シリーズ20の4「なんちゃって世界一周!」
◇何でもランキング編:NO5◇
先回は、自分で自分を褒めてあげたいことをランキング化しました。
今回は、初めての試みで「持ち物」に焦点(しょうてん)を当てて振り返りをしたいと思います。
「持ち物 残念無念」と「持って行ってよかった物」の2つの観点でそれぞれ振り返ります。
「持ち物 残念無念トップ5」は、普段の旅では持って行くのに、今回は持って行かず(忘れて)とても不便だった、逆に持って行ったのに全く使わなかったなど持ち物で残念な思いをした物を
「持ち物 残念無念度」
という尺度、10点満点で振り返ってみたいと思います。
「持って行ってよかった物ベスト5」は、旅本には必要だと書いていない、世間ではあまり定番の持ち物ではない、持って行こうかどうか迷った、だけど持って行ったら、結局よかったと思った持ち物を
「持って行ってよかった度」
という尺度、10点満点で振り返ってみたいと思います。
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それでは、早速、「持ち物残念無念」の方から始めていきたいと思います。
<6>「持ち物 残念無念トップ5」
第5位:ホテルの予約票の外国語版

<残念無念度:8.2点>
ぼくは、今回も事前に全てのホテルを予約してから出発しました。
「ホテルなんかは、現地に着いてから適当に見つければいいんだ」
という人も多いと思います。
特に、旅慣れたいわゆる「旅の達人」と言われる人たちには、そのような傾向の人が多いような気がします。
でも、ぼくは、ホテルの立地場所にこだわりがあるので、必ず事前に予約していくことにしています。
宿を探すために重い荷物をゴロゴロ転がすのも嫌だし、価格を比べずに決めるのも嫌なのでそうしています。
もちろん、一番の理由は、地下鉄や路面電車の駅の近くのホテルに泊まりたいという願いが強いからです。
そうすることで、
・行きたい観光地にタクシーを使わずに行ける
・空港や国際バスターミナルなど次の移動地への起点にタクシーを使わずに行ける
・飲食店やスーパーが近くにある可能性が高い
など、その後の観光に有利だからです。
その予約方針で後悔したことはありませんが、今回一つだけ後悔したことがあります。
それは、現地言語での予約票を印刷して行かなかったことです。
今まで、「日本語版」と「英語版」の2種類を印刷して出かけていました。
でも、今回の旅では、エジプトでもエクアドルでも、現地語版の予約票があればよかった場面がありました。
エジプトではオーナーとの交渉の時、エクアドルでは英語版をスタッフが読めなかった時です。
やはり、英語万能ではないということです。
その国の言語に応じた準備をしていけばよかったと悔いています。
第4位:虫刺され関係の薬品

<残念無念度:8.3点>
海外では、虫刺され、特に蚊(か)には十分気を付けるようにと、どの旅本にも書いてあります。
確かに、蚊に刺されて命を落とす人の数は、毒蛇(どくへび)やサソリなどとは桁違いで多いことは事実です。
特に、熱帯地方の蚊には注意が必要だと思います。
だから、今回の旅には、虫よけスプレーや虫刺され用の薬を準備していきました。
でも、全く、出番はありませんでした。
蚊には遭遇しなかったと思います。
(エジプトでは多過ぎるハエには何度も遭遇しましたが、、)
せっかく準備したのに出番がなかったので、第4位にしました。
医薬品は、それ自体出番がないことはいいことですが、、、
第3位:防寒用ポンチョ

<残念無念度:8.5点>
訪れる国がほとんど南国なので寒さに対する心配は、ほとんどしなくていいと思っていました。
でも、もしかしたら、どこかで必要になる時もあるかと思い、スーツケースに防寒用のポンチョを忍ばせておきました。
そのもしかしたらが、パナマ空港で訪れました。
パナマ空港でトランジットのために一晩過ごさなければいけなかった時です。
「宿無し部屋無し飯無し」の野宿です。
朝方、若干の寒さを感じたので、ようやくポンチョの登場だと思い、寝ぼけ眼(まなこ)で身の回りを探しました。
でも、どこにもありません。
当たり前です。
スーツケースの中にしまったままだったからです。
パナマ空港のトランジットは「バゲッジスルー」なので手元にスーツケースはありません。
せっかくの準備物品も使う可能性を見誤ると宝の持ち腐れとなることがよく分かりました。
準備しなくて残念無念というより、準備したのに使えなくて残念無念でした。
ちなみに、上の写真は、全ての旅が終わって新潟に戻ってきた時に寒さに耐えられず着用した写真です。
第2位:壊れたキーロックチェーン

<残念無念度:8.9点>
本来なら「持って行ってよかった」ランキングに入るべきアイテムですが、経年劣化に気付かず、途中で壊れて使い物にならなくなってしまったという意味で残念無念の2位にしました。
ぼくは、観光に出かける際、写真のようなワイヤーが伸びるキーロックを使います。
スーツケースと固定物を巻き付け、スーツケースの盗難を防止する役目をする重要アイテムです。
絶対に安心というわけではありませんが、スーツケースごと盗まれるという不安は、かなり軽減されます。
今まで、だいたいの海外旅に同行しました。
ところが、今回の旅のエクアドルでとうとう寿命が来たのです。
ワイヤーを引っ張ってもうんともすんともいわないのです。
ホテルで工業用のオイルを借りて差してもダメでした。
肝心な時に使い物にならなくなったので、かなり残念無念でした。
経年劣化などを考えて、新品を準備するべきだったのかなあと思います。
第1位:サンダル


<残念無念度:9.0点>
今回の旅で迷った挙句持って行かない決断をした「サンダル」を第1位にしました。
前回のヨーロッパ旅では、クロックスを持って行き、重宝しましたが、図体(ずうたい)が大きくスーツケースに入りきらないことが多かったので、今回はパスしました。
どうということはないアイテムですが、スニーカー以外に履(は)いて外出できる靴がないということは、非常に不便なんだということが分かりました。
コンビニに行くなど、ホテルからちょっと外出をする時などスリッパでは代用がききません。
次回からは、図体や重さなどを考えてスニーカー以外にも外出できる履物を用意した方がいいと感じました。
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<7>「持って行ってよかった物ベスト5」
第5位:交流用折り紙&平和メッセージブック



<よかった度:8.3点>
やはり、折り紙や平和交流メッセージブックは持って行ってよかったと思いました。
実は、出掛ける前には、少し迷った自分がいました。
現地の人々との交流は、時間がかかるし、勇気が必要です。
それに、やめれば、時間が自由に使え、観光に割く時間が増えると思った面もあります。
でも、迷いながらも持って行ってよかったです。
今回の旅で、現地の人々との交流は観光と同じくらい大事だし、楽しいし、有意義だということが改めて分かりました。
現地の人々とのふれあいのきっかけ作りにもなるし、帰って来てからの思い出にもなるので、これからの旅も迷わず持って行こうと思います。
第5位:自撮り棒


<よかった度:8.3点>
よかった度8.3点で、同点の5位は、自撮り棒です。
特に、今回は、一人旅だし、自転車やバイクにも乗ったので、この自撮り棒が活躍しました。
くわえて、赤道でのかなり離れた距離からの自撮りにもこのタイプの自撮り棒が物凄く役立ったと思います。
このタイプというのは、三脚のように自立型としても使えるタイプです。
このタイプを持ってないと、離れた距離の自撮りが結構大変です。
人に頼むにしても人がいないような場合もあるし、物に立てかけて自撮りする時も角度などの調整がかなり大変です。
単なる自撮り棒という役目と三脚としての役目の「二刀流」(大袈裟ですが、、)のこのタイプは重宝します。
第4位:スーツケースに取り付けるサブバッグ

<よかった度:9.0点>
これも、どうということはありませんが、今まで持っていなかったので、第4位にしました。
前回までは、スーツケースに入りきらないクロックスみたいなサンダルは、ビニル製の手提げ袋に入れて持ち運びしていました。
非常に不安定だし、破れやすかったり、物が飛び出たりと使い勝手が悪すぎました。
今回、スーツケースの持ち手に取り付けられるタイプのバッグを新調しました。
スーツケースを転がす時にも安定するし、もちろん中身が飛び出すこともないので、非常によかったです。
それから、機内で必要な物品をまとめて入れておく際にも役立ちました。
なぜ、もっと早く気付かなかったのかと後悔するくらいです。
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第3位:PC&DVD



<よかった度:9.4点>
パソコンも持って行くかどうか、最後まで迷ったアイテムです。
旅先では、ブログの更新はしないと決めていたので、その点では、必要ありません。
「旅日記」や「旅メモ」はパソコンでなくてもノートに鉛筆書きで十分です。
今やパソコンに出来てスマホに出来ないことはほとんどありません。
でも、ぼくにとってスマホにはできないことが一つだけあります。
それは、ブルーレイディスク(以下BDとします)を再生することです。
ぼくは、機会あるごとにテレビ番組の旅物を録画します。
そして、旅の行き先が決まるとその旅先に関連する番組をBDにダビングします。
そのBDを見るのにはやはりパソコンが必要です。
今時(いまどき)、BDを持ち歩く人は珍しくなってきていると思いますが、自分で撮りためた旅番組を見るのは、やはりBDしかありません。
特に、飛行機内や空港でのトランジット時間が長い時は、パソコンでBDを見るのが通例です。
その時間を利用して、次の旅先の情報を学習できるからです。
それから、もう一つ、今回の旅では、ホテル内で日本のドラマを見る時間が多かったように思います。
一人旅で日本語が恋しくなったせいかどうかは分かりませんが、日本のドラマを好んで見ていました。
ぼくは、スマホで動画を見るのが得意ではありません。
なるべく大きい画面で見たいと思います。
そんな感じなので、当分、パソコンとBDは、ぼくの海外旅の必需品だと思います。
第2位:ヘッドランプ

<よかった度:9.5点>
毎日のように起こるエクアドルの停電時、非常に役立ったのがヘッドランプだったので、第2位にしました。
停電のためにこのヘッドランプを持って来たわけではありません。
毎日のようにホテルで停電が起こるなんて予想出来ませんからね。
当初は、ピラミッドの内部に入る時に便利なのではないかと考えて用意したのです。
ピラミッドの内部⇒暗い⇒しっかり見たい⇒懐中電灯⇒両手を開けたい⇒ヘッドランプ
といった流れでヘッドランプを選択したのです。
でも、ピラミッド内部は意外にも照明がたくさんあり、それほど暗くありませんでした。
今考えると、当たり前ですよね。
すれ違いができないほど、ごちゃごちゃしている内部で真っ暗だったら危なくて仕方ないですよね。
圧死事故が簡単に起こってしまいますよね。
だから、ピラミッドでは全く使用しませんでした。
まさか、そのヘッドランプがエクアドルで役に立つなんて、、
ぼくのヘッドランプは、充電式でUSBケーブルで充電ができるタイプなので、長時間使用しても充電すればまた使うことができます。
毎日毎日、定期的によく活用させてもらいました。
第1位:姿は見えないけれど、eSIM




<よかった度:9.9点>
今回の旅、持ち物部門で持って行ってよかったNO1は「eSIM」です。
(姿が見えないので、持って行ったという感覚はほとんどないですが、、)
今までは「WIFIルーター」をレンタルしたり、現地のSIMカードを購入してカードの入れ替え作業をしたりして旅先では通信を行っていました。
ところが、一昨年あたりからデータを購入する「eSIM」が出始め、あっという間に、それが主流になりつつあります。

上の説明でもお分かりいただけると思いますが、eSIMの最大のメリットは、現物のカードの出し入れをすることなく、現地で通信データが獲得できるところです。
現地で通信できるキャリアを事前にデータで購入しインストールしておき、現地に着いたら回線を切り替えて使用するという非常に便利なシステムです。
飛行機が空港に着陸し、機内モードのまま回線の切り替え作業ができるので、飛行機を降りたその瞬間から現地での回線がつながるようになります。
今まで苦労してきたことは一体何だったのかと思うほど便利なアイテムです。
ぼくが購入した業者は、使用GBと滞在日数に応じたプランが選べることと日本語でのサポートが受けられること、値段が適正だというの3点が優れていると思います。
このeSIM というシステムが、今後の主流になり当たり前になるかもしれませんが、今回は初めての試みで驚きが大きかったという意味で第1位にしました。
このシステムの需要がこれからますます増えると思われるので、いろいろな業者が参入してくることが予想されます。
動向を注視して、より良い商品が出回ることを期待しています。
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<総評>
今回は、持ち物の「後悔」と「よかった」をランキング化して振り返りをしました。
ほとんどの旅人は、持ち物に対して、その時その時
「あちゃ~!持ってくればよかった」
とか
「こんなもん、いらんかったなあ!」
と一喜一憂していると思います。
海外旅では日本にいる時のように「なかったら買えばいい」というふうには行かないことが多いです。
今回の振り返りを通して、後悔しないためには、旅の場面をシミュレーションして持ち物を選択する力を高めることが重要だということを思い知りました。
次回は、
「ベストショット5枚(建築物編)」
「ベストショット5枚(自然・風景・事物・生き物編)」
を紹介します。
いつものように、5枚が6枚になったり10枚になったりするかもしれませんが、ご容赦ください。
(第5話、終わりです)
(第6話は、<8>「この旅のベストショット5枚(建築物編)」<9>「この旅のベストショット5枚(自然・風景・事物・生き物編)」です)
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