シリーズ21:「お邪魔します!娘夫婦の新婚旅行に!」
&「欧州一筆書きの旅D2」<準備編>NO6
前回は、北欧4国(スカンジナビア3国)の比較と🈩ノルウェー・オスロについての紹介をしました。
今回は、🈔スウェーデン・ストックホルムと🈪フィンランド・ヘルシンキの紹介をします。
~🈔スウェーデンについて~
◇スウェーデンってどんな国?◇

スウェーデンは、スカンジナビア半島の中央に位置している45.0万㎢というヨーロッパでは広大な面積を持つ国家です。
また、バルト海と北海に面し、長い海岸線を有する海洋国家です。
昔(大学生の頃だから45年も前だと思います)、五木寛之さんの「白夜物語」というスカンジナビア半島の国々をモチーフにした短編小説集を読んだことがあります。
ストーリーは忘れてしまいましたが、スウェーデンなど北欧諸国には夏に太陽が沈まない「白夜」というものが存在することを知り、白夜に憧れみたいなものを長い間抱いてきました。
この年になって、その白夜が、どんなものなのかようやく体験できそうなので、ワクワクしています。

ぼくは、昔から、スウェーデンには、”突出した人物が多い”と思っていました。
ABBA(アバ:音楽グループ)、ビヨルン・ボルグ(テニスプレーヤー)、インゲマル・ステンマルク(アルペンスキー選手)、アルフレッド・ノーベル(ダイナマイト発明者)、アルマンド・デュプランティス(棒高跳び選手)、パトリック・ショーベリー(走り高跳び選手)など検索サイトのお世話にならなくとも、これだけのスウェーデン人の名前(orグループ)を思い出すことができます。
とにかく、その分野では他を寄せ付けない突出した力を持ち、確実に一時代を築いた人たちです。
中には、デュプランティス選手のように今現在、現役で12回も世界記録を更新し続けている世界でも稀有(けう)な選手もいます。
人口は東京都よりも少ない1000万人程度の国なのに、なぜこんなにも傑出(けっしゅつ)した人物が次々に出て来るのか昔から不思議で仕方ありませんでした。
スウェーデンを訪れたからといって、その謎が解明するわけではありませんが、手掛かりになるようなことが少しでも発見できればいいなあと思います。
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~ストックホルム観光について~
ぼくがスウェーデンで訪れようとしている所は今のところ首都ストックホルムとその周辺のみです。
ストックホルムには4泊します。
飛行機で入り、飛行機で出るので観光にかける時間はたっぷりあります。
なので、以下に12か所程度の観光施設の事前学習の資料を紹介しますが、ストックホルム以外にも行ってみたい箇所が現れたら少し冒険するかもしれません。

ストックホルムもオスロ同様、少し内陸に入った所にある首都のように見えます。

でも、複雑な海岸線が入り組み、川と海の出会いの場所に首都ストックホルムが位置しているようです。

ストックホルムは、大きく2つに分かれているようです。
北側に旧市街地の「ガムラスタン」、南側に新市街地の「ゼーデルマルム」という地区があるようです。
(1)ストックホルム中央駅

ぼくは、空港からストックホルムに入ってきます。
空港からはシャトルバスで市内に入る予定です。
空港シャトルの発着がこの中央駅なので、まず、目に入る建物だと思います。
(2)ストックホルム市庁舎

市庁舎は、中央駅の近くにあります。
大きな尖塔と石造りの建物が特徴だそうです。
毎年行われるノーベル賞の受賞式の記念晩餐会が開かれることで有名なのだそうです。
(3)スウェーデン国立美術館

日本人にも人気の高いレンブラントやゴヤ、ルノワール、セザンヌといった巨匠の作品が見られるそうです。
併設されているレストランでは、ノーベル賞の晩餐会のアドバイザーを務める有名シェフの料理が食べられるそうです。
(4)ノーベル博物館

ノーベル賞設立100周年を記念して2001年に建てられた博物館だそうです。
アルフレッド・ノーベルさんの足跡や歴代のノーベル賞受賞者に関する膨大な資料が展示されているそうです。
60歳以上のシニア割があるのがうれしいです。
(5)ストックホルム大聖堂

この大聖堂は、13Cに建てられたストックホルム最古の教会と言われています。
旧市街地(ガムラスタンと呼ばれています)を形成するための中心となった大聖堂です。
「ガムラスタン地区の象徴」と呼ぶにふさわしい建物だそうです。
(6)ストックホルム宮殿

この宮殿は、スウェーデン国王の公邸です。
国王が暮らす宮殿には珍しく年中開放されているのだそうです。
普通の観光地のように館内が見学できるそうです。
(7)スウェーデン国会議事堂

実際に国会が開かれる建築物です。
正面は、威厳のある石造りですが、もう一方の建物は、円形で近代的な雰囲気が感じられるコントラスト溢れる建築物です。
ツアーガイドに参加すれば、無料で見学できるという話です。
(8)リッダーホルム教会

歴代のスウェーデン王が眠る厳かな埋葬教会です。
ストックホルムで唯一保存されている中世の修道院教会です。
(9)バーサ号博物館

処女航海で沈没した戦艦バーサ号が完全な形で保存されている博物館です。
バーサ号は、1628年に沈没しましたが、300年後に発見され、修復されたという話です。
(10)スカイセン野外博物館

世界初の屋外に出来た野外博物館です。
ユールゴーデン島の広大な自然の中にあります。
この博物館内には動物園もあり、ヘラジカやオオカミ、ヨーロッパカワウソなど様々な生き物を見学できるということです。
(11)ドロットニングホルム宮殿

ぼくでも、一度は名前を聞いたことがあるスウェーデンでは有名な世界遺産の宮殿です。
「北欧のベルサイユ宮殿」とも呼ばれているらしいです。
ストックホルム中心部から10km位離れた所あります。
「世界遺産オタク」のぼくとしては、少しくらい離れててもぜひ訪れたい宮殿です。
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~🈪フィンランドについて~
◇フィンランドってどんな国?◇

フィンランドは、スカンジナビア半島の東側に位置していて、付け根の部分をロシアと半分ずつに分けているような感じです。
半分に分けてると言うと表現が柔らかいですが、ロシアと背中合わせになっているとも言えます。
言い換えれば、ロシアと長い国境線を接しているとも言えます。
ヨーロッパの国々の中では、ロシアとの国境が最も長い国の一つです。
だから、フィンランドの外交の歴史は、対ソ・対ロの歴史といっても過言ではないと言われています。
NATOへの加盟もロシアの顔色を窺(うかが)いながら、ようやく2023年に実現したくらいです。

ぼくは、40代の頃、一度フィンランドを訪問したことがあります。
教職員組合の教育研究組織の一員として訪れました。
「なぜ、フィンランドは学力が高いのか?」という至って真面目なテーマを深掘りするためです。
現在のフィンランドの学力は、若干下がり傾向ですが、当時、PISAと呼ばれる世界共通学力調査で世界1位を何年か継続していました。
「過度な競争を持ち込まない」「少人数の学習(教室)」「複数の教員配置」「大学までの教育費の無償」など当時の日本の教育と比較すると垂涎(すいぜん:よだれが出るほど羨ましい気持ち)の的だったことを今でも思い出します。
それともう一つ思い出すのは、ヘルシンキの街を寝る間を惜しんで歩き回ったことです。
昼間はもちろん真面目に学校や教育機関の訪問など研究に精力的に取り組みました。
でも、研究から解放された後とか仕事のないオフの日には、一人でヘルシンキの街を歩き回っていました。
毎日の睡眠時間は、3、4時間くらいだったと思います。
3月下旬の訪問だったので、かなり寒かったことを覚えていますが、エストニア・タリンにまで行こうとしたことも記憶しています。
その年、海峡の氷が厚すぎて砕氷船(さいひょうせん)でも氷を割って進めないという理由でタリンには行けませんでしたが。
何とか、隙をうかがっては冒険をしようとしていたような気がします。
約20年ぶりのフィンランドです。
すごく懐かしいです。
あの時の熱量も気力も体力も低減していることは間違いありませんが、若き日を思い出すかもしれないと、ワクワクしています。
それに、あの時行けなかったタリンに今回は行けると思うと感無量です。
当時、フィンランド人への印象は、シャイで内気だけどアルコールが入ると急に陽気になるというものでした。
さて、現在はどうなのでしょうか?
そこらあたりも探って来たいと思います。
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~ヘルシンキ観光について~
ぼくは、ヘルシンキに3泊します。
1度来たことがあるという理由でノルウエーやスウェーデンより1泊少なくしました。
飛行機で入りますが、次のエストニア・タリンには船で行く予定です。
20年前にヘルシンキ市街の主だった観光地は訪れたので、少し足を延ばしてヘルシンキ郊外の街にも行こうと考えています。

ヘルシンキは、フィンランドの南側に位置しています。

海岸線が複雑で小さな島々が多数あります。
その中の一つ、「スオメンリンナ島」には世界遺産の要塞があります。
(1)ヘルシンキ大聖堂

真っ白な外壁が青空に映える美しい大聖堂です。
小高い丘に建っているので、ヘルシンキの市街地から非常によく目立つ存在です。
(2)マーケット広場

ヘルシンキ大聖堂のすぐ近くのベイエリアにある広場です。
青空市場で海産物や青果など食料品が中心の市場です。
(3)ウスペンスキー寺院

赤レンガが特徴のキリスト教寺院です。
帝政ロシア時代に建てられたので、ロシア正教の色彩もかなりうかがえる寺院です。
(4)スオメンリンナ要塞

スオメンリンナ島にある1700年代に建てられた城壁や要塞です。
建設当時の面影が忠実に残されているという理由で1991年に世界遺産に登録されています。
(5)カンピ礼拝堂

ナリンカ広場にある不思議な形をした礼拝堂です。
20年前にはなかったので、見るのが楽しみです。
(6)テンペリアウキオ教会

岩に食い込むように建設された神秘的な教会です。
音響がいいとの評判でコンサート会場にもなっているとのことです。
(7)ヘルシンキ中央図書館

中央駅のすぐ近くにある非常にユニークな形をした図書館です。
フィンランド独立100周年の記念事業として2018年に開館しました。
(8)エスプラナーディ公園

ヘルシンキの中心にある市民の憩いの場として親しまれている公園です。
ムーミンの作者トーベ・ヤンソンをモデルにした人魚の像があるらしいです。
(9)シベリウス公園

ヘルシンキの西海岸にある公園です。
フィンランド出身の作曲家ジャン・シベリウスさんの80才の誕生日を記念して改名された公園だということです。
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(10)ボルボー


ポルボーはフィンランド2番目に古い街です。
ヘルシンキから50km離れていますが、日帰り観光で人気のあるスポットです。
(11)トゥルク


トゥルクは、かってフィンランドの首都だった街です。
フィンランドで最も古い街です。
ヘルシンキから170kmも離れていて片道2時間以上かかります。
日程が許せば行ってみたい街です。
今回は、主観がかなり色濃く出た<準備編>になってしまいました。
次回は、バルト3国+ポーランドの比較とエストニア・タリンの紹介です。
(第6話、終わりです)
(第7話は、「バルト3国+ポーランドの比較」「エストニア・タリンの紹介」です)
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