当ててベスト5を選びました。
(自分が写っている写真については最終回の番外編に回しました)
観点などの得点化はしません。
インパクト重視の独断と偏見で決めたいと思います。
第5位:日本・東京
「再会おめでとうございます!」

この男性の笑顔は、今回の旅の中で最もぼくに安堵感を与えてくれました。
それと同時に
「日本って素晴らしい国だな」
と再認識した瞬間でもあります。
第5位:フィンランド・ヘルシンキ
「ぼくは、これからどうすればいいんだい?」

ヘルシンキで埠頭(ふとう)を歩いていると、いきなり濃霧で周りが見えなくなってしまいました。
一人の若者がボラード(ロープで船を係留する金具)に足を乗せ、
「これからどうしよう?」
とスマホに聞いているような様子です。
確かに、ヘルシンキは、すぐ霧が立ち、前途が見えなくなる街かもしれません。
ぼくも、スーツケース事件で、
「これからどうしよう?」
と前途多難な状況に陥ってしまいました。
第5位:デンマーク・コペンハーゲン
「あれ?お母さんどこ?」

コペンハーゲンのベンチで寛(くつろ)いでいる時のことです。
よちよち歩きの子どもが近寄ってきました。
ぼくの顔を見るといきなり、
「ママじゃない!」
という感じで涙目でママを探し出しました。
ぼくは心の中で、
「パパやジジと間違るならいいけど、ママとは間違えるなよ!」
と赤ちゃんを諭しました。
第5位:ベルギー・ブリュージュ
「食べる?おいしいよ!」

なぜ、勧めてくれたのかは分かりません。
カメラを向けたからでしょうか?
それとも、ぼくがリンゴを食べたそうに見えたからでしょうか?
本当に心優しい少年です。
第5位:ラトビア・リガ
「猫ちゃんおまたせ!」

同点5位が多くてすいません。
ぼくは、「リーブ広場」のベンチで寛いでいました。
すると、妙齢の女性がお皿を持ってやって来ました。
野良猫だと思った目の前の猫にエサをやり始めました。
日本だとあまり感心できる行為ではないような気がします。
でも、この女性は、
「猫ちゃんおいしい?たくさん食べるのよ」
などと話しかけ、満足気な表情です。
ぼくは、この国のルールが理解できず、ただただ、見守るだけでした。
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第4位:エストニア・タリン
「お父さん、お花ありがとう!」

タリン旧市街の「ビル門」を出た所にたくさんの花屋さんがあります。
入学式が終わったばかりだと思われる女の子とお父さんが目に入りました。
どうやら、お父さんが娘に花を買ってあげているようです。
お父さんのあまりの手際の悪さに女の子はランドセルを床に投げ出し、
「パパ、早くして!」
と言っているようです。
でも、花を買ってもらって、とてもうれしそうです。
第3位:ドイツ・ケルン
「うえーん!水の中で人が死んでる!」

ケルンの噴水公園です。
あまりの暑さのため、水たまりに飛び込んだ男の子です。
でも、足元に死んでるような人を発見して、半べそで、
「人が死んでる」
とでも叫んだのでしょうか?
顔が恐怖心でゆがんでいます。
ちなみに、そのすぐ後、水中の男性は水たまりから起き上がり、気持ちよさそうに頭をすすいでいました。
第2位:ノルウェー・オスロ
「殺人事件!?いやいや、、、」

何が起こっているのか分かりませんでした。
看板の文字も意味が全く分かりません。
だから、ぼくは、殺人事件かと心配してしまいました。
日本的には、枕元に花を手向けられていると死んだ人のような感じがするからです。
ベンチで座っていた隣の男性に聞いてみると、
この男性は、国会議事堂前でハンガーストライキをしているとのことです。
支援者が、時々、水や花を届けてくれているのだそうです。
へんな勘違いをして、本当にすいませんでした。
何の要求かは分かりませんが、要求実現まで、ぜひ、頑張ってください!
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第1位:エストニア・タリン
「毎日毎日、私は編み続けるわ!」


第1位は、2枚セットです。
上の写真は、タリン2日目です。
下は3日目です。
場所はどちらも「ビル門」の外です。
同じ女性が黙々と毛糸を編んでいます。
ぼくなどの観光客が通り過ぎても脇目もふれません。
「どうですか?お手製ですよ。見ていきませんか?」
などと普通なら声をかけそうです。
でも、この女性は、全く顔もあげず、ただひたすら編み続けています。
商売っ気がありません。
次の日も全く同じです。
「わたしは、売るために編んでるわけじゃないのよ。
編むのが好きだから編んでいるのよ」
という声が聞こえそうなくらいの集中力です。
ぼくは、ただひたすら編み続けているこの女性を見て、
「この直向(ひたむ)きさ、頑(かたく)なさが、バルト三国の独立に繋がったのかもしれない」
と、ふと、考えてしまいました。
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<総括>
今回のランキングは、
「ベストショット」というより「お気に入りショット」と言った方が的確でした。
結局は、
「写真としてどうなのか?」
という写真としての価値などは、ぼくには評価できません。
ド素人ですからね。
だから、
「その写真が表しているもの」
に焦点を当てて評価するしかないわけです。
これなら、実際に撮ったのが本人ですから、他の人よりも心情や状況は想像しやすいです。
最終回の次回も「ベストショット」のランキングです。
今回と同じように、その写真の状況や心情に焦点を当てて独断と偏見で決めていきたいと思います。
(第4話、終わりです)
(第5話(最終話)は、
「ベストショット<建物・自然・風景・生き物編>ベスト7」
「ベストショット<自撮り編>ベスト7」です)
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