シリーズ21:「お邪魔します!娘夫婦の新婚旅行に!」
&「欧州一筆書きの旅D2」<準備編>NO7.1

先回は、スウェーデン・ストックホルムとフィンランド・ヘルシンキの紹介でした。
今回は、バルト3国+ポーランドの比較とエストニア・タリンの紹介です。

~旅の最終地域:バルト三国とポーランドへ~

9月1日~4日:エストニア・タリン(3泊)赤色線
9月4日~7日:ラトビア・リガ(3泊)青色線
9月7日~11日:リトアニア・ビュリュニス(4泊)白色線
9月11日~14日:ポーランド・ワルシャワ(3泊)黄色線

*ヘルシンキからタリンまではフェリーの予定です。
あとの移動は、バスの予定です。

9月14日・15日:ワルシャワ⇒UAE・アブダビ⇒成田空港
ワルシャワからは、アブダビ経由で日本へ帰ります。
イランとイスラエルの紛争が収まりかけているようなので少しだけ安心です。

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~バルト三国について~

旧ソ連の元構成国家を訪れるのはウズベキスタン以来6年ぶりです。
長い間、行きたいと思っていたバルト三国です。
この3国は、長い間、大国ロシア、ソ連に侵略・併合され続けた苦しく暗く長い歴史があります。
現在では、西側諸国の一員として、ロシアの影響力を排除しながら、歩み続けています。
その様子をこの目でしっかりと見て来たいと思います。

BSNHKより

下の一覧表からも分かる通り、第二次大戦前に3か国ともソ連に併合されています。
ソ連に飲み込まれたままの状態が1991年まで続きます。

BSNHKより

1986年、ゴルバチョフさんがソ連の最高指導者となります。
「ペレストロイカ」や「グラスノスチ」を導入したことを契機に、共産党一党独裁が緩み、言論・報道の自由も少しずつ認められるようになりました。
それを絶好の機ととらえたソ連邦構成国や東欧諸国は、民主化を求める動きを急加速しました。
バルト三国も、1989年、民衆の独立を訴える行動を加速しました。
それが、「バルトの道」とも「バルトのヒューマンチェーン(人間の鎖)」とも言われている独立運動です。

タリンからリガ、リガからビルニュスまで全長600kmにも及ぶ距離を3国の民衆が手を取り合って独立を祈願したのです。

BSNHKより

参加者が200万人以上にも膨れ上がりました。
当時のバルト三国の4分の1もの人々が参加したことになります。
その後、もちろんソ連は弾圧に躍起(やっき)になりますが、バルト三国の独立の意志は揺るがず、独立運動を継続していきます。
そして、ついに、1991年、独立を勝ちとるのです。
ぼくは、当時20代後半でしたが、バルト三国や東欧の動向を固唾(かたず)をのんでテレビで応援していました。
独立を勝ちとった時には、我が事のように喜んだのを今でもはっきりと覚えています。


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~バルト三国(+ポーランド)比較一覧表~

 エストニアラトビアリトアニア(ポーランド)
政治体制共和制共和制共和制共和制
通貨ユーロユーロユーロズロチ
ソ連に併合1940年(勝手に併合)1940年(独ソの密約で編入)1940年(侵攻により併合)1795年ロシア,プロシア,オーストリア3国分割、国家消滅
ソ連から独立1991年1991年1991年1989年非社会主義政権成立
EU2004年加盟2004年加盟2004年加盟2004年加盟
NATO2004年加盟2004年加盟2004年加盟1999年加盟
宗教無宗教、プロテスタント、ロシア正教プロテスタント、カトリック、ロシア正教カトリックカトリック
言語エストニア語ラトビア語リトアニア語フィンランド語
スウェーデン語
GDP
(世界で)
428億ドル
(101位)
435億ドル
(90位)
848億ドル
(80位)
9085億ドル
(21位)
GDP/人 (世界で)3.1万ドル
(41位)
2.3万ドル
(53位)
2.9万ドル
(44位)
2.5万ドル
(48位)
人口137万人189万人287万人3800万人
面積4.5万㎢6.4万㎢6.5万㎢31.2万㎢
人口密度30人/㎢29人/㎢44人/㎢117人/㎢
首都タリンリガビュリニュスワルシャワ
主な産業製造、卸小売、不動産、IT情報木材、機械、食品、IT、金融石油精製、食品、木材、物流、IT自動車、サービス業、農業、鉄鋼
主な世界遺産      計2件
・タリン歴史地区
・シュトルーベの測地弧
計3件
・リガ歴史地区
・クルディーガの旧市街
計5件
・ビュリニュス歴史地区
・モダニズム都市カウナス
計17件
・ワルシャワ歴史地区
・アウシュビッツビルケナウ強制絶滅収容所

独立を勝ちとった後、3国は、旧ソ連からの影響を排除するためにEUやNATOへの加盟準備を進めます。
そして、2004年、3国同時に、EU、NATOへの加盟が正式に認められるのです。
当然の選択肢だったように思います。
今、ロシアのウクライナ侵攻を目(ま)の当たりにして、この3国は強い危機感を感じていると思います。
訪問した際には、そのあたりの国民意識なども感じ取れたらと思っています。


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~エストニアってどんな国?~

「ヨーロッパ47か国の歴史といまがわかるパノラマ大地図帳」
(宝島社)より

エストニアは、沖縄と九州を合わせたくらいの面積です。
人口は、さいたま市くらいです。
バルト海を挟んで、フィンランドと向かい合っています。
南側にはラトビアがあり、東側はロシアです。
ロシアと直(じか)に接しているという地理的な状況は、エストニア国民にとっては「気が気ではない」状態だと思います。

「ヨーロッパ47か国の歴史といまがわかるパノラマ大地図帳」
(宝島社)より

ソ連からの独立後、苦しみながらも経済的自立の道を模索したようです。
現在では「IT立国」として確固たる地位を築くことができたようです。
電子政府、電子IDカード、ネットバンキングなど最先端の取り組みが世界的に高い評価を受けています。

~首都タリンについて~

首都タリンは、エストニアの北部、バルト海を挟んでヘルシンキの真正面に位置しています。

何だか、蝙蝠(こうもり)が羽を広げたような形です。

ヘルシンキからのフェリー乗船場から歩いて10分くらいの所に旧市街が広がっているようです。
衛星写真だと旧市街の茜(あかね)色が薄っすらと分かります。

旧市街は、丸ごと世界遺産に登録されています。
統一された茜色の屋根がお洒落です。
以下、見どころをいつも通り10か所くらいピックアップします。

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(1)アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂:NEWTより

旧市街のトームペアという丘の上に建っているタリンで一番大きな教会だということです。
やはり、玉ねぎ型の尖塔がロシア正教会の色彩を感じます。

(2)コフトウォツァ展望台

コフトウォツァ展望台:NEWTより

この展望台も旧市街のトームペアの丘の上にあります。
美しい旧市街の街並だけでなく、バルト海まで見渡せるらしいです。

(3)ラエコヤ広場

ラエコヤ広場:NEWTより

旧市庁舎前にある旧市街の中心広場です。
オープンレストランやカフェが立ち並んでいて、観光の合間に一休みするのに最適の場所だそうです。

(4)市議会薬局

市議会薬局:NEWTより

ラエコヤ広場にある「ヨーロッパ最古の薬局」だということです。
もともと、市議会庁舎だった場所に造った薬局なのでこのような名称になったそうです。
長寿のワインや失恋に効く薬も売っているという話です(笑)

(5)パットクリ展望台

パットクリ展望台:NEWTより

この展望台もトームペアの丘にあります。
魔女の宅配便の世界観が見られるという話題の展望台です。

(6)太っちょマルガレータ(海洋博物館)

太っちょマルガレータ:NEWTより

見た目からつけられた愛称が本当の名前になってしまったという海洋博物館です。
屋上からの眺めは最高とのことです。

(7)ビル門

ビル門:NEWTより

タリンの旧市街に入る時に最初に目に入るツインタワーです。
中世の雰囲気が観光客の心をときめかせるそうです。

(8)塔の広場

塔の広場:NEWTより

タリン旧市街を取り囲んでいる城壁の中でも、保存状態の良い部分が「塔の広場」と呼ばれています。
長い間タリンの街を守り続けてきた有難い城壁ですが「どこか可愛らしさがある」ということで人気のスポットになっているという話です。

(9)聖カタリーナ通り

聖カタリーナ通り:NEWTより

タリンの旧市街の中で、特にこの通りは美しいという評判の通りだそうです。

(10)聖ニコラス教会

聖ニコラス教会:NEWTより

この教会は、博物館として観光する人が多いそうです。
この教会の代名詞「死のダンス」は30メートル幅の絵画で圧巻だそうです。

(11)カドリオルグ宮

カドリオルグ宮:NEWTより

ロシア大帝ピョートルさんが王妃のために建てたバロック様式の宮殿だそうです。
外観が華やかで女性に人気のある建物だそうです。

ぼくがタリンで泊るホテルは、旧市街のすぐ近くです。
旧市街に入るだけで中世にタイムスリップしたかのような錯覚に陥(おちい)るそうです。
のんびり、ゆったり旧市街を堪能(たんのう)したいと思います。

次回は、ラトビア・リガとリトアニア・ビュリュニスの紹介です。

(第7話、終わりです)

(第8話は、「ラトビア・リガ「リトアニア・ビュリュニスの紹介です)

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