シリーズ22の4:「欧州一筆書きの旅D2~北国一人旅~」
<エストニア・ラトビア・リトアニア・ポーランド編>NO29
DAY37:2025年9月13日(土)①
この旅最後の訪問国、ポーランドの首都ワルシャワに来ています。
8月10日にフランスに上陸した後、このポーランドで13か国目です。
今日は、ワルシャワ3日目です。
観光ができる最終日です。
でも、そんなにガツガツ観光するつもりはありません。
昨日で大体、ワルシャワで行きたい所に行けたし、十分に満足しているからです。
今日の予定は、
①空港への下見
②ワルシャワ蜂起記念碑
➂スーパーでの買い物
④帰りの荷造り
これで十分です。
①の空港下見は、しておいた方がいいと思います。
このワルシャワにはバスで入って来たので空港へのアクセスは自信がありません。
それに、ぼくの使える交通カードで空港に行くためには、地下鉄やバスを乗り継いでいくしかありません。
中央駅から高速の列車が出ているという噂はありますが、新たに切符を買うのはもったいないです。
時間がかかっても通常のバスを乗り継いで行けるならそちらを選びたいです。
そのためには、今日中に一回は行っておくべきだと思います。
明日朝、バタバタするのは嫌ですからね。
②は昨日予定に入れていましたが、行けませんでした。
なので、今日は「ワルシャワ蜂起記念碑」のためだけに旧市街方面に行きたいと思います。
①②でおそらく半日以上が終わると思います。
あとの残りは、スーパーで買い物をしたり、荷造りをしたりする時間に使いたいと思います。
最終日なのでガツガツしないで、ゆったりと過ごしたいと思います。
<広告です>
途上国の子どもたちの1対1の支援プログラム
1日あたり150円の支援で「希望」を
~ワルシャワ空港へ~

明日の飛行機は11時20分発です。
だから、3時間前の8時20分には空港に着いていたいです。
ということは、7時にはホテルを出なければならない計算になります。
せっかくなので、明日と同じ時間帯で出発したいと思います。

7時頃ホテルを出発しました。
よく見ると、ホテル前の道の向こうにも物凄い教会があります。
地図アプリでは「改革派教会」と出ています。
何か歴史的ないわれがありそうな教会です。

地下鉄駅付近にもとんでもないお屋敷があります。

地図アプリで調べると「財務大臣宮殿」とあります。
財務大臣に宮殿があること自体違和感がありますが、、
まあ、とにかく、このホテルの近くにも見るべきものが結構あるんだな、と思うと嬉しくなります。
でも、今は空港へ行くのが目的なので、道草を食わずに地下鉄に乗ります。

メトロ1号線に乗ります。
メトロの乗り口は何度も来ているので問題ありません。

M1で3駅乗って「Politechnika」という駅で降ります。
そして、地上に上がって「Metro Politechnika02」というバス停で188番のバスに乗り換えます。
メトロの上り口にはエレベータがあったので、ラッキーです。
今は、身軽で移動していますが、明日は大荷物です。
小さなことのようですが、エレベータやエスカレーターがある無しは、重いスーツケースで移動している時には大きな問題です。
特に地下鉄は、長い登り降りが必ずありますからね。

188番のバスは、いちいちバス停で停まります。
当たり前です。
普通の路面バスですからね。
こんな時イライラしてはいけません。
自分で選んだ道ですから。
のんびりゆったりとした気持ちでバス旅を楽しむ余裕が必要です。
1時間くらい乗ると終点が空港です。

見えてきました。
やはり、ワルシャワの象徴「ショパン」が空港名についています。
ご存知の通り、ショパンさんは、ポーランド出身です。
「ポーランド出身3大偉人」の一人として、ポーランド国民から広く知られている偉人です。
ちなみに、あと2人は、
・コペルニクスさん:頑(かたく)なに天動説を唱えるキリスト教会と対立するも「それでも地球は動いている」と自説を曲げなかった天文学者
・マリア・キュリーさん(通称キュリー夫人):医学に不可欠な放射線の研究でノーベル賞を2度も受賞している科学者
のお二人です。
いずれも分野こそ違いますが、科学の発展に尽力された偉人中の偉人ですよね。
それでも、このお二人を押し退けて空港の冠名になったということは、それだけショパンさんは、ポーランド国民に愛されていたことの表れなのでしょうね。
少しだけ、ショパンさんの紹介をさせてください。

ショパンさんは、1810年にワルシャワ近郊に生まれました。
4才頃からピアノを習い、8才頃には演奏会を開くほどの腕前だったと言われているので、「天才」だったのでしょうね。
20才前には、ポーランド各地を旅し、民俗舞曲や農民の音楽に触れていたということです。
そのことが、その後の作曲活動の核になっていきます。
1930年頃(20歳前後)、ヨーロッパへの演奏旅行に出かけている際、ポーランド国内でロシアへの反乱(蜂起)が起こります。
ロシアは、その蜂起の鎮圧のため、軍人や反乱分子だけでなく知識人なども粛清(しゅくせい)したり、人民の移動を制限したりしました。
そのため、ショパンさんは故郷に帰れなくなってしまいます。
望んだわけではないのに、「亡命者」になってしまったのです。
その後、パリに拠点をかまえ、音楽活動を続けていきましたが、心の中には常にふるさとポーランドへの望郷の念が強かったと言われています。
その後、フランスの2月革命などの影響もあり、ロンドンやスコットランドなどで生活することになりますが、ポーランドへの思いは強くなるばかりです。
そのうち、健康がすぐれない状態が長くなっていったようです。
パリに戻った1849年、39歳という短い生涯を閉じることになります。
遺言(いごん、ゆいごん)には、
「死後、心臓だけでもポーランドに戻してほしい」
という一言があったそうです。
それだけ、故郷ポーランドへの思いが強かったことがうかがえます。

ショパンさんの心臓が安置されている「聖十字架教会」です。
ワルシャワの旧市街の南東部にある教会です。

ショパンさんのお姉さんが、ショパンさんの心臓をコニャック(アルコール度数の高いお酒)に浸してこっそりと、ワルシャワに運んだということです。
その後、第二次世界大戦の中で、ポーランドは祖国をなくしたり、共産体制に組み込まれたりする悲劇に見舞われるわけですが、その都度、国民に希望や勇気を与え続けてくれたのが、ショパンさんの音楽だったと言われています。
そんな、背景が「ショパン空港」という名前の陰に隠されていたのですね。

せっかく1時間半もかけてきたので、入ってみます。

国際便の出発ロビーの方へ向かいます。

明日、行くべきカウンターの探し方が分かりました。

明日は、もう大丈夫です。
8時半前にはショパンさんの空港に着くことが出来そうです。
<広告です>

~ワルシャワ蜂起記念碑へ~
空港の下見の後は、昨日行けなかった「ワルシャワ蜂起記念碑」へ行こうと思います。
1939年、ドイツとソ連の密約によってポーランドが分割さてしまいました。
「地図から消された」暗い過去を背負ったポーランド・ワルシャワ市民には、ドイツから自由になることは悲願です。
その悲願をかなえようと立ち上がったのが「ワルシャワ蜂起」です。
1944年、63日間に及ぶ蜂起でしたが、ナチスドイツ軍によって武力制圧されてしまいました。
この戦いで、ポーランド市民約20万人が命を落としています。
さらに、この蜂起に激怒したヒトラーによって、ワルシャワの街が焼け野原にされています。
ワルシャワ市民にとっては、暗い過去を思い出す記念碑だと思います。
しかし、強国ドイツに立ち向かった勇気や愛国心を忘れないことやこの蜂起で命を落とした20万人の冥福を祈るために未来永劫(えいごう)大切にされている記念碑でもあります。
旅の最後に相応しい、訪れておきたい施設だと思います。

今度は空港から175番バスで市内へ戻ります。
戻りのバスもいちいち停まります。
普通の路面バスですからね。
当然戻りも1時間半くらいかかります。

「Plac Pitsudskiego」というバス停で180番バスに乗り換えます。

3つ目のバス停で降りると、歩いて1,2分で「ワルシャワ蜂起記念碑」に行けるはずです。

見えてきました。
ワルシャワ蜂起軍兵士の銅像です。
懐かしいです!
23年ぶりだと思います。
「またお会いしましたね。
人数が増えましたね」
という感じです。
勘違いでなければ、階段の下にいる4人の兵士は初対面だと思います。

階段の上にいる兵士たちは23年前にもお会いしました。

ドイツ軍に抵抗し、その後、報復を受け、街を壊され焼かれ、命を奪われた記憶は絶対に忘れてはいけないという願いを込めて造られた記念碑です。

ここに来ると、23年前、ポーランドの教職員と懇談会をしたことを思い出します。
ぼくたちは、アウシュビッツ強制収容所教育視察団としてポーランドを訪問しました。
「平和」について語り合うという目的でポーランドの先生方と意見交換をしたのです。
その時、一人の日本人の訪問団員の方が、
「街を壊され、たくさんの命を奪ったドイツと、その後支配してきたソ連とどちらが嫌いですか?」
という質問をしました。

ほぼ全てのポーランドの先生方は、即答で
「ソ連」
と答えました。
「ドイツは、確かに建物や命など重要な物を奪ったけど、ソ連は長い年月、我々の自由を奪った」
というのが理由の大部分です。
当時のぼくは、命よりも大事な物はないと信じて疑わなかったので、衝撃を受けたのを覚えています。
同時に、日本人が当たり前のように享受している「自由」というものが、ともすると「命」よりも重要な場合もあるのだということを改めて学び直した記憶があります。
当時を思い出しながら、「ワルシャワ蜂起記念碑」を後にしました。
<広告です>

~買い物へ~

昨日も行ったショッピングモールに今日も行こうと思います。
結局3日連続、皆勤賞です。
180番バスに乗り4つ目の停留所で175番バスに乗り換えれば行けるはずです。

同じところに3日連続で行くわけなので、降りるバス停が多少違っても、スムーズにつけるはずです。
3日連続ということで、どこに何が売っているのかおおよそ分かるようになってきました。
その気持ちの余裕からか写真が妙に多いです。
余計な情報も多いかと思いますが、紹介します。

カルフールの店の前には「SUSHI」と書かれたお店が出ています。

メニューを見て、ガラスケースの中を覗いただけですが、いわゆる江戸前の握り寿司のようなものは見られません。
巻物だけのお店のようです。

☝翻訳アプリを当てた写真です。
「サーモングリルミックス」12個入りは40.99PLNですから、約1600円です。
安いか高いかの判断はよく分かりません。
(ポーランドの物価を考慮すると決して安い物ではないような気がします)

何だかんだで、3日連続でカルフールで買い物です。
このショッピングモールには無数の店舗が入っていますが、いろいろ入ってみて、やはり、「カルフール」を選んでいました。
種類が豊富、価格が納得できる(決して激安ではありませんが、品質との兼ね合いを考えると安いと思います)などが主な理由です。

明日は飛行機に乗るので、食べきれない果物は買いません。

ベリー類も豊富です。

リンゴか桃か区別のつかない果物もあります。

カットフルーツも豊富です。

明日の飛行機は機内食が出るタイプですが、アブダビで3時間くらいの待ち時間があるので、パンは、多めに準備したいと思います。
日本円で50円から250円くらいで買えるパンがそろっているのがうれしいです。

1個0.59PLN(約24円)のパンも発見しました。
ポーランドやバルト三国は物価の面では、ヨーロッパの中では天国です。

このような安いパンの方が日持ちして、バッグに忍ばせておくにはむしろ好都合です。

ビールも種類豊富です。

ポーランド製の缶ビールは、ほとんどが500mlから600mlです。
さすが、体格のいいポーランド人らしい数字だと思います。
ポーランド人には350ml缶は似合いません。

よく見ると、ビールのアルコール濃度が7%、9%です。
1缶約120円くらいから買えるので、うれしい限りです。

発泡ワインも約800円くらいから買えるので安いと思います。

とにかく、アルコール好きのポーランド人らしくアルコール飲料売り場は、途轍(とてつ)もない面積です。

レジは、カルフールお得意のベルトコンベアー形式です。
商品をコンベアに乗せると服務員の前まで流れていきます。
もちろん服務員はボタンでレーンの流れをコントロールしています。

こちらは、セルフレジです。
セルフレジを選ぶ人はまだ少ないようです。
<広告です>
~最後の一晩~![]()

ホテルに戻って来ました。
今日の買い物です。
ほとんどが明日からの飛行機旅用です。
ビールやハム、チーズ、ライムギパン、マグロなど、冷蔵庫に食べきれなかった物がまだかなり残っているので、今日中に食べきりたいと思います。
もったいないですからね。
明日の朝は、7時にはホテルを出たいと思います。
朝バタバタしないように、荷造り等は寝る前にしっかりとやっておこうと思います。
それでは、D2旅最後の夜を有意義に過ごします。
(第29話、終わりです)
(第30話は、「アブダビ経由で東京へ(最終話)」です)
<広告です>
ネット松陰塾の学習システムは、単元を細かくレベル分けし、
類題を多数収録しています。問題はレベル毎にランダムに出題される
ので、あやふやな記憶のままでは先へ進めません。小1〜中3までの
主要5教科が収録されているので、学年にとらわれずに学習できます。
学力の悩みだけでなく
・近くに塾がない
・塾に通わせたいけれど、送り迎えが難しい
・習い事や部活動で塾に通う時間がない
・お子様が不登校気味で、塾に通えるか不安
・国外在住だが日本の教育も受けさせたい
ぜひともネット松陰塾で学びましょう!
【ネット松陰塾】

<広告です>
海外旅行での通信手段をお探しの方向けにオススメのサービス「TRAVeSIM(トラベシム)」!
SIMカードの抜き差し不要、QRコードを読み込むだけで、海外データ通信環境が普段使いのスマホで利用できる優れもの!
お申込みから受け取りまでオンラインで完結するので、わざわざ最寄りの店舗に足を運ぶ必要もありません。
日本はもちろん、世界140の国と地域でご利用いただけます。
海外旅行・主張の通信手段として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
▽▲▽▲▽ご提供プラン▽▲▽▲▽
【ASIAプラン】
SIMタイプ:eSIM
インターネット容量:6GB※超過後は低速で使い放題
利用可能期間:8日間(192時間)
対象国・地域数:30の国と地域
販売価格:1,980円
【GLOBALプラン】
SIMタイプ:eSIM
インターネット容量:6GB※超過後は低速で使い放題
利用可能期間:15日間(360時間)
対象国・地域数:140の国と地域
販売価格:3,980円
▽▲▽▲▽詳細はコチラ▲▽▲▽
世界140の国と地域で使える【TRAVeSIM】

<広告です>

<広告です>
