ルクセンブルグ市に到着し、「公共交通機関が全て無料」にびっくり仰天です。
国民一人一人が非常に裕福な国であることは、分かりましたが、観光客にまでその恩恵があるとは思いもよりませんでした。

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~ルクセンブルグ観光の計画~

黄色線で囲まれているあたりが、ルクセンブルグ市の「旧市街」です。
旧市街は世界遺産に登録されている地域です。
ルクセンブルグ駅前から「アドルフ橋」経由のトラム(赤色線)で旧市街方面に向かおうと思います。

もう少し広い地図で見てみると、旧市街の東側には「アルゼット川」(青色線)に削られた「アルゼット渓谷」があります。
その渓谷からは、旧市街の素晴らしい景観が見えるということなので、まずそこらへんを目指して行こうと思います。

その後は、旧市街に戻り「ルクセンブルグ大公宮」や「ギョーム2世広場」「ノートルダム大聖堂」「憲法広場」など、旧市街をふらブラ歩こうと思います。

箇条書きにするとこんな感じです。
①アルゼット渓谷ラーム高原(Rham Plateau)
ルクセンブルグ大公宮
ギョーム2世広場
ノートルダム大聖堂

(パリにも同名の大聖堂がありますが、もちろん別のノートルダム大聖堂です)
憲法広場
ルクセンブルグ記念碑

帰りのチケットは既に購入してあります。
15時38分にルクセンブルグ駅前発のバスなので、15時15分には戻って来なければいけません。
欲張らず、ゆったりとした気持ちで観光をしたいと思います。


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~アルゼット渓谷&ラーム高原へ~

無料のトラムです。
キオスクの店員さんの言う通り、切符売り場も自販機も、検札機もありません。
誰でもが堂々と無料で乗ることができます。
無料でも最新式のトラムです。
清潔で明るくお洒落な配色のトラムです。

「アドルフ橋」を越えてから一つ目の駅で「ラーム高原」行きのバスに乗り換えました。

バスももちろん無料です。

ノンステップの最新式のバスです。

バス停から眺める「アルゼット渓谷」は、かなり深いようです。
こんもりとした林の下に「アルゼット川」が流れているはずです。

バス路線の高台からもルクセンブルグの旧市街地が臨めます。
美しい景色です。

「ルクセンブルグ市の旧市街と要塞(ようさい)」と書かれた看板があります。
ユネスコの世界遺産に指定されているという証(あかし)の看板です。
看板の左に少し見えるレンガ状のねずみ色の建築物が「要塞」のようです。
よく見ると、「要塞」は旧市街の下部にまで営々と続いています。
まあ、当たり前ですよね。
旧市街を守るための要塞や城壁ですからね。
素人目(しろうとめ)にも、戦(いくさ)で、「アルゼット川」を渡って、「アルゼット渓谷」を上って、城壁や要塞を突破して、旧市街を攻め落とすのはなかなか困難な感じがします。
だから、ルクセンブルグは長い期間、敵の侵略を受けずに守られてきたのかもしれませんね。
要塞を見ていたら、ルクセンブルグの歴史にも興味が湧きました。

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~少しだけルクセンブルグの歴史を~

ルクセンブルグは、1440年にブルゴーニュ公国の一部となってから、ハプスブルグ家領、フランス領など周辺の強国の隷属(れいぞく)国として苦しい期間が続きます。
1839年にルクセンブルグ大公国として、周辺のプロイセン(現在のドイツ)、ベルギー、オランダ、フランスなどの支配から逃れ、独立を果たします。
しかし、独立はしたもののその後、周りの大国から度重なる領土の割譲(かつじょう)などの憂(う)き目に遭(あ)ってきました。
「非武装(ひぶそう)永世中立国」を宣言するなど、その都度、巧みな外交手段などで独立を堅持してきたようです。
しかし、第二次大戦下では、ナチスドイツの侵攻には抗(あがら)いきれず、占領されてしまいます。
ナチスドイツにとって、「非武装永世中立国宣言」なんぞは、何の意味もなかったようです。
その後、ナチスドイツの勢いが衰えた1944年9月、アメリカ軍によりルクセンブルグは解放され、亡命政府がポルトガルから戻って来ました。
戻ってきた政府には、破壊された国土の復興と政治制度の改革が喫緊(きっきん)の課題でした。
非武装永世中立国の破棄、徴兵制の導入、国連への加盟、EU、NATOへの加盟、、ベネルクス経済同盟条約の締結(ていけつ)などを経て、鉄鋼業を核とした経済の推進などに力を入れていきました。
そして、先回紹介したGDPや国民年収の著しい成長に結び付け、先進国・富裕国として大きく発展していくのです。

固い話になるとは思いましたが、やはり、固過ぎる話になってしまい申し訳ありません。
話を戻します。

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~機関車トーマス?~

要塞の見張り台のトンネルからいきなり可愛らしい「機関車トーマス」に似たバス?トラム?が顔をあらわしました。

参考資料:「機関車トーマス」Wikipediaより

ぼくは、観光計画などは放り出して、そのバスに乗りたくなってしまいました。

ぼくの前を通り過ぎようとする時、そのバスを止めて、
「乗りたい」
とお願いすると、女性運転手は、運転席から笑顔で、
「ここは、バスストップじゃないから乗れませんよ!
それにこれは、無料じゃありません!
チケットが必要です。
観光センターでチケットを買ってから乗ってね」
と断られてしまいました。

こんなラブリーな乗り物が走っているルクセンブルグが何だかお気に入りになってしまいました。
こんな乗り物に乗ってのんびり観光出来たら楽しいですよね。
でも、よくよく考えると、せっかく公共のバスやトラムが全て無料なのに、お金を出して別のバスに乗るのは「節約旅」の精神に反すると反省して、乗るのを諦(あきら)めました。
その代わり、写真をバシバシ撮って無理やり自分の気持ちを抑え込みました。

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~城壁へ~

城壁と見張り台のセットになった建築物を発見しました。

城壁に上れる階段も見つけました。

万里の長城みたいに、城壁の上に通路があり、見張り台と見張り台の間を行き来できるようになっています。

通路の上から見る旧市街もこれまた絶景です。

遠くを見ると「水道橋」みたいなアーチ形の橋の上には、列車が走っています。
中世の建築物の上に現代の高速鉄道が走っているなんて、超素敵です。
何だか、岩手県で見た銀河鉄道の石橋を思い出しました。

参考資料:「めがね橋(宮守川橋梁)」
通称「銀河鉄道の石橋」と言われています
遠野市観光情報サイトより

城壁は旧市街をくまなく取り囲んでいます。
自然の地形を生かしながら、要塞としての役目をしっかりと果たしているように見えます。

ルクセンブルグ、予想以上に素晴らしい国です。

~旧市街へ~

これから、遠くから眺めるだけだった旧市街へ行こうと思います。
まずは、「ルクセンブルグ大公宮」を目指します。

バス路線14番に乗り、4つ目のバス停で降りると、「ルクセンブルグ大公宮」に徒歩で行けるようです。
どんな素晴らしい景色が見られるのか楽しみです。
それから、パリにもあった「ノートルダム大聖堂」は、パリとどんな違いがあるのか見るのも楽しみです。

(第15話、終わりです)

(第16話は、「ルクセンブルグ旧市街へ」です)

「あきらのふらブラ旅」メニューページへ

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