フィンランドの首都ヘルシンキにいます。
昨日は大きなトラブル発生です。
観光を全て終え、ホテルに戻った時、突然、スーツケースが開かなくなりました。
ホテルのスタッフから工具を借り、無理やりこじ開けました。
でも、スーツケースは正常には戻りませんでした。
買い替えるしかありません。
ヘルシンキ市内でスーツケースの買い替えをしました。

新しいスーツケースを転がしながら、ホテルに戻って来ました。
それから、出国準備&荷造り作業です。


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~思い出深いスーツケースとのお別れ~

新しいスーツケースへの荷物の入れ替え作業を終えました。
古いスーツケースとは、ここでお別れをするしかありません。

このスーツケースには、格別の思い出があります。
2015年、新潟県の教員を退職した際、勤務先の職員の皆さんからいただいた退職記念品です。
その後、上海に渡り、新たな教員生活を始めるわけですが、その時もずっと一緒でした。
上海⇔日本の往復だけでなく、いろいろな国へ行く際にも必ず一緒でした。
中国国内各地、カンボジア、イスタンブル、イスラエル、ブルガリア、チェコ、ベトナム、エジプト、エクアドル、、、
数えきれないほどの国をともに旅してくれました。
ぼくの旅の傍(かたわ)らには必ずこのスーツケースがありました。
ぼくにとってはまさに良き相棒でした。
今まで、それが当たり前過ぎて特別感謝の気持ちは持ちませんでした。
でも、いざ、このような状況になり、ここでお別れをしなければならなくなると、本当に寂しい気持ちが襲って来ます。
異国の地ヘルシンキでお別れをするということは、間違いなく、二度と再会することはないと思います。
そのことが一層、寂しさに拍車をかけます。

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~出発の日の朝~

いよいよ、ヘルシンキを発つ朝になりました。

こんな感じで、お別れをします。

工具の返却とお世話になったホテルのスタッフさんへのお手紙を添えて去っていきます。

手紙の内容は、
「工具をお貸しいただきありがとうございました。
また、スーツケースのお店を紹介していただきありがとうございました。
おかげさまで、新しいスーツケースを買うことができ、旅を続けることができるようになりました。
古いスーツケースを置いていくことをお許しください。
スーツケースのこれからについては、お任せします」
という趣旨です。

直接、口頭で伝えたかったのですが、朝早い出発だったので、置手紙という形を取りました。

ちなみに、免税について、調べた結果です。

・未開封の商品とするには無理がある
・出発地点が空港ではない
という理由で免税手続きをするのは、諦(あきら)めました。
すぐに使いたいから、慌てて買いに行ったわけですからね。
それから、タリン行きのフェリー乗り場では、そのような手続きはしていないそうです。
25.5%(約1万円)はデカいですが、きっぱり諦めがつきました。

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~フェリー乗り場へ~

ぼくの予約してあるエストニア・タリン行きのフェリーは、10時30分発です。
9時には乗り場に着いていたいので、8時にホテルを出発します。

ホテルの入ったビルです。
市街地から近く、安く、交通の便がよかったです。
シャワー、トイレは共用でしたが、清潔だったし、洗濯機が無料だったりお得な面も結構ありました。
そして、何より、スタッフさんの親切が心に沁(し)みました。
今こうして新しいスーツケースを手に入れられたのもスタッフさんの協力のお陰だと思います。

いつものようにバスでトラム乗り場まで行きます。

古いスーツケースには申し訳ない言い方かもしれませんが、新しいのは断然いいです。
「軽い」「たくさん入る」「自由によく動く」「表面に瑕(きず)がないので、けがをしない」
などなど、いいことだらけです。
新しくしてみないと良さは分かりませんよね。
「こいつとなら、新しくいい相棒になれそうだ!」
と、即座に感じました。

トラムに乗り換えカタヤノッカフェリー乗り場に向かっています。
大聖堂のすぐ脇をかすめて通ります。
ヘルシンキのシンボル・真っ白な大聖堂にさよならをします。
道路に目をやると、石畳の敷き替えをしているのが見えます。
古さを保つためにも日々見えないご苦労をしていることがよく分かります。

昨日行った、トーベヤンソンさんの公園にもさようならです。

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~乗船!~

「カタヤノッカ・フェリー乗り場」に着きました。
おとといは、物凄く混んでいましたが、今日はそれ以上の混みようです。
「押し合い、圧(へ)し合い」という言葉がぴったりです。
ヘルシンキ市内で初めて見る混雑具合です。
写真を撮っている余裕がなかったので、待合室から乗船までの写真はありません。

ヘルシンキからタリンまでは、約87kmです。
東京からだと箱根くらいの距離です。
新潟県的には新潟港⇔佐渡・両津港が約72km、
上越市・直江津港⇔佐渡・小木港も約72kmです。
ジェットホイルだとだいたい1時間圏内です。
そんな感じで比べると、いかに近いかが分かります。

ぼくが予約したのは、VIKING LINEという会社のフェリーです。
10時30分にヘルシンキ港を出発すると、13時にはタリンに着く予定です。
2時間半の船旅です。

もちろん、超豪華客船ではありません。
極ノーマルなフェリーです。
値段は、25.63€(約4500円)です。
新潟から佐渡までのジェットホイルが約8000円です。
4500円で国境を越えることができるなんて安いですよね。

乗客の皆さんは、先を争うようにフェリーに乗り込んでいきます。
なぜそんなに急いでいるのか、ぼくには、本当の理由が分かりませんでした。
「早く入って、いい座席でも取りたいのかな?」
くらいの認識でした。

だから、ぼくは、特別急ぐことはなく、のんびり、船内に入って行きました。

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~コインロッカーから免税店へ~

ぼくの認識が浅はかだったことが徐々に分かっていきます。
まずは、コインロッカーです。
コインロッカーの数が限られているので、早い者勝ちです。
みんな先を争うようにコインロッカーを目指していました。
ぼくが、入って行った頃には空いているロッカーは一つもありませんでした。

荷物を置いた後は、免税店です。

ウイスキーやブランデー、ウォッカ、ジンなどは、フィンランド国内の半額程度で買えるそうです。

ワインやビールなども40%ほど安く買えるので大量買いをするのだそうです。

化粧品も有名ブランドが入っていて、エストニアの陸上の店舗(タリン)より40%も安く買えるそうです。

フィンランドとエストニアとの物価格差が2~3割程度あるらしいです。
もちろん、エストニアの方が安いです。
だから、フィンランド側からするとエストニアに上陸するよりも、フェリー船内の方がさらに安く買えるということで、「われ先に!」という突入態勢になっていくのです。

それから、お土産として欠かせないのが、チョコレートなどのお菓子類ですね。
キャンペーン商品などがあり、通常価格でも40%程度安いのに、「スペシャル価格」などによってさらに安く販売されるものがあるということで、乗客の目が血走ってくるのですね。

ぼくは、ヘルシンキからタリンへの「移動」手段としてこのフェリーに乗っています。
だから、ぼくは、「いい座席を確保」などしか考えが及ばなっかわけです。
ですが、ぼく以外のほとんどの乗客は、「移動」が目的ではなく、「買い物」「レジャー」「観光」が主な目的です。
だから、いかに安く大量にいい物を買うかということに心血を注ぐわけです。
必死さが全く違うわけです。

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~物欲の後は、、~

物欲の後は、食欲でしょうか。

船内には、たくさんのレストランがあり、買い物が終わった人々から朝飯?昼食?を食べるようです。

「ビストロ」や「ビュッフェ」など多種多様なお店があるようです。

フィンランドよりも安く美味しいものが食べられるので、人気があるとのことです。

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~食欲の後は、、~

物欲、食欲の後は、「レク欲」ですかね。

向こうに見えるのは、スロットルマシンですね。
入口に「CASH CENTER」が見えるので、そこでコインを買うのでしょうね。
スロットで儲かったコインを再び現金に換えられるかどうかはよく分かりません。
でも、スロットで大勝ちしても、フィンランドやエストニアでそのコインが使えないのなら、何の価値もないただの重たい金属のゴミですよね。
だから、おそらく、ユーロに再現金化できるのだと思います。
日本だって、パチンコで出玉(でだま)を現金化できなければ、あんなに繁盛(はんじょう)しませんよね。
船内は、ちょっとした「カジノ」かもしれません。

結構、みんな、真剣な眼差しです。

~ぼくは、のんびり、、~

人々の熱気とは、関係なく、ぼくは、物欲も食欲もレク欲もありません。
世界旅さえしていれば、ぼくの欲求は、満たされます。
船内では、のんびりと海を眺めていれば大満足です。
ぼくの最大の目標は、安全に次の国に行くことですからね。

昨日行った、スオメンリンナ島の脇を通り過ぎていきます。

左側には「スオメンリンナの教会」が見えてきました。
ぼくは、海がよく見える、ぼくにとっての「一等地」のベンチを確保して、のんびり観光です。

天気がよければ、もう少し、海も綺麗(きれい)なのに、、
と思いますが、贅沢(ぜいたく)は言えません。
23年前は、氷ばかりでした。
寒くて周りの景色を見る余裕もなかったし、途中で砕氷船(さいひょうせん)が立ち往生(おうじょう)して、この辺りにまで来れたのかどうかさえも分かりません。

徐々に、フィンランドの島々が小さくなってきました。

甲板に出てみました。
甲板に出て、のんびり景色を眺めている人はほとんどいません。
それが、スオリンメンナ島往復のフェリーと全く違う所です。

空も海もどんよりとした灰色です。
でも、エストニアの方を見ると、何となく雲の切れ目が見えるような気もします。
タリンは、晴れていてほしいです。

ここが、ぼくの選んだ一等地です。
立ち膝で横向きに座って海を眺めていると、心が落ち着きます。

船内を「ふらブラ」している時に出会った、ワンちゃんです。
さすが、ヨーロッパです。
普通にワンちゃんがフェリーに乗っています。

~エストニア上陸!~

あっという間のフェリー旅でした。

23年前、上陸できなかったエストニア・タリン港に上陸しようとしています。

長年憧れていたバルト三国への第1歩です。
これにて、シリーズ22の3を終了します。
この後の旅の成り行きは、新シリーズに譲ることにします。

~新シリーズのお知らせ~

シリーズ22の3は、ノルウエーからスウェーデン、フィンランドと回った北欧の旅でした
ノルウエーでは、ホテルから出られなくなったり、フィンランドではスーツケースが壊れたりと、予期せぬ出来事に出くわしましたが、それらの負の出来事を打ち消すに余りある素晴らしい景色の数々に出会うことができました。
本当に心に沁みる旅になったと思います。
ご拝読ありがとうございました。

新シリーズ22の4は、この旅最後のシリーズになります。
エストニアから始まり、ラトビア、リトアニア、ポーランドと全てバスで国境を越えていきます。
スカンジナビア半島の成熟した国々とは違う、これからまさに発展しようとする純朴な国家の連続です。
最もホッとしたのが、物価の安さです。
フランスから始まった今回の旅は、どの国も物価が高く、正直、ヒヤヒヤドキドキの連続でした。
新シリーズの4か国は、物価面では安心感が感じられる国々です。
新シリーズの4か国は、今までの国々とは明らかに異なる経済体制だということを感じました。
現在は4か国とも資本主義国家ですが、長い間の社会主義体制からの脱却を必死で図っている過程だと思います。
人々の生活や考え、思想の中には、長い間、旧ソ連の影響下にあったことが少なからず残っていると感じました。
今現在、急速な経済発展の最中(さいちゅう)ですが、やはり、資本主義先進国とのスタート地点の違いを感じました。

4か国に共通しているのは、
・ソ連支配への抵抗独立運動を粘り強く続けてきたこと、
・抵抗独立運動の末、獲得した自由への喜びが、ぼくたちには計り知れないほど強烈なこと、
・社会主義という監視管理独裁体制には絶対に戻りたくないという強い決意があること
を感じました。
旧ソ連から受けた影響は根深いものだと思います。

新シリーズでは、旧ソ連からの独立運動や抵抗運動などにもできる限りふれていきたいと思います。
ともあれ、新シリーズでも飾ることなく、赤裸々な旅日記にしていけたらいいなあと思っています。

半月ほどお休みをいただいた後、5月11日(月)頃を目途に新シリーズをスタートしたいと思います。
これまで同様、ご拝読の方、よろしくお願い致します。

(第24話:最終話、終わりです)

(次回から新シリーズ22の4です。5月11日スタートです)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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