シリーズ22の2:「欧州一筆書きの旅D2~北国一人旅~」
<オランダ・ドイツ・デンマーク編>NO11
DAY12:2025年8月19日(火)②

ドイツ・ケルンからハンブルグに向かう列車の中にいます。
ハンブルグで乗り換え、デンマーク・コペンハーゲンに向かおうとしています。
ところが、遅延(ちえん)に次ぐ遅延で、ハンブルグで乗り継ぐ予定だった列車に乗れそうにありません。
そのあと、どんな顛末(てんまつ)になったのか「旅メモ」(旅の途中でぼくがメモのように書き貯めた手記)をご覧ください。
ぐだぐだ説明するより分かり易いと思います。
(先回と重複する部分もあるかと思いますが、比べながらお読みください。
「旅メモ」の方が本音がよく表れています。
その分、表現が汚いです。
悪しからずご理解ください)
<広告です>
途上国の子どもたちの1対1の支援プログラム
1日あたり150円の支援で「希望」を
~「旅メモ」より~
=ケルン駅での番線変更の不意打ち=
前略、、、何と!「番線が変わってる!4じゃなくて6だ」
それから、大急ぎで荷物を転がし、6を目指しました。
4を降りる時、
「さっきまでエスカレーター動いてたじゃないか(錯覚ではなく本当です)」
「なんで、こんな時に止まってるんだ!」
とぶつぶつ言いながら重い荷物を持ち上げながら、止まっているエレベーターを急いで下りました。
そして、6番に上った時には、既にぼくの乗る列車は来ていました。
数人の係員が早く乗れみたいなことを言ったので、ぼくは頭にきて
「もっと早く言え!」
と日本語で本気で怒りました。
そして、自分の車両と座席を見つけて座ったと同時に、列車は走り出しました。
余裕を持って30分も待ち、遅延でさらに30分、合計1時間も待っていたのに、なんでこんな切羽詰まった目に遭ってるんだ!と誰かのせいにしたくてたまりませんでした。
やはり、ドイツの列車のいい加減さですよね。
勝手に遅れるからいけないんです。
勝手にホームを変えるからいけないんです。
いつまでも怒っていては精神衛生上よくないので、ひとまずは落ち着こうと深呼吸をしました。
しかし、トラブルはこれだけでは終わらなかったのです。
=ハンブルグ行きの列車遅延=
中略、、、それから、遅延がどんどんひどくなり、ぼくが次に乗るコペンハーゲン行きに間に合わなくなるくらい遅延してきました。
遅延したらその分回復しようとスピードアップするのではないかと思いましたが、ぼくの全くの思い違いです。
遅延は縮まるばかりか広がる一方です。
もしコペンハーゲン行きに乗れなかったら、その日のうちに着けない可能性が高いです。
着けたとしても深夜になると思います。
ホテル探しも夜中だとしんどいし、夜中に交通機関が動いている保証もありません。
遅延が大きくなるのと比例するかのように不安が広がっていきます。
=ハンブルグ駅でまた怒りが=
中略、、、結果的には、間に合いました。
間に合ったというより、ドイツ鉄道側が、コペンハーゲン行きの出発時刻をハンブルグ到着時刻と合わせたのです。
15時16分にハンブルグ駅に着き、コペンハーゲン行きは15時16分発でした。
いくら列車が向かいのホームに待っているといっても、入線と同時刻を発車時刻に据えるのは、乗客をなめているとしか思えません。
ちんたら走って遅れたのはそっちなのに、列車を下りたら、「早くしろ」と乗客のケツをたたくなんてあってはならないことです。
高齢者や身障者はどうすればいいのでしょうか?
そもそも、遅延させないようにするべきです。
文句たらたらですが、結果的には、座席に着いた瞬間に列車が動き出しました。
今日二度目のぎりぎりセーフの瞬間です。
「もう金輪際(こんりんざい)、ドイツの列車には乗らない!」
と決意を固くしました。
本当に”ふざけるな”の世界です。

かなり怒っていることが分かります。
汚い言葉が混ざっていて、忍びない部分もありますが、あの時の本音が素直に現れているので敢(あ)えて掲載(けいさい)しました。
ぼくは今まで、世界の50以上の国々を訪れていますが、その国やその国の人々に嫌悪感(けんおかん)を持つことはほとんどありませんでした。
それなのに、なぜ、今回、ドイツに対して、こんなにも嫌悪感を持ってしまったのか不思議です。
自分なりに分析してみました。
①これまでのドイツのイメージがあまりにも良かったので、それが裏切られたので反動が大きかった。
(ドイツには今まで3回訪れたことがあり、合計7泊したことがあります。
それまで、こんな不愉快な思いをしたことは全くありませんでした。
どこへ行っても美しい街並みで、ビールやソーセージなど食べ物もおいしく、人々は陽気さと厳格さの両面を兼ね備えた素晴らしい人たちばかりでした)
②列車の遅延や番線の急な変更に対して、あまりに無責任すぎること。
③一度や二度のトラブルではなく恒常的な感じがして、反省や改善の意欲が感じられないこと。
④どのスタッフもお客さんの気持ちに寄り添うことがなく、説明も謝罪も自覚も責任感もないこと。
⑤日本に匹敵するくらいの仕事への責任感があると思っていたドイツがそうでもなくなっていたこと。
⑥ぼくの気持ちの中のドイツは、ヨーロッパの中でも特別な先進国、いうなれば先進国の中の先進国という位置づけだったのに、こんなにも情けない国になってしまったことに対する落胆感が大きかったこと。
などが、考えられます。
<広告です>

~コペンハーゲンのホテルからのメール~
コペンハーゲン行きの列車に乗れたので、とりあえず、ホッと一安心です。
コペンハーゲン行きの列車は、EC(EuroCity:ユーロシティ)なので、ドイツの列車ではありません。
EuroCityは、ヨーロッパの国境を越えて主要都市間を走る国際優等列車です。
おそらく、遅延はないと思います。
約5時間後には、コペンハーゲンに着いていると思います。
5時間ゆったりと、次の宿泊地の行き方を調べたり、鍵の受け渡し方法などのおさらいをしながら列車に揺られていきたいと思います。
コペンハーゲンのホテルからは、これまで何回かメールが来ていました。

「あまりお金をかけたくない方に最適」とは、素晴らしい言い方ですね。
(素晴らしい翻訳アプリですかね)
ストレートに言えば「安宿」です。
ぼく的には、1泊11500円も出すので、安宿とは思いたくありませんが、デンマーク的には安宿なのでしょうね。

午後10時以降にチェックインできるのは静かにする人だけというのも笑えますね。
ぼくは、静かにチェックインする自信があるので、10時以降も入れると思います(笑)

ヘアードライヤーの音を気にしなければいけないということは、防音がしっかりしていない「薄壁(うすかべ)」ですね。
やはり「安宿ホテル」ということですね。

WI-FIは普通に飛んでいるようでよかったです。
WI-FIがないホテルは、予約の対象から外れますよね。

洗濯機1回5€(約860円)は少し高いですよね。
乾燥機も5€ですから、合わせるとかなりの金額になりますね。
それにしても、午前11時から午後3時までしか使えないというのは観光客にとって利用しにくい時間帯ですよね。
最も、ホテルにいない時間帯ですからね。

地下鉄からの距離が「わずか600m」となっていますが、600mは「わずか」の範囲ではないような気がします。

いろいろたくさんの情報を送って来てくれましたが、最も大事なことは、自分で玄関の鍵を開け、自分の部屋も自分で開けることです。
それがうまくいかないと、ホテルに入れずに凍(こご)えてしまう可能性がありますからね。

ぼくがホテル側に送ったメールです。
かなりナーバスになっていることが分かります。
フロントがないホテルに泊まるのは、ブルガリア・ソフィア以来、久々です。
その時は、鍵の受け渡しがうまくいかず、冷や冷やした記憶があります。
(ソフィアでのホテル探し、まだお読みではない方は、是非クリックしてみてください)
そんなことが記憶に残っているので、かなり緊張しているのだと思います。
コペンハーゲン中央駅から2つの地下鉄を乗り継がないと着けない郊外の住宅街にあるフロントもいないようなホテルが1泊11500円もします。
いかに、コペンハーゲンのホテルが高いかお分かりいただけると思います。

ホテルのオーナーは、日常的のことなのであまり深刻には考えていないようです。
<広告です>

~デンマークの海を見て思うこと~

海に近付いてきているようです。
デンマークは、ドイツの真上にのっかっている鶏(にわとり)のトサカのような国です。
「トサカ」が丸ごと北海に突き出している国ですから周りは海ばかりです。
もう一つデンマークの国土で忘れてはいけないのは「グリーンランド」です。

今、米大統領トランプ氏が手に入れたがっている「グリーンランド」もデンマークの領土(自治領)です。
地図で見てもお分かりのように、デンマーク本土の面積は小さいですが、グリーンランドは広大です。
グリーンランドを除く国土面積は、日本の九州程度で世界130番目の広さです。
でも、グリーンランドを含めると、いきなり世界12番目に広い国になってしまうという面白い国です。
グリーンランドだけで日本の約6倍もの面積があります。
なぜ、グリーンランドはデンマークの領土になっているのか?
なぜ、アメリカがグリーンランドをほしがっているのか?
など、グリーンランドを取り巻く情勢については、深く語りませんが、現在緊迫していることは間違いありません。


北極を中心にした地図で見ると、いかにグリーンランドが地勢上、軍事上重要な位置にあるかが分かりますよね。
何と言っても、ロシアと欧州、ロシアと北米の真ん中に位置していますからね。
ヨーロッパ諸国にとっては、ロシアの領土になることは一番嫌ですが、その次に嫌なのはアメリカの領土ですよね。
(今のトランプ体制では特に、、)
ドイツをはじめ欧州諸国は、
「アメリカがグリーンランドを領有するなら、サッカーワールドカップ(北中米W杯)をボイコットする」
とまで発言しています。
それくらい今グリーンランド問題は全世界的な話題です。
グリーンランドの人口は、5.5万人程度で世界で最も人口密度の低い地域の一つです。
とはいえ、住民がいることは事実です。
住民の意向を最優先にこの問題を解決するのが、一番だと思いますが、いかがですか?
<広告です>

~コペンハーゲン駅からホテルへ~

そろそろ、コペンハーゲン駅に着きそうです。
「やったー!コペンハーゲンに着くぞ!」
といううれしい気持ちで一杯です。
目的地に着くのに、こんなにもうれしい思いをするのは滅多にないことです。


地図で見て、改めて思うことは、
「首都コペンハーゲンはスウェーデンに物凄く近い」
ということです。
石を投げれば、スウェーデンに届きそうな距離です。
なので、スウェーデンとの交流が盛んなようです。

上の写真は、コペンハーゲンとスウェーデンのマルメを結ぶ海上橋です。
二国間は海底トンネルや橋で結ばれていて、通勤労働者もかなり多いと聞きます。
<広告です>

~コペンハーゲン駅からホテルへ~

コペンハーゲン駅から地下鉄を2つ(M3⇒M1)乗り継いで、ホテルに行きます。

交通カードを購入するのは、自販機しかないようです。
ぼくは、自販機はあまり好きではないので、有人の窓口を探しましたが、案内されたのは自販機ばかりです。

☝自販機で購入した交通カードです。
コペンハーゲンには、2泊しかしないので、48時間券を購入しました。
160DKK(デンマーククローネ:約4000円)です。
2泊3日48時間で4000円は高いですが、単価などいろいろ考えた末の判断です。

コペンハーゲン駅から地下鉄駅に徒歩で向かい、M3に乗ります。

「KongensNytorv」という駅でM1に乗り換えます。
そして、「Sundby」という駅で下車します。

ホテル最寄りの地下鉄駅「Sundby」です。
すでに夜の10時になっていますが、外は明るいです。
これがかの有名な北欧の「白夜」のようです。
憧れていた「白夜」ですが、実際に体験してみると、ロマンチックさなどあまり感じません。
単に夜中まで明るいだけです。

予想通り、駅前は閑散(かんさん)としています。
ぼく以外に乗降客はいません。
人通りもありません。
商店もありません。
白夜でなければ真っ暗な駅前だと思います。
いわゆる、いなか?住宅地?の地下鉄駅だと思います。

住宅街の中をゴロゴロスーツケースを転がしながらホテルを目指して歩きます。
ホテルの案内には「地下鉄駅からわずか600m」とありましたが、1000mはあったように思います。
重い荷物を転がしながらの退屈(たいくつ)な歩行は、とても遠く感じました。
<広告です>

~ホテル到着!~

ホテルにようやく着きました。
予想通りホテルというより普通の住宅程度の大きさです。
夜の10時半を過ぎていますが、依然としてこの明るさです。
さすが北欧です。
ホテルオーナーからのメールを写メで再度読み返し、ドキドキしながら、玄関の鍵を探します。
指示通り、鍵ボックスを開け、鍵を手にし、玄関を開けた時は、正直ホッとしました。

最後の難関、自分の部屋への入室です。
これもメール通りだったので、意外にすんなりといきました。
冷や冷やドキドキの連続の中でのコペンハーゲン入りでした。
その分、ホテルの部屋に入った瞬間は、いつも以上に安堵(あんど)感を覚えました。
でも、部屋内にはトイレやシャワーがありません。
どこにあるのか、どんななのか、確認が必要です。

共有のトイレです。
シャワールームと同じ部屋にあるので、誰かがシャワーを浴びている時には、トイレや歯磨きはできない構造です。

共有のシャワールームです。
狭いですが、不潔な感じはしません。
専任のスタッフが清掃してくれているのだと思います。

2泊で23345円(素泊まりで1泊11673円)と書いてあるホテルの予約票です。
こんな辺鄙(へんぴ)な住宅街で、トイレやシャワーが共有で、食事もなしで1泊11600円以上は高いですよね。
いかに、コペンハーゲンはホテル不足かということがお分かりいただけると思います。
でも、値段が高くても、辺鄙な住宅街でも、部屋が狭くても、ベッドが小さくても、フロントにスタッフがいなくても、トイレやシャワーが共有でも、、
今のぼくにとっては、この部屋は安息(あんそく)の地です。
ベッドに横になると幸せ感で一杯になります。
いろいろありすぎたので、特にこの部屋到着への安堵感が大きいです。
疲れていたのですぐに熟睡です。
「おやすみなさい!」
(第11話、終わりです)
(第12話は、「空港の下見とコペンハーゲン観光へ」です)
<広告です>
ネット松陰塾の学習システムは、単元を細かくレベル分けし、
類題を多数収録しています。問題はレベル毎にランダムに出題される
ので、あやふやな記憶のままでは先へ進めません。小1〜中3までの
主要5教科が収録されているので、学年にとらわれずに学習できます。
学力の悩みだけでなく
・近くに塾がない
・塾に通わせたいけれど、送り迎えが難しい
・習い事や部活動で塾に通う時間がない
・お子様が不登校気味で、塾に通えるか不安
・国外在住だが日本の教育も受けさせたい
ぜひともネット松陰塾で学びましょう!
【ネット松陰塾】

<広告です>
海外旅行での通信手段をお探しの方向けにオススメのサービス「TRAVeSIM(トラベシム)」!
SIMカードの抜き差し不要、QRコードを読み込むだけで、海外データ通信環境が普段使いのスマホで利用できる優れもの!
お申込みから受け取りまでオンラインで完結するので、わざわざ最寄りの店舗に足を運ぶ必要もありません。
日本はもちろん、世界140の国と地域でご利用いただけます。
海外旅行・主張の通信手段として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
▽▲▽▲▽ご提供プラン▽▲▽▲▽
【ASIAプラン】
SIMタイプ:eSIM
インターネット容量:6GB※超過後は低速で使い放題
利用可能期間:8日間(192時間)
対象国・地域数:30の国と地域
販売価格:1,980円
【GLOBALプラン】
SIMタイプ:eSIM
インターネット容量:6GB※超過後は低速で使い放題
利用可能期間:15日間(360時間)
対象国・地域数:140の国と地域
販売価格:3,980円
▽▲▽▲▽詳細はコチラ▲▽▲▽
世界140の国と地域で使える【TRAVeSIM】

<広告です>

<広告です>
