先回は、「住んでみたい」という観点で振り返りをしました。
ベトナム・ホーチミンが堂々の1位になりました。
今回は、「もう一度行きたい・見たい」という観点で振り返りをしたいと思います。
観光地には「一度行けばもう行かなくてもいいな」と思わせる所が少なくありませんよね。
しかし、今回の旅では、機会があれば「もう一度行きたい・見たい」と思わせる所が非常に多かったと思います。
エジプトなどは、毎年でも行きたい気分になっています。
(住んでみたいという気持ちはそう強くはないですが、、)
だから、順位付けは非常に難しい作業です。
一定の尺度が必要だったので、今回は、
「その都市を訪れたら、その観光地にもう一度行きたいか?」
と自問自答することにしました。
そして、その度合いの強さを下の表のような
「行きたい度数」10点満点で順位を決めることにしました。

0 行かない 23時間が許せば行く45 行くと思う 67 行きたい 89 絶対に行く 10

なお、各順位のタイトルにリンクを貼っておきました。
各観光地を思い出したい方、まだお読みでない方は、ブログ本文をお読みいただいてから、「一言」をお読みいただけると、より深く理解していただけるかと思います。


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<2>「もう一度見たい行きたい観光スポット:ベスト10」

第10位:「ピンクの教会、タンディン教会」(ホーチミン)

<行きたい度数:8.0点>
ベトナム・ホーチミンにおいて、バイクで出かけた日の最初に訪れた観光地です。
テレビの旅番組で紹介されていたので、行ってみたくなりました。
市街地から遠いことやバスで行きにくいことからあまり旅本では紹介されていないようです。
中には入れず外観だけの観光だったので残念無念でしたが、外観だけの観光でも「綺麗」「可愛い」「おしゃれ」な教会という感じが十分伝わってきました。
ホーチミンに行ったら、再度訪れて、今度は絶対に教会内に入ってみたいです。
それから、ランキングには入っていませんが、ホーチミンのあの「カニタピオカ麺」のお店にももう一度行きたいと思います。

第9位:パネシージョの丘(キト)

<行きたい度数:8.5点>
エクアドル・キトの観光2日目に訪れた地です。
キト旧市内の至る所からこの「パネシージョの丘」が見えるので、キトを象徴する観光地だと思います。
・最近まで旧市街から直接行けたバス路線がなくなった
・タクシー以外に往復の交通機関がない
・徒歩で往復できるが、途中の道にひったくりや強盗が多いらしい
・標高が3030mあり高山病には注意が必要
などマイナス面が結構ありますが、行く価値は絶対にあると思います。
丘の頂上には、聖母マリアさんがいて、優し気な眼差しで訪れる観光客やキト市街を見守ってくれています。
それに山頂から見下ろす景色は絶景です。
旧市街との標高差が180mなので、キト旧市街の一本一本の路地までしっかりと見ることができます。
丘の上からのキト観光も結構楽しいです。

第8位:エジプト考古学博物館(カイロ)

<行きたい度数:8.9点>
今年7月3日に、いよいよ、エジプト最大級の「大エジプト博物館」が正式にオープンするようです。
ミイラやツタンカーメン王関係などの主(おも)だった宝物、遺物などはそちらの方に移設されるという噂があります。
そうなったら、この「エジプト考古学博物館」はどうなってしまうのでしょうか?
生成AIに聞いてみると、
「より専門的な研究機関として、また、大エジプト博物館と連携した展示など新たな役割を担う」
と出てきました。
要するに、閉館という流れにはならないようです。
とりあえずホッとしました。
この博物館の良さは、展示物が桁(けた)違いに多く、いろいろな観光客の好奇心を満たしてくれる所だと思います。
さらに、地理的なことを言えばカイロ市内のど真ん中にあって行きやすいことです。
好奇心が満たされ、気軽に行けるこの博物館の今後の有効利用をぜひ考えていただきたいと思います。
ギザに新しくできる「大エジプト博物館」にも、もちろん行ってみたいですが、この「考古学博物館」も忘れずに注視していきたいと思います。

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第7位:ナイル川の夕陽(ルクソール)

<行きたい度数:9.3点>
ベスト10に入った中で、唯一観光地としての固有名詞がないスポットです。
ルクソールのナイル川両岸は、カイロと比べて高い建物がない分、どこからでもナイル川を眺められるという良さがあります。
くわえて、夕陽が高い建物に遮(さえぎ)られることがないので、完全な日没まで夕陽が楽しめるというメリットもあります。
だから、ナイル川の夕陽を見るならルクソールの方が断然いいと思います。
古代エジプトでは、太陽神を信仰し、ナイル川の東岸を「生の世界」、西岸を「死の世界」と区分けをしていました。歴代のファラオは死後「死の世界」と「生の世界」を往来できる舟まで準備していました。
ナイル川やナイル川を巡る太陽を見つめていると古代の人々もそんな死生観が自然と醸成(じょうせい)されるのでしょうね。
超有名な観光スポットももちろん観光価値がありますが、ナイル川の川岸で時を忘れて朝陽や夕陽をボーっと眺めることも非常に価値があると思います。
古代エジプト人の太陽神信仰を肌で感じることができるかもしれません。
旅に出ると、ついつい「あそこも、ここも」と盛りだくさんに回りたくなるようなぼくのような貧乏性の旅人には、特に大事にしなければいけない時間だと思います。

第6位:赤道記念碑など赤道関連施設(キト)

<行きたい度数:9.3点>
ぼくにとって、南半球に足を踏み入れるのは生まれて初めての経験でした。
南半球は、この地球に生まれたからには、一度くらいは足を踏み入れてみたい所でした。
もちろん、赤道もです。
南半球と赤道をほぼ同時に訪問できるスポットは、世界中探してもそれほど多くはありません。
世界で赤道が通っている国は11か国しかありません。
(アフリカ大陸7か国、南米大陸3か国、アジア1か国)
そのうち、首都の最も近くに赤道が通っているのがエクアドル・キトです。
極端な言い方かもしれませんが、飛行機が飛び、その他の観光もでき、そのうえ気軽に赤道を体験できる土地は世界中でキトしかないと言っても過言ではありません。
そういった意味では、今回の旅で対蹠地(たいせきち:地球の裏側)としてエクアドル・キトを選んだことは、自分自身を褒(ほ)めてあげたいナイスな選択だったと思います。

第5位:イスラム地区(カイロ)

<行きたい度数:9.4点>
「エジプト=ピラミッド」というイメージは、ぼくだけではなく、ほとんどの日本人が持っているものではないでしょうか。
でも、この旅でカイロの「イスラム地区」を散策することで、そのイメージが狭かったということに気付かされました。
「エジプト=ピラミッド」というイメージが強過ぎて、「イスラム」の影響を受けながら、現在のエジプトという国家が出来上がっているという最も基本的でシンプルな側面を観光客は見逃しているように思えます。
(ぼくだけかもしれませんが、、)
だから、今回の旅でピラミッドやスフィンクスのような古代遺産ばかりではなく、「イスラム地区」を観光して本当によかったと思います。
正直に言います。
「エジプト=ピラミッド」というイメージしかなかったぼくには、当初、「イスラム地区」観光は「おまけ」的な要素しかありませんでした。
「地球の歩き方に出てるからちょっと行ってみるか」くらいの感覚でした。
でも、「イスラム文化」に根付く度肝を抜く世界遺産の数々を目(ま)の当たりにしたり、「イスラム文化」が、エジプト人の生活に密接に結びついている様子に出会ったりすることによって、古代しか見てなかったぼくの視界がパッと開けてくるのが分かりました。
=エジプト人はピラミッドとともに生きているわけじゃない!
イスラムとともに生きているんだ!=
ということを痛感しました。
だから、次にエジプト・カイロに行くことがあったら、今回行けなかったイスラム地区の他の遺産にも絶対に足を延ばしてみたいと思います。
もちろん、古代遺産にも行きたいですけど、、

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第4位:王家の谷(ルクソール)

<行きたい度数:9.5点>
当初「王家の谷」には、「ツタンカーメン王墳墓さえ見られればいい」くらいの感覚でした。
間違いなく、アイドルを追いかけるようなミーハー的な感覚だったと思います。
しかし、「王家の谷」に足を踏み入れた瞬間、あまりの規模の大きさに面食らったのは事実です。
そして、その規模の大きさを目の当たりにするとツタンカーメン王墓は、王家の谷のほんの一部分なのだということを思い知りました。
そして、広大な谷を実際に歩き回ることによって、長い歴史の中で何百人というファラオが誕生しては亡くなっていったという現実にようやく気付くことができました。
その何百人というファラオの中の一人が、ツタンカーメン王なのだという意識もようやく芽生えました。
そういった意味では、実際に現地で見たり聞いたりすることの重要性にも気付けて、素晴らしい観光遺産だと感じました。
ちなみに「王家の谷」は、何度訪れても「これで満足」という気持ちにはならない広大さと奥深さのある遺跡だと思います。

第3位:旧市街(セントロ・イストリコ)黄金教会群(キト)

<行きたい度数:9.7点>
今回は、キトの旧市街セントロ・イストリコにある下の5つの教会を一まとめにして評価しました。
①キト・メトロポリタン大聖堂(カセドラル)
②ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会
③サンフランシスコ教会
④サントドミンゴ教会
⑤バシリカ教会

5つの教会とも、びっくり仰天(ぎょうてん)するくらい美しく、荘厳な中にも神秘的な雰囲気がある教会でした。
1つの都市の中に、5つの教会のうちの一つでもあれば、間違いなくその都市の観光の超目玉となること違いないと思います。
また、キトの教会群には、黄金がふんだんに使われていて、豪華さの中にも気品のある煌(きら)びやかさがあります。
それほど、上の5つは、歴史的な価値だけでなく、建築物としての価値も高いと思います。
しかし、この5つの教会群の本当の価値は、エクアドル人の矜持(きょうじ:周囲に惑わされることなく揺らぎのない本質的なプライド)が、至る所に見られることだと思います。
エクアドルは、スペインに征服され、キリスト教に改宗せざるを得ない状況でも国家や国民としての矜持を教会内に残そうと努めました。
具体的には「太陽神」や「コンドル」「ハチドリ」「アボガド」「カカオ」など南米独自の動植物を教会内にさり気なく大胆に残していきました。
そのあたりのエクアドル人の心意気を想像すると何だか意地らしくて泣けてきてしまいますよね。
建築物や装飾物を見て、「ただただ美しい」と感動するのももちろん大事です。
しかし、それらの背景にまで目を向けると、また違った見方ができることに気付かされました。
そういった意味において、キトの黄金の教会群は、ぼくにとっては非常に意義深い教会群だったと思います。

第2位:カルナック神殿&ルクソール神殿(ルクソール)

<行きたい度数:9.9点>
本当は、10点(満点)をつけたかったのですが、ルクソールという行きにくい場所にあるので、マイナス0.1点にして、1位と差別化しました。
この2つの神殿の凄さは、何といっても巨大な石柱群です。
人伝えや写真では、絶対に味わうことができない、石柱の「太さ」「高さ」「数の多さ」だと思います。
実際に行って見て初めて度肝(どぎも)を抜かれるのだと思います。
「息をのむ」という表現はこんな時に使う言葉だと体感できたくらいです。
それが、今から4000年も前に造られていたことにも驚かされます。
さらに驚くことは、残っている石柱群は、建築物の残骸の一部でしかないということです。
石柱群は、石柱を見せるために建てられたのではなく神殿を支えるために立てられたものだということです。
もしこの2つの神殿が、神殿として当時のままの姿で完全に復元されたとしたら、、、
もしかしたら、ピラミッド以上の度肝を抜かれる建造物なのかもしれません。
もちろん夢物語だとは分かっているつもりですが、この2つの神殿が完全復元されたら、ぼくはすぐにでも飛んで見に行くと思います。

第1位:ギザ三大ピラミッド(カイロ)

<行きたい度数:10点>
満点をつけたい所はたくさんありましたが、満点を一つしかつけないと決めていたので、やはり、満点はここ「ピラミッド」しかないと思います。
「人知を超えた」という表現にふさわしい地球上唯一無二の存在だと思います。
ピラミッドに出会えた時には、
「世界を自由に旅ができる時代や環境に生んでくれてありがとう!」
「今まで生かしてくれてありがとう!」
と父母をはじめ神様や仏様たちに感謝したくらいです。
何か冗談ぽい表現ですが、それほど感動したことは、正真正銘の事実です。
心残りは、「サッカーラ」や「ダフシュール」といった「ギザ」以外のピラミッド地域に行けなかったことです。
それらの地域には、「屈折ピラミッド」や「赤のピラミッド」「階段ピラミッド」「崩れピラミッド」など興味をそそるピラミッドが多数存在しています。
今度カイロを訪れることがあったら、必ず、足を踏み入れたい地域です。
人間の欲とは限りのない物ですね。
ギザのピラミッドを見てしまうと、もっと他のピラミッドも見たくなってしまうものですね。
だから、旅は果てしないのだと思います。
きっと、死ぬまで「旅したい欲求」は続くのでしょうね。

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<総評>
住んでみたい都市と真逆の結果になりそうだと思いましたが、まさに予感的中です。
住んでみたい都市で1位になった「ホーチミン」の観光地は、ほとんど登場しませんでした。
上位は、やはり、ほとんどが、エジプトとキトでした。
この10か所以外にも、ランキングに入ってほしかったスポットがたくさんあります。
・ホーチミンのホテル
・ベトナム戦争博物館
・カニタピオカ麺のお店
・ルクソールのホテル&オーナー
・オールドカイロ
・ルクソール博物館
・ハトシェプスト葬祭殿
などなど、枚挙(まいきょ)に暇(いとま)がありません。
停電ばかりしていたキトのあのホテルさえ懐かしいです。
またあの停電を味わいたいくらいの気持ちさえします(笑)
(日本では毎日の停電などは災害にでも遭わない限り遭遇できませんからね)
それほど、今回の旅には印象深いスポットが多かったのだと思います。
いい旅だったと思います。

次回は、「やってよかった」「二度と経験したくない」という2つの観点で振り返りをしたいと思います。
「二度と経験したくない」は「あまり思い出したくない」にもつながると思います。
でも、しっかりと思い出して旅の教訓にしなければいけないと思います。
相反する2つの観点ですが、どうぞ、お楽しみに!

(第2話、終わりです)

(第3話は、「この旅でやってよかったベスト5」「二度と同じ経験はしたくないワースト5」です)

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