昨夜も、「ホームアローン仕掛け」をセットして寝ました。
でも、幸いなことに、仕掛けが必要になる出来事は起こりませんでした。
昨日同様、気持ちよい朝を迎えました。

昨日は、まる一日かけて旧市街を観光しました。
今日は、
①バスステーション⇒②中央市場(世界遺産)⇒③国立図書館⇒④リガ・アールヌーボー建築群(世界遺産)
に行きたいと思います。
もちろん、①は明日のリトアニア行きのための下見です。


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~①バスステーションへ~

ホテルからは、昨日と同じ、トラム路線に乗ります。

トラム1号です。

線路は古い石畳の中にあります。

今日のトラムは、車両と車両がチェーンで繋がれた初めて見るタイプのトラムです。
こんな連結の仕方でも安全に運行できるのですね。

バスステーションのチケット売り場エリアに到着です。
予想以上の大きさです。
ぼくは、チケットは入手済みなので、新たに買う必要はありません。
バスステーションは、初日に来ているのでおおよそのことは分かるつもりです。
でも、降りた場所と乗る場所が全く違うので、下見をしておいてよかったです。
乗る場所へ向かうルートは、初めて来ました。
こんな広い屋内の施設があったのですね。

ベンチの後ろに「タイムテーブル」があります。

ぼくの明日乗るバスは、ビリニュス行き11時10分発です。
1番ホームから出ることが分かりました。
1番ホームは、外に出てすぐの所だから心配はいりません。
これで明日は、迷うことなくバスに乗れるはずです。
この後は、昨日行けなかった「リガ中央市場」に行きます。

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~リガ中央市場へ~

バスステーションから中央市場へは、City Canelにかかる橋を渡って行くようです。

バスステーションの屋内待合所から見える建物が中央市場のようです。
4つの連結する巨大な半円形の建物が存在感を放っています。
これが全て市場だとしたら、とんでもない大きさの市場だと思います。

外に出ると、キャナルの向こうに中央市場があることがよく分かります。
キャナルの大きさもしっかりと確認できます。

キャナルを渡る橋です。
見た目より、幅の広いキャナルです。
橋の麓(ふもと)には、トラムの駅もあります。

巨大な建物の中だけのマーケットかと思いましたが、屋外にもテントがあり、たくさんのお店が出ています。

キノコやベリーが目立ちます。
キノコがデカい!

このお店には、大量のキノコが置かれています。
ラトビア人はキノコが好きなんですかね。

ベリー系も大量です。

このあたりもベリー系ですね。
右端はもしかしたら、桑の実ですかね?
海外では、マルベリーという名前でよく売られていますよね。
日本の桑の実は、もう少し赤みがあるような気がします。
昔、道草しながら歯を赤黒くして食べた思い出がふと蘇(よみがえ)ってきます。
昔は、日本でも至る所で桑の木が見られましたが、養蚕業が衰退すると同時に桑畑が激減しました。
日本人には、桑の実自体、すでに懐かしい存在になっていますよね。
桑の木を育てても葉っぱを食べてくれる「お蚕(かいこ)様」がいませんからね。

ハニーメロンだそうです。
見たことがないので、売り場の女性に聞いてみました。
「ハニーメロン」
と発音したと思います。
「はちみつのように甘い!」
と自慢していました。
残念ながら試食の誘いはありませんでした(泣)

建物の中は、とてつもない広さです。
この一角(いっかく)全て「肉売り場」です。

このドーム型の建物は、もともと市場のために建設されたものではないそうです。
第1次大戦時、ドイツ軍の大型飛行船「ツェッペリン号」の格納庫として建設されたのだそうです。
そう思って眺めると、納得!ですよね。
市場にこんな巨大な面積?体積?必要ないですもんね。

Wikipediaより

ちなみに、第1次大戦時、ロシアを攻撃するために、その途中にあったバルト三国をドイツが征服してしまいました。
ラトビアの首都リガにドイツのツェッペリン格納庫があったのは、そのためです。
1次大戦後、ラトビアが独立し、不要になったその格納庫をラトビアが有効活用したのだそうです。
そのおかげで、今では、ヨーロッパ最大級の市場として世界遺産にも登録される素晴らしい施設となったのです。

そう考えると、この巨大な中央市場が何だか偉大なものに見えてくるから不思議です。


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~市場の周辺~

中央市場からバスステーション方面を眺めてみます。
バスステーションなので、たくさんのバスが行き交うのは当たり前ですが、よく見るとバスの上に、何と、列車が走っています。
それも現代的なお洒落な列車です。

地図で確認すると確かに線路があります。
高架鉄道なので、気付きませんでしたが、すぐ近くにリガ駅(赤色○印)があります。
やはり、この一帯は、日本で例えれば、東京駅の周辺なのですね。
改めて、一国の首都の中心部にいるのだという自覚が芽生えました。

巨大市場の後ろ側に見えるのは「ラトビア科学アカデミー」ですかね。
この建物は、ソ連の匂いがプンプンしますね。

サイトで調べてみると、15階の展望台からの眺めが最高とのことです。
でも、入場料が5€必要だということで、今回はパスです。

GoogleMapより

ソ連支配時代に建てられた建築物なので「スターリンのバースデーケーキ」と揶揄(やゆ)するラトビア人が多いそうです。
そう言えば、デカいだけのバースデーケーキのように見えなくもありませんね。
「スターリンのバースデーケーキ」と命名した人のセンスに「あっぱれ!」です。

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~ラトビア国立図書館へ~

そろそろ、図書館に行こうと思います。

地図で見ると、毎回乗るトラム路線が、図書館前まで行くようです。
目の前の橋を渡らず、一本川下の橋を渡るので、丁度、図書館の前を通ります。

今度のトラムは、近代的なノンステップ式のトラムが来ました。
やはり、新しいトラムもありますよね。

川沿いの道を右折すると、川向うに国立図書館が見えてきました。

昨日、この橋の中の歩道を歩きましたが、挫折(ざせつ)しました。
今日、こうして、橋の上をトラムで通れるのだから、昨日無理して歩かなくてよかったです。

ラトビア語で「国立図書館」を表す停車場で降ります。

銀色に輝くジャンプ台のような外観です。
これは、ソ連の匂いは全くしません。
ラトビア人の総意で造られたものに違いありません。

せっかくなので記念撮影です。

地下で全ての荷物をコインロッカーに預けなければいけないシステムです。
でも、この地下のソファーが、めちゃくちゃ気持ちよかったです。
ずっと、座っていたいような気になる癒(いや)しのソファーです。
実は、内緒で(館内飲食禁止でした、、)昼食を食べてしまいました。
地下には、職員がいなかったし、誰の迷惑にもならないと思ったので、つい、、
それに何より、ソファーが気持ち良過ぎました。

このインフォメーションで「館内に入りたい」というと、入館カードをくれました。

後で返すシステムですが、これを首からぶら下げていると有料ゾーン以外は入れます。

館内の中央部にある移動ゾーンです。
階段、エスカレーター、エレベーターがあります。
(この後、ほとんどが動画撮影しかしませんでした。
静止画にすると画像が荒くなってしまいます。
すいません)

外観を見た時、三角屋根の丁度一番高い所にある部分だと思います。
最高階まで行けるようです。

その、斜面の部分が書棚になっています。

下から眺めると、こんな感じです。
書棚の書籍が、お洒落なデザインのように役立っています。

何万冊あるかは分かりませんが、この斜面だけでも、かなりの冊数があると思います。

図書だけでなく、CDとかレコードなども聞けるようです。

この施設で一番不満だったのが、外の景色があまり見えないことです。
ヘルシンキの図書館は、外(テラス)へ行けるスペースがふんだんにあり、外で過ごす楽しさが味わえました。
でも、このリガの図書館には、それがありません。
(探し方が悪かったのかもしれませんが、、)

それから、ガラスに曇り(細かな粒粒)が入っていて、クリアに外が見えません。
「図書館は外を見るために存在しているわけではない」
と言われればそれまでですが、ぼく的には、
「川向うから世界遺産の旧市街をもう少しクリアに見たかった」
というのが正直な気持ちです。

ご丁寧なことに、このような長廊下の窓にも粒粒(つぶつぶ)が入っています。
何度もヘルシンキの図書館と比べて、申し訳ないとは思いますが、寛(くつろ)ぐ場所があまりないので、これくらいでお暇(いとま)します。
何だか地下のソファーが、一番、寛いだような気がします。

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~アール・ヌーボー建築群へ~

これから、世界遺産の「アール・ヌーボーの建築群」に行きたいと思います。
アールヌーボーは、フランス語で「Art Nouveau」と書き、アールヌーボーと発音するようです。
そもそも、アール・ヌーボーとは何なのでしょうか?
よく耳にはしますが、はっきりとは分かりません。
こんな時には、AIです。

19C末~20Cにかけておこった「新しい芸術」の動きのようですね。
キーワードは「自然」と「曲線」のようです。
ミュシャ、ガウディなど超ビッグネームの芸術家が名を連ねているのですね。
東京駅などもこのカテゴリーに入るのですね。

旅の話に戻ります。
リガにもこのアール・ヌーボーの建築群が存在しています。
そして、その建築群が世界遺産に登録されているということです。
行きにくい場所にあるらしいですが、これから見に行ってみたいと思います。

地図アプリで見ると、旧市街よりもさらに北西にあるようです。

リガ図書館から5番か8番のトラムで旧市街の北東面に沿って行くようです。

トラムから下りてから10分程度歩かなければならないので結構時間がかかりそうです。

とりあえず、トラムに乗ってみます。

雨が降ってあまり眺めはよくないですが、旧市街をしっかりと見ることができます。
図書館からよりもよく見えると思います(皮肉)

雨が上がってくれることを祈ります。

旧市街は、なかなか、いい景色ですね。
やはり、国立図書館のような高い所から旧市街をしっかりと見たかった気がします。

「Ausekla iela」という駅で降りたら、公園のような自然の中を歩いていくようです。

目的地にしてもいいくらいの長閑(のどか)な公園です。

不思議なことに、さっきまで降っていた雨が止んだだけでなく、青空まで出てきました。
トラムから下りて外に出た瞬間ですからね。
すごいことです。
ぼくとリガの相性(あいしょう)は、いいのかもしれません。
今回の旅は「街との相性」を随所(ずいしょ)で感じる旅になっています。
今のところ、ストックホルムとタリンが、ぼくと非常に相性がいい街です。
その2つにリガが加わりそうな気がします。

10分ほど歩きました。
そろそろ、「アール・ヌーボー建築群」に入ったようです。

息をのむ建物たちが、一つ二つではありません。

あそこにも、ここにもという感じで、街中が「凄い!」の連続です。
ため息が出るほどです。

アール・ヌーボーのキーワードの一つ「曲線」が随所に使われていて、アール・ヌーボーが少しだけ分かったような気になります。

イタリア大使館でしょうか?
「縦のイタリア、横のハンガリー」ですから、イタリア国旗ですね。
イタリア国旗がEU旗とともに、はためいています。

このあたりから、様式が変わってきたような気がします。

ぼくは、上のような重厚感のある渋めの建物が好きなようです。

入ってみたくなるような建物ですが、厳重な門扉にしっかりと施錠してあります。
当たり前ですよね。
勝手に入られたら、たまったものじゃないですからね。

もともと、何の施設か分かりませんが、一つ一つの装飾が、「宮殿」並みです。

一枚くらい記念写真を!

まだまだ、ひたすら建築群が続きます。

住民や観光客はほとんど見られません。
日本で言う閑静(かんせい)な高級住宅街のような所なのでしょうか?

こんな広いエリアに人間はぼくしかいないような不思議な感覚です。

一体どんな人がこんな豪華な建物の所有者なのでしょうか?
気になります。

ずっと見ていても見飽きることがない建築群でした。

いくら時間があっても、きりがありません。
そろそろ、次の目的地に行こうと思います。
まだ少し、時間があるので、恒例のトラムのミニ旅に行こうと思います。

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~トラムのミニ旅へ~

リガのトラム路線は、四方八方に伸びています。

帰りのことも考えると、1番トラムの終点を目指すのがよさそうです。

何があるか分かりませんが、とりあえず、「Jugla」まで行ってみようと思います。

今いる場所から15番のバスでバスステーションの近くまで行き、そこから1番トラムに乗り換えようと思います。

15番バスから1番トラムに乗り換えるのに少し歩かなければなりませんが、この程度なら大丈夫です。

15番バスです。

こんな時は、乗り放題交通カードがあるので、安心です。

リガの駅前の様子です。

1番トラムの最終地点なので、ゆっくりのんびりのミニトラム旅です。

GPSで見ると、かなり遠くに来たことが分かります。

終点まで来ましたが、予想通り、特記事項(とっきじこう)はありません。
近くを少し散歩しましたが、やはり特記事項なしです。

再び、1番トラムで引き返します。

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~最後のリガの夜~

ホテル(ホテルマルチラックス)脇の大通りの停留所で降ります。
今日も昨日のスーパーRimiで買い物をしてホテルへ帰ります。
「Barona Centrs」というショッピングモール内にRimiがあります。
ホテルまで徒歩1分です。
近くに「いいスーパー」があって、本当によかったです。

明日は、リガからリトアニアの首都ビリニュスに移動する日です。

最後の夜ですが、油断せず「ホームアローン仕掛け」を忘れずに過ごしたいと思います。

(第16話、終わりです)

(第17話は、「リトアニアで日本好きおじさんと交流です)

「あきらのふらブラ旅」メニューページへ

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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