「お邪魔します！娘夫婦の新婚旅行に！」＆「欧州一筆書きの旅D2」　　ｼﾘｰｽﾞ22の1:フランス・ベルギー編（NO22）

ｼﾘｰｽﾞ22の1：「お邪魔します！娘夫婦の新婚旅行に！」
＆「欧州一筆書きの旅D2」＜フランス・ベルギー（＆ﾙｸｾﾝﾌﾞﾙｸﾞ）編＞NO22

DAY７：２０２５年８月１４日（木）③　　

ベルギーの首都ブリュセルの観光をしています。
世界で一番美しいという広場「グランプラス」を堪能（たんのう）した後、「小便小僧像」に向かっています。

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～小便小僧との出会い～

グランプラスから細い路地を通って、４，５分歩くと人だかりが出来ていました。

人だかりは、「小便小僧」に集まる観光客に違いないとは思いましたが、肝心の小便小僧が見えません。
小便小僧は、近くに行かないと見えないくらいの小ささでした。
予想よりも、かなり小さいです。
ぼくの小便小僧のイメージは、四国の大歩危小歩危（祖谷渓）で出会った断崖絶壁の「小便小僧」です。
（本ブログにその時の様子が出ているので、まだお読みでない方はぜひクリックをしてください）

大きさ的には、人間の半分くらいの大きさをイメージしていました。

ところが、実際の小便小僧は、５０ｃｍ程度しかありません。
可愛いと言えば可愛いです。
なぜこの少年が小便をしている姿が有名になったのかということについては、諸説あるようです。
その中で、最も知られているのが、
「反政府軍がブリュッセルの街を爆破しようとして仕掛けた爆弾の導火線を、この少年が小便をかけて消し、街を救った」
という武勇（ぶゆう）伝説です。
もし、それが真実だとしたら、この少年（小便小僧）はブリュッセルのヒーローですよね。
脚光を浴びる価値はあると思います。
反面、観光的な側面から見ると、失礼を承知で紹介しますが、「世界３大がっかり名所」の一つと言われているそうです。
ちなみにあと２つは、
・シンガポールの「マーライオン」
・デンマークの「人魚姫像」
だそうです。
まあ、がっかりする・しないは、個人的な見解なので仕方ないことですが、ぼくは、小便小僧くんに会えてよかったと思っています。
他の観光客の人々も
「怖がらないでよく火を消したね！」
という気持ちで訪れているのだと思います。
やはり、観光は、見える物の背景まで知ってこそ、本当の観光なのだと思います。
背景を知れば、「小便小僧が小さい、大きい」は、それほど関係ないのかなあと思います。

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～またまた小休止～

この辺りは、フリッツ屋さんやワッフル屋さん、それからチョコレート屋さんがたくさんあります。
小便小僧像の周辺を歩くだけで、おいしそうなお店だらけです。
先回は、フリッツとワッフルについて紹介しましたが、チョコレートもベルギー名物です。
あとで、ベルギーチョコレートについても紹介しようと思います。
上の写真のお店は、ショーウインドウに本物のジャガイモが置いてあるので、一目でフリッツ屋さんであることが分かります。
ぼくたち、男性陣は、実はチョコレート屋さんとフリッツ屋さんの試食でお腹いっぱいになっています。
何軒もお店があるので、その店ごとに試食に付き合っていると、結構な量を食べていることに気付きます。

小便小僧像の斜め前には、「メゾンド・ダンドイ」という有名なワッフル屋さんがあります。
娘が、ブリュッセルに行ったら絶対に訪れたいとねらっていたお店です。

甘党ではないぼくでも、美味しそうに見えるワッフル群です。

娘は、たくさんの種類を食べるために一つあたりの大きさを加減しています。
一所で大量に食べると別のお店で食べられなくなることを警戒しています。
だから、ここでもちゃんと小さ目のワッフルを注文しています。
ぼくたちは、コーヒーでお付き合いです。
チョコレートとフリッツの試食でお腹いっぱいになっているので、無理にワッフルを注文する必要はありませんでした。
本当は、クーラーの効いている店内で食べたかったのですが、満員だったので、路上のテーブル席で我慢（がまん）です。
メゾンドダンドイは、人気店でお客さんで一杯でした。
娘は、チョコレートとアイスクリームがかかっているワッフルに大満足です。

次に向かうのは、「小便少女像」です。

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～小便少女像へ～

「小便少女像」は、グランプラスを挟んで「小便小僧像」の反対側にあります。
もう一度、グランプラスが見られて一同、大感激です。

グランプラスから徒歩で４，５分の所に「小便少女像」は、建って？座って？います。
「小便小僧像」のパロディ的な意味合いで設置されたらしいので、「小便小僧像」のような歴史的な由来や背景は「特にない」ということです。
観光客もそれほど多くはありません。
率直に感想を述べるとするなら、
「リアル過ぎて目のやり場に困る」
と言ったところでしょうか。
無理して行くことはないような気がします。

予定では、「小便少女」の次は、⑦欧州最古のショッピングアーケード「ギャルリサンテュベール」です。

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～ちょっと小休憩のつもりが、、～

「ギャルリサンテュベール」を目指して歩きだしたところ、通りのパブのガラス越しに興味をそそる物が目に入りました。

お客さんの大多数が、１０種類のビールを飲み比べていたのです。
ぼくだけが「飲みたい！」と言ったなら、無理して入ることはなかったと思いますが、娘夫婦たちも「飲んでみたい！」という希望を表明したので、これは入るしかありません。

スマホの写真をみると、時刻が分かります。
１０種類のビールがぼくたち３人の目の前に来たのは１５時１２分です。

いろいろな色があり、びっくりです。
しかし、いろいろあるのは、色だけではありません。
ビールと一緒に渡された説明書を見ると、何とアルコール度数、１２％や１５％、２０％の物があるじゃありませんか！
１２％や１５％はワインとか日本酒並みですよ。
２０％までいくと、もはやビールの次元ではありません。
度数の低い焼酎（しょうちゅう）をストレートで飲むようなものじゃないですか！
ビール好きのぼくも少し不安になってきました。