シリーズ22の1:「お邪魔します!娘夫婦の新婚旅行に!」
&「欧州一筆書きの旅D2」<フランス・ベルギー(&ルクセンブルグ)編>NO5
DAY3:2025年8月9日(日)④
~コンコルド広場へ~
感激の連続の中「ルーブル美術館」観光を終わりにしました。
後ろ髪が引かれましたが、この後もたくさんの観光が控えているので切り上げることにしました。
次は、「コンコルド広場」に行く予定です。
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~「チュイルリー庭園」から徒歩でコンコルド広場へ~

「ルーブル美術館」から「コンコルド広場」は、地図で見ると、そう遠くはないように見えます。
徒歩で行っても問題なさそうです。
地図の縮尺からおおよその距離を測ると1.5km程度です。
普通の状態なら、それほど、遠くはないと思います。
それに、「ルーブル美術館」から「コンコルド広場」の間にある「チュイルリー庭園」は世界遺産でもあります。

庭園の途中にある噴水にはバルーンが上がっていました。


パリの夏をなめてはいけません。
炎天下の中、休み休み進みます。
無理は禁物です。

庭園は、様々な植物に囲まれてはいましたが、日影は多くはありませんでした。
3人は、世界遺産の庭園の中を休み休み「コンコルド広場」を目指しました。
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~「コンコルド広場」を訪れたい理由~
ぼくには、今回の旅で、無理をしても「コンコルド広場」を訪れたい理由がありました。
そのへんの詳しい背景は、
シリーズ20の2「なんちゃって世界一周!」:NO28◇エジプト編:NO28(ルクソール⑫)◇
を読んでいただければお分かりいただけると思います。
(リンクを貼っておきましたので、まだの方は、ぜひクリックをしてお読みください)

=概要=
、、、ここまで下がると、オベリスクの片方がないことが、はっきりと分かります。
あるべき所にあるべき物がないと、やはり不自然ですよね。
「地球の歩き方」によると、もう一方は、パリのコンコルド広場に立っていると書いてありました。
今度、コンコルド広場を訪れる機会があったら絶対に見てみたいです。
なぜ、フランスに行ったのかは、よく分かりませんが、ここに戻すことはできないのでしょうか?
あるべき所にあるべき物があった方が自然ですよね。、、、
と書いてあります。
その時の、ぼくの正直な気持ちです。
翌年まさか、そのコンコルド広場に行く機会が訪れるとは、その時には夢にも思いませんでした。

この巨大なオベリスクのもう一本が、コンコルド広場に立っているのを絶対に見たいと思ったのは、もう一つ理由があります。
それは、昨年(2024年)行われたパリオリンピックです。

パリオリンピックの「スケートボード」の開催場所が「コンコルド広場」でした。

「コンコルド広場」には、巨大な「オベリスク」が立っています。
もちろん、そのオベリスクは、ルクソール神殿にあったオベリスクです。

「スケートボード」は、日本人が大活躍し、たくさんの人が熱狂した種目です。

男子は「堀米雄斗選手」が大活躍しました。

最終トライで凄技を決めて、大逆転で金メダルを獲得しました。

女子も「吉沢恋(ここ)選手」が金メダルを取りました。
どの角度からも「オベリスク」が確認できます。

「コンコルド広場」=「オベリスク」と言っても過言じゃないほどの存在感を放っています。

オリンピックが終わった後も、「コンコルド広場」には、遠くからでも「オベリスク」が目立ちます。
競技中にオベリスクに注目している人はそう多くはないと思いますが、ぼくは、エジプトから帰って来てからオリンピックの再放送を見るたびに、このオベリスクが頭から離れませんでした。
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~実際に「コンコルド広場」を訪れると~
エジプト・ルクソール神殿を訪れた時には、本心から
「フランス政府は、オベリスクをエジプトに返すべきである」
と思っていました。

でも、実際に「コンコルド広場」を訪れると、気持ちが揺らいでしまいます。

この1本の巨大な「オベリスク」はすでに、コンコルド広場の象徴になってしまっているからです。


「コンコルド広場」には、オベリスク以外にも芸術性の高い噴水などがあることはありますが、やはり、オベリスクの存在価値は抜群です。
「コンコルド(Concorde)」というフランス語には「協調」「融和」「和解」という意味があるそうです。
フランス革命で対立した国民が未来に向かって平和と融和を築いてほしいという願いをこめて改名したそうです。
ちなみに、「コンコルド広場」は元々は「ルイ15世広場」という名前の広場でした。
フランス革命期には、ギロチンが設置され公開処刑場の役割を果たしていました。
だから、「革命広場」と命名された時期もあったくらいです。


歴史の教科書で、われわれがよく見る、ルイ14世やマリーアントワネットが処刑されている絵は、まさにこの広場です。

オベリスクの近くには、
ここはフランス革命時、公開処刑場でした。
処刑された中に
・1793年1月21日「ルイ16世」と
・1793年10月16日「マリーアントワネット」
が含まれていました。
と書かれたプレートがありました。
このような歴史を経た後、1795年にフランス国民の「協調」「融和」「和解」を目指して「コンコルド広場」という名前に改名されました。
~コンコルド広場にオベリスクが~
その後、1836年にエジプトからオベリスクが来るのです。

コンコルド広場の「オベリスク」をよく見ると、根元の部分に、オベリスクがフランスに運ばれてきた時の様子が図で表されています。
ルクソール神殿から右側1本を横倒しして、船に乗せ、船団を組み、運搬されていく様子が金の絵図で描かれています。

☝オベリスクをフランスに贈呈した「ムハンメド・アリエジプト総督(そうとく)」です。
ぼくは、大きな勘違いをしていました。
フランスは、「武力でオベリスクを奪い取った」と、勝手に思い込んでいました。
スフィンクスに向かって、ナポレオン軍が大砲を撃ち込んで、鼻をへし折ったり、エジプトの財宝をかなり無許可でフランスに持ち込んだり、、という事実を知ってからフランスを悪く見るようになってしまったようです。
でも、オベリスクに関しては武力で奪い取ったという事実はないようです。
「ムハンメド・アリさん」が平和裏にフランスに贈呈したのはどうやら事実のようです。

ルクソール神殿の左右そろったオベリスクです。

コンコルド広場にオベリスクが建てられている絵です。

オベリスクが無事、垂直に立ち、見守っていたフランスの大群衆が大喜びしている絵です。
こんな歴史を知ってしまうと、
「エジプトに返すべきだ!」
などと考えていた自分が恥ずかしくなってきてしまいます。
すでに、オベリスクは、フランス国民にとって「コンコルド広場」には、なくてはならないシンボル的存在になっていることは、間違いありません。
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~疲労困憊(こんぱい)で予定変更を!~
今日の予定は、
A:ルーブル美術館
(チュイルリー庭園)
B:コンコルド広場
C: シャンゼリゼ通り
D: 凱旋門
G:エッフェル塔
H:ノートルダム大聖堂
I:サントシャペル
J:セーヌ川散策
という強行日程です。
今ようやく、B:コンコルド広場の観光が終わったところです。
すでに、午後2時を回っています。
予定通りに行動するなら、これから、「シャンゼリゼ通り」を歩き、「凱旋門」まで行くことになります。
再び1時間以上歩かなければなりません。
でも、3人とも相当、疲労困憊しています。
・その日の気温が30℃を超えていたこと、
・パリに来たばかりのその日であったこと(睡眠が飛行機内)
・ルーブル美術館で3時間以上立ちっぱなしで観光していたこと
・その後、コンコルド広場まで約45分歩き続けたこと
・途中には、日影があまりなく、直射日光を受け続けたこと
などを考えると疲労困憊していても不思議はありません。
こんな時は、無理はしてはいけません。
真夏のパリの暑さをなめてはいけません。
コンコルド広場の日陰で休んでも
「よし!シャンゼリゼ通りを歩こう!」
というパワーがみなぎって来ません。
ここで無理をすると後々が心配です。
旅はまだ始まったばかりです。
そこで、3人で相談した結果、
C: シャンゼリゼ通り
D: 凱旋門
G:エッフェル塔
の3つは、後日、行くことにしました。
凱旋門やエッフェル塔はパリ観光では絶対に外せないので後日でも必ず行こうとするからです。
だから、この後は、地下鉄で
H:ノートルダム大聖堂
I:サントシャペル
に行くことに予定変更です。
地下鉄なら、座って移動できます。
体力回復が望めます。

H:ノートルダム大聖堂
I:サントシャペル
の2つは、「シテ島」というセーヌ川の中州のような島にあります。

☝拡大した地図です。
地下鉄の駅を降りると「ノートルダム寺院」が東側に、「サント・シャペル」が西側にあります。
どちらも込み具合が気になります。
ルーブル美術館でうまくいった「陳情大作戦」は再び成功するのでしょうか?
(第5話、終わりです)
(第6話は、「サントシャペル・ノートルダム寺院へ」です)
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