シリーズ22の1:「お邪魔します!娘夫婦の新婚旅行に!」
&「欧州一筆書きの旅D2」<フランス・ベルギー(&ルクセンブルグ)編>NO14
DAY5:2025年8月12日(火)③
パリに来て3日目です。
娘夫婦は、パリディズニーランドへ行っています。

ぼくは、ルクセンブルグに向かっています。
ベッテンブルグという駅でルクセンブルグ市に向かうバスに乗り換えたところです。
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~ルクセンブルグって?~
ルクセンブルグという国にあまり馴染みがない方も多いと思いますので、基本的なことだけですが、少しだけ紹介したいと思います。
◇地勢と面積、人口◇

ルクセンブルグには、海はなく、東にドイツ、西にベルギー、南はフランスと国境を接しています。
国土全体が起伏(きふく)のある土地で高原や台地で構成されているそうです。
首都ルクセンブルグ市は、中世に要塞(ようさい)として築かれたようです。
そのため、切り立った崖(がけ)や深い谷が多く、高低差の多い景観が観光の見所ともなっているそうです。
ルクセンブルグは、地図で見ると、見落としてしまいそうなくらいの小さな国です。
ヨーロッパは小さな国が多いですが、その中でも、ルクセンブルクは特に小さな国です。
面積は2600㎢程度しかなく、神奈川県くらいの面積です。
ルクセンブルグは小さい国ですが、世界の国の中には、まだ小さい国があります。
ローマ市の中にあるバチカンやモナコ公国などなど、数えれば30ヵ国以上あるようです。
人口は国全体で64万人弱です。
新潟市(79万人)よりも少ない国家です。
首都ルクセンブルグ市の人口は約14万人です。
わがふるさと上越市より少ないのは驚きです。
ルクセンブルクには、ルクセンブルグ市以外にも12の市が存在するそうです。
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◇一人当たりのGDP&平均年収◇
平野が少なく、国土も狭いルクセンブルグですが、一人当たりのGDPが世界第2位です。
(資料によっては世界第1位と算出しているものもありますが、、)
どちらにせよ、国民一人一人が非常に裕福な国と言っていいと思います。

2024年の最新のデータです。
世界第2位は、驚きですよね。
ちなみに、日本は32443$(約503万円)で40位です。
ルクセンブルグの4分の1にも達していません。
下の資料は、国民一人当たりの平均年収の資料です。

2024年最新のデータです。
一人平均年収90480$(約1368万円)は驚きですよね。
ちなみに日本は、24位で33055$(約512万円)です。
日本の約2.3倍の平均年収ですから、その高額ぶりが分かると思います。
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◇産業◇
なぜ、このような小国が、こんなにも稼げるのか不思議ですよね。
どんな産業で稼いでいるのか、興味があったので、ぼくなりに、いろいろな資料から調べてみました。
ルクセンブルグでは、5大産業が有名なのだそうです。
①金融サービス業
欧州有数の金融センターとしての地位を確立していて、GDPの約半分をこの金融業が占めています。
世界に先駆け、官民一体となった金融の法体制を整えたことにより、投資ファンドの運用拠点として、世界中から銀行や保険会社が集まったということです。
②宇宙産業
宇宙産業というから月や火星に観光客を連れて行くビジネスかと単純に考えてしまいましたが、最も収益をあげているのは人工衛星の打ち上げらしいです。
鉄鋼業に陰りが見られた1980年代にいち早く官民一体で人工衛星への産業の転換を図ったそうです。
2024年時点で100%ルクセンブルグ製の人工衛星数は世界第2位の規模になっていると言います。
今や人工衛星は、天気予測や衛星放送ばかりではなく、有事のための軍事衛星や偵察衛星など幅広い用途に活用されています。
世界の人々の生活には、なくてはならない物となっています。
目の付け所が「シャープ」ですよね。
2022年時点ではルクセンブルグには70社以上の宇宙企業が拠点を置いているということです。
今後ますます、全世界的な「宇宙産業」の需要は広がることが予想されているので、ルクセンブルグの戦略は間違ってはいなかったようです。
③物流
ヨーロッパの中央部に位置している地理的利便性を活かし、物流のハブの役割を担っています。
ヨーロッパのみならず、世界中の物流関連企業が本社をルクセンブルグに置いています。
④情報通信技術(ICT)
ルクセンブルグ政府は、自国に優良企業を呼び込むには、安全で信頼性の高いICT環境が必要との観点で世界に先駆け、サイバーセキュリティ対策に注力してきました。
さらに電子商取引の法整備もいち早く行い、電子認証機関を設立するなどICT関連産業を育ててきました。
⑤鉄鋼業
1980年代まではルクセンブルグの主要産業でした。
1840年代に国土南部に大量の鉄鉱石が発見され、それを活用した鉄鋼業がルクセンブルグを長く支えていました。
「アルセロール・ミタル」は世界有数の鉄鋼企業です。
今では、主要産業としての地位を「金融」や「宇宙産業」に譲(ゆず)りはしましたが、現在でも合併や買収を繰り返しながら、世界的大企業としての存在感を持ち続けているようです。
◇世界的な企業がルクセンブルグに集まる理由◇
5大産業を支え、ルクセンブルグに優良企業が集まる背景には以下の要素があるようです。
・ヨーロッパ主要都市へのアクセスがいい
・他のヨーロッパ諸国より税負担が軽い
・企業を守る法整備が迅速(じんそく)
・優良な金融関連会社が集中しているので信頼性の高い融資が受けやすい
・国民一人一人の生活水準や教育水準が高く、良質な労働力が得やすく、集まりやすい。
また、そのことで良好な労使関係が築きやすい
・自国の人口(労働力)が少ないが、周りに先進国や人口密集国が多いので、優良な労働力を近隣国から補うことができる
以上で、ルクセンブルグの基本的な紹介を終わります。
少し堅い話になってしまったことをお許しください。
それだけ、このルクセンブルグという国の豊かさが気になったもので、つい長くなってしまいました。
旅の話に戻したいと思います。
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~ルクセンブルグは、公共交通機関が無料?~

ベッテンブルグから出発したバスは、ルクセンブルグ駅前までどこにも停まりませんでした。
要するに、ルクセンブルグ市へ行くためだけのバスだということが分かります。

ルクセンブルグ駅です。
思ったより小さな駅です。
もしかしたら、パリからの高速鉄道がどんどん直接乗り入れると、駅としての機能がパンクするのを警戒したのでないかと思われるほど小さな駅です。
駅の機能を守るため、ベッテンブルグからのバス移動という選択に踏み切ったのかもしれません。

駅前には、バスステーションもトラム乗り場もあります。
駅前からは、公共交通機関に乗れば、どこへでも行けそうです。

とりあえず、トラムで旧市街方面へ行ってみようと思います。
そのためには、交通チケットを買わなければいけません。
ぼくは、
「ルクセンブルグは公共交通機関が全て無料」
という情報を知ってはいましたが、100%は信じてはいませんでした。
「住民票がある人だけ」とか
「所得税などの税金を納めている人だけ」とか
「観光客を除く」とか
「無料になるための手続きが予(あらかじ)め必要」とか
「最初の2回まで」
などの限定条件が絶対にあると思っていました。
だから、駅前のキヨスクみたいなお店で、
「トラムに乗りたいけど、チケットはどこで買えますか?」
と聞いたところ、
「チケットはいらない。
バスもトラムも全員が無料だ!
もちろん観光客もだ!
無料で乗るための手続きもいらない。
カードも証明書もいらない。
乗りたい乗り物に好きなだけ乗ってくれ!」
と言うではありませんか。
節約旅のぼくには、うれしい限りです。

AIで調べたこの情報は、本当だったのです。
ただただ、びっくりです。
乗り物好きで節約旅のぼくにとってこんな美味しい話はありません。
ルクセンブルグには、今日一日しかいませんが、
「バスやトラム、思う存分乗り回すぞ!」
と高揚(こうよう)した気分になってきました。
(第14話、終わりです)
(第15話は、「ルクセンブルグ観光開始!」です)
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