今回の「何でもランキング」のテーマは、
「行ってよかった」
です。
旅では、その訪問地において、さまざまな情報を取捨選択し、数ある観光スポットに
「行く」
「行かない」
「時間が許せば行く」
などの判断をしています。
そして、行った後、
「行って凄く良かった」
「行かなくてもよかったかな」
「がっかり!行かなきゃよかった」
などと評価が下るわけです。

今回は、
「行ってよかった<一般部門>ベスト10」
「行ってよかった<レア部門>ベスト5」
の2分野に分けて紹介したいと思います。
その際の評価項目として、
「感覚的満足度」(綺麗、絶景、雄大、癒し、快適、、など感覚的な感動)
「知的満足度」(勉強になった、新たな視座を得た、知的好奇心が刺激された、不条理に怒りを覚えた、、など知的好奇心の満足)
の2観点を10点×2=20点満点で評価して、その合計ポイントで順番を決めました。

まずは、<一般部門>10位からの発表です。

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<4-1>「行ってよかった<一般部門>:ベスト10」

第10位:デンマーク・コペンハーゲン
「ニューハウン」
(感覚的満足度:8点、知的満足度:4点、計12点)

ぼくは、コペンハーゲンと言えば「ニューハウン」だと思っています。
デンマークが海洋国家として歩み始めた誇りみたいなものを感じる美しい港だからです。
ニューハウンは、17Cに運河を掘削して生まれた新しい港です。
この港を歩くとポルトガル・リスボンのような浜風の心地よさや高揚感を感じてしまいます。
ちなみに、リスボンは、ぼくの「暮らしてみたい街、今のところNO1」です。
次のD3の旅では最長の6泊する予定です。
2つの街の共通点は、心地よい風と、海外進出を志す冒険家や船乗りたちの意志を感じるところかもしれません。

第8位:スウェーデン・ストックホルム
「王宮衛兵交代式」
(感覚的満足度:7点、知的満足度:6点、計13点)

ぼくは、世界各地で衛兵(えいへい)の交代式を見てきました。
行った先で必ず見ると決めているわけではありませんが、機会があったら見る程度の好きさです。
一糸乱れぬ衛兵たちの規律ある行動に感動を覚えることもあります。
でも、このスウェーデン・ストックホルムの衛兵交代式は、今まで見てきた交代式とは全くの別物です。
通常、交代式は、これから門番を務める衛兵たちが隊列を組みながら門の前まで行進し、門番を務めていた衛兵たちと交代します。
その時に、各地各国によっていろいろ違いますが、銃剣を交差し合うなどの多少のアトラクション的な動作を加えて交代の儀式を完了します。
ところが、ストックホルムの交代式は、
人数が桁違いに多い
(数えたわけではありませんが、確実に100人以上はいました)
(今まで見てきた中で一番多かったのは台北だと思いますが、規模的にはスウェーデンの3分の1以下だと思います)
・街中にある兵舎から王宮までの街道をパレードをしてから王宮広場に入場する
・王宮広場では音楽隊の演奏に合わせて歩兵隊や騎馬隊の隊列変化・交代儀式をする
・歩兵隊、騎馬隊、音楽隊が登場する
(ほぼ全ての国は歩兵隊のみ)
・隊の中には多くの女性衛兵もいる
(記憶では、世界で初の交代式に登場する女性衛兵だそうです)
などなど、ストックホルムの交代式は、ただの交代式ではない大掛かりなものです。
そして、沿道でも、王宮広場でも身動きできないほどのたくさんの見学者が集まります。
この観客の多さも桁違いです。
無料で見学できるところも素晴らしいです。
(有料だと、アトラクション的な見世物になり、本来の王や王宮を警護するという役目から逸脱する可能性があるので、ぼくは未来永劫、無料でやるべきだと思います)
さらに驚くことには、このような大規模なパレードが毎日行われています。
本当に、見てよかった、行って良かったと思う大イベントです。

第8位:フランス
「モンサンミッシェル」
(感覚的満足度:8点、知的満足度:5点、計13点)

ご存知のように、モンサンミッシェルは、パリから直線距離で360kmもあります。
ちょうど、わがふるさと上越市から東京の距離が360kmです。
普通に考えれば、その距離の日帰り旅行はしませんよね。
さりとて、1泊するほど日程的に余裕はありませんでした。
パリ市内で他にも行きたい所がたくさんあるからです。
無理してでも、3人は、モンサンミッシェルに日帰りで行きたかったのです。
それほど、あの島にそびえる寺院には魅力を感じていました。
途中雨が降ったり、
多過ぎる観光客のため自由に観光が出来なかったり、
(人間による渋滞に久しぶりに出遭いました)
名物のオムレツに時間がかかったり、
そのせいで、集合時刻に遅れそうになったり、
などいいことばかりではありませんでした。
でも、神秘的なモンサンミッシェルをこの目で拝むことができた幸せ感は忘れません。
720kmもかけて往復したことに全くの後悔はありません。


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第6位:ベルギー・ブリュッセル
「街歩き&グランパレス」
(感覚的満足度:9点、知的満足度:5点、計14点)

「世界一美しい広場」グランパレスは本当に美しかったです。
「フラワーカーペット」の時期ではありませんでしたが、広場そのものが美しく豪華でした。
それから、ブリュッセルの街歩きは、予想以上に楽しく開放感に浸れました。
10種類のビールの飲み比べやベルギー名産チョコの試食、フリッツ(ポテトフライ)の食べ歩きなど美味しく楽しく賑やかに過ごすことができました。
残念な観光施設ランキングでは常に上位に君臨している「小便小僧」もコミカルで可愛く、見に行く価値はあると思いました。
ブリュッセルは、EUの首都と言われ、EU本部やNATO本部もあります。
当初、それらの施設には、ぼくだけ行く予定でしたが、ビールの飲み過ぎなどで盛り上がりついつい楽しくなって「まあいいか!」って感じになってパスしてしまいました。
娘夫婦との楽しい時間の方を大切にしたことに全く後悔はありません。

第6位:リトアニア・ビルニュス
「旧市街&ゲディミナス塔」
(感覚的満足度:8点、知的満足度:6点、計14点)

エストニア・タリン、ラトビア・リガまでは、街との相性は非常によかったと思います。
しかし、リトアニアに入った瞬間に「相性」に陰りが見られました。
ゲディミナス塔に来た時もそうでした。
本来は、ケーブルカーで上れるのに、その日だけなぜか動いていませんでした。
でも、頂上には登りたいので、雲一つない暑い中、汗をかきかき上りました。
しかし、絶景が楽しめるはずの頂上に着くと、雲がかかっているではありませんか。
どうせなら、雲一つない状態で下界を眺めたいと願っていました。
昼飯を食べながら
「晴れろ!晴れろ!」
と念じていたところ、何と雲が割れて青空が顔を出したではありませんか。
念じてみるものですね。
おかげで、絶景を楽しむことができました。
相性に左右された面白い位置付けの街ビルニュスでした。

第5位:フランス・パリ
「パリ街歩き&ルーブル美術館」
(感覚的満足度:5点、知的満足度:10点、計15点)

やはり、パリの街は魅力的です。
飛行機の遅れにより、
・入れない観光地が出ようが、
・旅がタイトになろうが、
それらを凌駕(りょうが)する魅力がパリにはあります。
パリの街にいるだけで、パリが好きになってしまう魅力にあふれている街です。
様々なマイナス面に遭遇しても、やはり素晴らしい街です。
パリの街並全てに脱帽です。

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第4位:ラトビア・リガ
「旧市街、街歩き」
(感覚的満足度:8点、知的満足度:8点、計16点)

パリの魅力はある程度、先入観があるので、予想はできました。
でも、ラトビア・リガの魅力は全くの未知数でした。
旧市街が世界遺産に登録されていることくらいしか予備知識はありませんでした。
ところが、予想を超えた魅力的な街だということが分かりました。
上の写真「リーブ広場」などは、ルート上に偶然あったので、ついでに寄っただけの「広場」ですが、とんでもなく素晴らしい広場でした。
「癒し」という観点だけなら、世界一美しいとされるブリュッセルの「グランパレス」にも負けていないと思います。
それ以外にも、ブラックヘッドハウス、リガ大聖堂、大聖堂広場など魅力的な施設は枚挙(まいきょ)に暇(いとま)がありません。
リガは、完全にぼくのお気に入りの街になりました。

第3位:スウェーデン・ストックホルム
「ガムラスタンなど街歩き」
(感覚的満足度:9点、知的満足度:9点、計18点)

スカンジナビア三国を同じように回って来たのに、なぜこんなにも印象が違うのでしょうか?
不思議で仕方ありません。
ノルウェー・オスロは、ホテルの鍵アプリの事件があったので仕方ない面があります。
でも、フィンランド・ヘルシンキとは同じ時期に観光したとは思えないくらいの印象の違いがあります。
ストックホルムは、爽やかな青空の元、清々しく街歩きを楽しんだという印象が強いです。
一方、ヘルシンキは、暗くどんよりした中、背中を丸めて街歩きをしたという印象です。
この違いは一体何なのでしょうか?
やはり、今回の旅の隠れテーマ、「街とぼくとの相性」ですかね?

第2位:ベルギー・ブリュージュ
「街歩き&水路フェリー」
(感覚的満足度:10点、知的満足度:9点、計19点)

ブリュージュは、ぼくにとっては望んだ観光地ではなかったことは先回お話しした通りです。
でも、訪れて本当によかったです。
先回と同じようなことを言う可能性がありますがお許しください。
娘夫婦とともに作り上げた新婚旅行ですが、正直、喜んでもらえているか不安な面もありました。
飛行機の遅延、目玉の観光地の休館、パリの人の多さ、パリの暑さ、スケジュールのタイトさ、、
などなど、心配や不安はかなり膨らんでいました。
そんな中、最終観光地である、このブリュージュを訪れたわけです。
自然豊かな割に華やかさも兼ね備え、
パリの混雑や暑さでの疲労を和らげてくれる、
このブリュージュは、新婚旅行のフィナーレの地として最適だったような気がします。
何はともあれ、娘夫婦たちの選択に天晴(あっぱれ)です。

第1位:エストニア・タリン
「旧市街歩き&展望台」
(感覚的満足度:10点、知的満足度:10点、計20点)

やはり、エストニア・タリンが一番になりました。
(両方が満点なので1位以外には考えられませんが、、)
ぼくは、タリンに滞在している時は、毎日がワクワクしていました。
要因として、
・スカンジナビア三国から入国したので、物価がすごく安く感じたこと
・世界遺産の旧市街がコンパクトで観光がしやすかったこと
・メインの1,2か所が見所ではなく、街のどこへ行っても美しいこと
・ホテルの立地条件や宿泊環境などがすごく良かったこと
・街との相性が良く、何事もスムーズに流れていったこと
・事前の先入観があまりなかったこと
などが考えられます。
本当に行ってよかったと思います。
タリン最高!
大好きな街になりました。

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<4-2>「行ってよかった<レア部門>:ベスト5」

観光地を選ぶということは、最終的には個人的な趣向や嗜好(しこう)で決めますよね。
でも、大体は、一般的に好まれる一定の範囲内から選ぶことが多いと思います。
これから、あげる「レア部門」は、その一定の範囲にはあまり入らない、個人的な嗜好がかなり強い観光のランキングです。
一般部門と同じ土俵上で比べるとどうしても、上位に入って来ないと思われるので、あえて、特別に枠を作って日の目(ひのめ)を当てようというねらいもあります。

第5位:フィンランド・ヘルシンキ
「国立図書館」
(感覚的満足度:9点、知的満足度:4点、計13点)

船の形をした斬新な外観

本を読むだけではない自由な空間

「ヘルシンキ中央図書館」は、2018年にオープンした世界的に有名な図書館です。
2019年には、国際図書館連盟の「世界最高の公共図書館」に選出されました。
選出された主な理由として、
*誰もが無料で自由に利用できる点
*従来の方形の建築物ではない「船舶(せんぱく)」をモチーフにした斬新なファサード
*「誰もが平等に教育と情報の機会を得ることができる」場所として機能している点
があげられています。
ぼくは、最初にヘルシンキを訪れた時(23年前)には、まだ建築されていなかったので、ぜひ、行ってみたいと思っていました。
図書館は、観光名所として挙げられることは少ないですが、その国や都市の文化を象徴する場所だと思います。
図書館を訪ねることは、その国を深く知るうえで大事だということに気付かされました。

第5位:ルクセンブルグ
「首都ルクセンブルグの街歩き」
(感覚的満足度:7点、知的満足度:6点、計13点)

「ヨーロッパの国に全部行く」という自分自身に課したミッションがなければ、訪れることがなかった国?都市?街?だと思います。
それくらい、ぼくの中では、存在感の薄い国でした。
中学の頃、地理で「ベネルクス三国」として覚えているくらいです。
面積的(日本の神奈川県くらい)にも狭く、
人口(日本の金沢市くらい)も多くありません。
日本の一つの都市よりも小さな国家です。
でも、訪れてよかったと思います。
・一人当たりのGDPが世界トップレベルの豊かな生活水準
・公共交通機関がだれでも無料
・周りの強国、大国からの干渉や支配から逃れてきた歴史や政治的な手法
など、魅力的な国だったからです。
防衛力の強化ばかりに目が向く昨今の世界情勢に一石を投じる価値のある国だと思って見てきました。
知恵とアイディアあふれる国だと思います。

第5位:エストニア・タリン
「KGB囚人収容所」
(感覚的満足度:8点、知的満足度:5点、計13点)

「KGB囚人収容所」という名前だけで、足が遠のく施設だと思います。
観光は、どちらかというと、きれいな物を見て、美味しいものを味わい、快適な時間を過ごすことを求めることが多いと思います。
それはそれで、当たり前だと思います。
高い金を払って、眉間(みけん)に皺(しわ)を寄せるような所には行きたくないですからね。
でも、その国の歴史や歩みを知るという観点から考えれば、このような施設で負の歴史にも目を向けるべきかとも思います。
ソ連によって抑圧されてきた歴史を知ることによって「バルト三国」の人々の自由を渇望(かつぼう)する背景が深く理解できるからです。
ぼくは、この施設を見学して、
「エストニア人は、絶対にソ連の支配時代には戻りたくない」
との強烈な思いが肌で実感できました。

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第4位:リトアニアとポーランドの国境
「スバルキ回廊」
(感覚的満足度:5点、知的満足度:9点、計14点)

「スバルキ回廊」は、そもそも観光地ではないので、このランキングに入れていいものか、少し考えました。
でも、ぼくは、旅に出る前から、この「スバルキ回廊」という国境に興味を持っていました。
バルト三国にとって「スバルキ回廊」は、防衛上どんな意味合いを持っているのか?
どんな所なのか?
どんな防衛体制をしいているのか?
など、よく見て来たいと思っていました。
結論的には、このリトアニア⇔ポーランドの国境は、
エストニア⇔ラトビアの国境や
ラトビア⇔リトアニアの国境
とは、全く緊迫感が違うことが分かりました。
バルト三国間の国境は、いつ国境を通過したのか分からないくらい何事もありませんでした。
しかし、「スバルキ回廊」は、たくさんの国境警備隊員がいて、一人一人のパスポートチェックまで行っていました。
バルト三国やポーランド、さらにはNATO諸国にとって、この「スバルキ回廊」は、特別な地域であるということの表れだと思います。
そういった、国際情勢の一端を肌で感じることができたので、非常にいい勉強になりました。
バルト三国にとってロシアからの脅威は我々の想像をはるかに超えているということも肌で感じることができました。

第3位:スウェーデン・ストックホルム
「森の墓地(スコーグスシュルコゴーデン)」
(感覚的満足度:7点、知的満足度:8点、計15点)

生あるものは必ず死をむかえます。
でも、人間だけが、死後のことを考え、生前あれこれ考える生物なのだと思います。
「兵馬俑坑(へいばようこう)」「明の十三陵」
「王家の谷」「ピラミッド」
「古墳」
など、洋の東西を問わず、権力者は死後にも生前同様の恩恵を受けようとしがちです。
権力者じゃなくてもその傾向は、少なからず誰にもあるのかもしれません。
そんな、死後の心配に一石を投じたのが、この施設なのかもしれません。
・死後は、等しく自然に還(かえ)ればいい
・残された者が、故人を偲(しの)べる場所があればいい
この2つさえあれば、あとのことは気にせず、あの世に行けるのだということを教えられた施設でした。

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第2位:オランダ・アムステルダム
「アンネの家」
(感覚的満足度:7点、知的満足度:9点、計16点)

小学生の頃、「アンネの日記」を読み、大人になったら、
「アンネの日記が書かれた家を訪ねてみたい」
という気持ちになりました。
子どもの頃の憧れは、人それぞれだと思います。
中学生の頃には、
・シルクロードに行ってみたい
高校生の頃には、
・ビートルズの故郷に行ってみたい
など年齢を経るにつれ、その憧れはどんどん増えていったような気がします。
今、時間的に余裕が出来、その一つでも実現できるような年齢になりました。
幼い頃の憧れが上書きされてなくなるわけではありません。
やはり、あの頃、「行ってみたい」「見てみたい」と思った気持ちは色褪(あ)せていません。
回りからは、「なんで?」と思われることも本人的には真剣です。
これからも、無理せず欲張らず、幼い頃の憧れの地を訪れてみたいと思います。

第1位:リトアニア・カウナス
「杉原千畝記念館」
(感覚的満足度:8点、知的満足度:10点、計18点)

ぼくは、「アンネの日記」で子どもの頃、ユダヤ人の不条理な虐殺を知りました。
それがきっかけで、その後、「ホロコースト」に興味を持ちました。
杉原千畝さんの存在を知ったのは、はっきりしませんが、大人になってからだと思います。
二次大戦前後の日本人の中にも人道主義を貫き通した高潔な人物がいたことを知り、かなり衝撃を受けました。
関係する施設などは訪ねてみたくなる性質(たち)なので、もちろん、機会あるごとに杉原さんに関係するいろいろな施設を訪ね回っていました。
そんなぼくにとって、このカウナスの日本領事館は「悲願」でした。
杉原さんの人道主義を貫いた最大の現場だからです。
だから、「行ってよかった」のランキングは、「杉原さんの記念館」か「アンネの家」が1位か2位になるに決まっています。
どんな状況でもぼくが行きたかった悲願の場所ですからね。
スタートラインが不公平なわけです。
通常の道が工事中であろうが、そのために登山道のような急坂を歩かされようが、ランキングのマイナス要素にはなりえません。
行きたくて行きたくて仕方なかった場所に行けたのですからね。

<総括>
「推し活」という言葉が巷(ちまた)で蔓延(まんえん)していますよね。
「流行」の域を越えて、すでに人々の生活に根付いてきたような感じすらします。
ぼくには関係ない、縁のないことだと、ずっと、思って来ました。
でも、今回のアンネさんや杉原さんの関連施設を訪ねることを通して、やってることは「推し活」と同じなのではないだろうかと、ふと、思うこともあります。
回りからは、理解されず、不思議な行動のように映るところは、かなり共通しています。
でも、本人は至って、真剣なんですよね。
ぼくの行動もそうなのだと自覚しています。
「行きたい」「見たい」という気持ちに蓋(ふた)が出来なくなるのです。
来月30日からヨーロッパ一筆書きの旅D3に出かけますが、その際、「ビートルズの足跡を辿りたい」なんてまさにそのものだと思います。
もしかしたら、オーロラを見たいというのも幼い頃からの悲願なので、そのカテゴリーに入る行動かもしれません。
「推し活」という言葉以外に、もっと、幅の広い言葉はないものでしょうか?

(第3話、終わりです)

(第4話は、「永住したい都市ベスト5」「ベストショット<人物編>ベスト5」です)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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