シリーズ22の1:「お邪魔します!娘夫婦の新婚旅行に!」
&「欧州一筆書きの旅D2」<フランス・ベルギー(&ルクセンブルグ)編>NO7
DAY4:2025年8月10日(月)①
パリに着いた1日目の観光が終わり、今日からパリ2日目に入ります。
1日遅れでパリに着いたことで観光日程がタイトになってしまいました。
2日目の今日は、
ベルサイユ宮殿とオルセー美術館が中心ですが、昨日行けなかった凱旋門やエッフェル塔にも行かなければいけません。
今日もまた、タイトな日程になる予感がします。
今日のおおまかな日程です。
E:ベルサイユ宮殿⇒ F: オルセー美術館
⇒K:オペラ座⇒L:サクレクール寺院
⇒D: 凱旋門⇒G:エッフェル塔
<広告です>
途上国の子どもたちの1対1の支援プログラム
1日あたり150円の支援で「希望」を
~暗雲!?ベルサイユ宮殿への道~

ホテルで朝飯を食べながら、ベルサイユ宮殿へのルートを「グーグルマップ」で確認していました。

当初の予定は、
娘夫婦は、M1サンポール駅⇒バスティーユ駅でM5に乗換⇒ガールドステルリッツ駅へ
ぼくは、M8ルドリュロラン駅⇒バスティーユ駅でM5に乗換⇒ガールドステルリッツ駅へ
ガールドステルリッツ駅で待ち合わせをする予定でした。

そして、ガールドステルリッツ駅でC5に乗り⇒ベルサイユ・シャトーリブゴーシュ駅下車⇒(徒歩かバス)⇒ベルサイユ宮殿へ行く予定でした。
ちなみに、C5の「C」とは、パリ近郊へ行く長距離列車のことです。
これが当初の予定でした。
ところが、朝のグーグルマップでは、このルートが出てきません。
グーグルマップの間違いかもしれないと思ったので、念のため、ホテルのスタッフに聞いてみると、どうやらC5が工事中で止まっているようです。
昨日まで動いていたのに今日は工事をしているとのことです。
再度、計画の練り直しです。
グーグルマップでは、別ルートがたくさん提示され、どれが最適かが即断できません。
朝の時間のない中、かなり、焦(あせ)っています。
その旨、娘夫婦に連絡すると、娘夫婦たちは、すでに、C5の運行停止を知っていました。
そして、ホテルのスタッフに別ルートを教えてもらい、万全の様子です。
別ルートが、まだ探し出せないぼくよりも素早い対応です。
なので、ぼくが、娘夫婦のホテルまで行き、そこから一緒に行くことになりました。
何だか、コーディネーターとしては情けない事態になってしまいました。

娘たちのプランは、こうです。
サンポール(Saint-Paul)駅(娘夫婦のホテルがある駅)から、地下鉄1号でシャトレー駅へ。
M4に乗り換えてモンパルナス駅まで行きます。
そして、モンパルナス駅からベルサイユ宮殿へ向かうことができるそうです。

モンパルナス駅はパリ近郊やフランス各都市への列車が数多く出発している駅です。
ここからもベルサイユ宮殿に行けることを、初めて知りました。

ご存知のように、ベルサイユ宮殿は、正確にはパリ市内にはありません。
イベリーヌ県ベルサイユ村にあり、パリ市内から25kmくらい南西に位置しています。

モンパルナス駅からTER(フランス国鉄・快速列車)で「ベルサイユシャトーリブゴーシュ駅」まで行けるようです。
ぼくが探したルートよりも時間はかかりますが、立派な車両に乗れます。
もちろん、チケット1回分の料金で乗れるので別料金はいりません。
素晴らしい代替案です。

ぼくは、高速鉄道に乗れるとあって、超ご機嫌です。

車内は、広々、涼しく、快適です。

でも、あっという間に着いてしまって、少し残念です。

通称「ベルサイユ駅」(長ったらしい名前は省略します)に到着です。

ぼくたちの、チケットではバスに乗れないので、交通カードにバス料金をチャージしています。
歩くと30分くらいかかるそうですが、バスだと10分くらいで行けました。
<広告です>

~ベルサイユ宮殿が見えてきた!でも、何か変!~

バス停からは、巨大な宮殿がすぐに分かります。

とりあえず、「ルイ14世の騎馬像」前で記念撮影です。
この時はまだ、この後に起こる「ざんねん」に気付いていません。

徐々に入口に近付いていきます。

何か、観光客が少ないような気がします。
少ないのは、本来うれしいはずですが、少な過ぎるのがどうにも気になります。
ぼくたちの予想では、
「もうこのあたりに群衆の塊(かたまり)ができているはず、、」
と考えていたからです。
観光客は、塊どころか、数えるくらいしか確認できません。

入場ゲートの前で一応、記念撮影です。
何だか、妙な雰囲気なのはそろそろ、気になっています。

宮殿には全く、観光客がいません。
スタッフに聞くと
「月曜は休館」
だそうです。
3人とも愕然(がくぜん)です。
ぼくは、そういえば、そんな気がしてきました。
頭の片隅に「月曜休み」が蘇(よみがえ)ってきました。
この期(ご)に及(およ)んで、ようやくベルサイユ宮殿の休館日を思い出しました。
気付くのが遅すぎますよね。

準備してきた「陳情大作戦」のための予約確認票も何の役にも立ちません。
休館日なのに対応してくれたスタッフたちは、
「庭園なら、何時間でも、どこまでも、ご自由に散策できますよ。
もちろん無料です」
と笑顔で教えてくれました。
ぼくたちは、せっかく来たのだからと思い、庭園の散策に出かけることにしました。
<広告です>

~ベルサイユ宮殿、庭園散策~

ベルサイユ宮殿全体図です。
中央部下の「宮殿」と書かれた箇所が、月曜日に休館になっている場所です。
それ以外の「庭園」「離宮」「大運河」「公園」などは、自由に観光が許されているようです。

一般的に「ベルサイユ宮殿」と思われている所は、赤丸で囲まれている建物です。

☝赤丸で囲まれている所を拡大した図です。
一つ上の地図では小さく見えるかもしれませんが、床面積が67000㎡もあり、東京ドーム(47000㎡)がすっぽり入ってしまうほど大きい建物です。
赤丸で囲まれている部分だけでもそんなに広いのだから、その他の部分は、とんでもない数字になります。
その他の「庭園」「離宮」「大運河」「公園」などを含めると800ha(8億㎡)~850ha(8.5億㎡)もあるそうです。
これは、東京ドーム170個以上が入る計算になります。
要するに、とてつもなく広大だということです。
こんな数字を見ると、「ルーブル宮殿」を捨てて、ここ「ベルサイユ宮殿」に来た意味が分かるような気がします。
ぼくたち3人は、とてつもなく広大な「庭園」の見学に出かけたのです。

ちなみに、庭園の広場だけでもこれだけの広さがあります。
その広場を利用して、パリオリンピックでは「馬術」と「近代五種」の会場にもなりました。
<広告です>

~庭園だけでも、、~

見渡す限りの庭園です。
その広さに開いた口が塞(ふさ)がりません。

娘夫婦は、庭園見学だけでも意外に元気です。

ぼくは、見えるだけの庭園でも、歩くことを考えると眩暈(めまい)がしてきます。

空は、雲一つない晴天です。
パリの直射日光も油断できません。
日陰の全くない中、ぼくらの(ぼくだけかもしれませんが)体力を奪っていきます。

娘たちは、相変わらず元気です。
手入れの行き届いた植栽(しょくさい)などにも感動しています。

段々、ぼくの目線が下向きになっていきます。

ようやく見つけた、日陰で小休止です。

「あっちも行こう!」
「あれは何?」
と言って動き回る若者たちの動きについていくことを諦(あきら)めました。
「このまま、動き回ると一日持たない」
というのがぼくの本音です。
「新婚者を二人きりにしてあげよう」
という親心より自分の身を守る気持ちの方が強かったです。
そして、ぼくは、涼しい風の吹き抜ける階段下の日陰で、若者2人を待つことにしたのです。

日陰でひっくり返っていると、安らかな気持ちになり、いつしか記憶をなくしていたようです。
(居眠りをしていたようです)
「そろそろ起きたら!」
という声で起こされて若者2人とようやく合流しました。
若者2人は、かなり遠くまで見学してきたようです。
「遠くには噴水がたくさんあったよ」
「噴水の水は気持ちよかったよ」
などと楽しそうに話を聞かせてくれました。
~満足はしている様子ですが、、~
庭園だけでも満足はしてくれたようですが、、
でも、「もし、宮殿内に入れていたら」ということで、何枚かWikipediaよりご紹介します。

娘が、一番見たがっていた「鏡の間」です。

「王の寝室」です。

「王妃の寝室」です。

「マリー・アントワネットの部屋」です。
~言い訳~
ベルサイユ宮殿の休館が月曜日だということを失念(しつねん)していたことが、悔(く)やまれて仕方ありません。
せっかくの一生に一度の「新婚旅行」がこんな形で不満足な観光になるなんて、コーディネーターとして、情けないやら、申し訳ないやらの気持ちで一杯です。
でも、少しだけ言い訳をさせてください。
飛行機の遅延でまるまる1日、パリ到着が遅れたのが、この「ざんねん」に繋(つな)がってしまったわけです。
当初の予定では、「ベルサイユ宮殿」は日曜日に設定していたわけなので、休館という憂(う)き目に遭(あ)うことはなかったわけです。
日程の組み換えによって月曜日になってしまったわけです。
この日(月曜日)にベルサイユ宮殿を設定しなければ、パリに到着した日(昨日)に設定するしかなかったわけです。
何時に観光が開始できるか見通しの持てない中、初日にいきなり、長距離列車に乗り込み、ベルサイユ宮殿に向かうのは、かなり勇気がいるような気がします。
「月曜休館」を失念していたことを棚に上げて、いろいろ言い訳していますが、
「鏡の間を見れなくて残念だったけど、
仕方なかったんじゃない!
庭園散策だけでもすごく楽しかったよ!」
という娘夫婦の励ましの声が、しょんぼりしているぼくをかなり救ってくれました。(泣)
ところが、「がっかり」は、ここ「ベルサイユ宮殿」で終わりではなかったのです。
(第7話、終わりです)
(第8話は、「オルセー美術館、お前もか!」です)
<広告です>
ネット松陰塾の学習システムは、単元を細かくレベル分けし、
類題を多数収録しています。問題はレベル毎にランダムに出題される
ので、あやふやな記憶のままでは先へ進めません。小1〜中3までの
主要5教科が収録されているので、学年にとらわれずに学習できます。
学力の悩みだけでなく
・近くに塾がない
・塾に通わせたいけれど、送り迎えが難しい
・習い事や部活動で塾に通う時間がない
・お子様が不登校気味で、塾に通えるか不安
・国外在住だが日本の教育も受けさせたい
ぜひともネット松陰塾で学びましょう!
【ネット松陰塾】

<広告です>
海外旅行での通信手段をお探しの方向けにオススメのサービス「TRAVeSIM(トラベシム)」!
SIMカードの抜き差し不要、QRコードを読み込むだけで、海外データ通信環境が普段使いのスマホで利用できる優れもの!
お申込みから受け取りまでオンラインで完結するので、わざわざ最寄りの店舗に足を運ぶ必要もありません。
日本はもちろん、世界140の国と地域でご利用いただけます。
海外旅行・主張の通信手段として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
▽▲▽▲▽ご提供プラン▽▲▽▲▽
【ASIAプラン】
SIMタイプ:eSIM
インターネット容量:6GB※超過後は低速で使い放題
利用可能期間:8日間(192時間)
対象国・地域数:30の国と地域
販売価格:1,980円
【GLOBALプラン】
SIMタイプ:eSIM
インターネット容量:6GB※超過後は低速で使い放題
利用可能期間:15日間(360時間)
対象国・地域数:140の国と地域
販売価格:3,980円
▽▲▽▲▽詳細はコチラ▲▽▲▽
世界140の国と地域で使える【TRAVeSIM】

<広告です>

<広告です>

<広告です>

<広告です>
<広告です>
